身体内部の微妙な連動練習(操体法)にもよいよ(2.手首の内転と外転)
前回「極め方は動画や下記説明の他にも可能です。自分で工夫してもっとフィットする極め方を編み出してみてください。」と書きましたが、ここで紹介している手首への抵抗:極め方は、ひとりで練習するためのひとつの提案です。
実際に操法を施す場合には、患者さんの姿勢等で動きの方向性や可能性を考慮し、無理のない抵抗のかけ方や位置取りを工夫する必要があります。
ともあれ、この手への抵抗練習は楽しいです。
動画にあるように大きく連動しなくても、手を極めた状態で全身をほとんど動かすことなく、身体内部のみをウネ~っと微妙に動かすことも出来ます。
外からは見えない、身体内部の微妙な連動の練習にもお勧め。(^o^)
1.内転:末端(手)への抵抗 --抵抗の独習
・極め方
片手を反対の手の甲側に乗せるように親指の腹を手首内側に当てます。
その状態で、反対の小指付け根に当たっている小指を手前に引くように、反対の手の甲を水平に内側にねじるようにします。
・動き
極められた手を、水平に外側にねじるように動きはじめます。
抵抗する側の手は、親指を軸にして、小指で手前に引くような抵抗をしながらついていきます。
動きはじめたら全身が協調的に連動するように動いていきましょう。
抵抗する側の力は、手首がちゃんと動いていける程度の強さで抵抗しつつついていきます。
動く側の手首がちゃんと動いていけるように。
ある程度動いたら、ストンと脱力して終わりです。
1.外転:末端(手)への抵抗 --抵抗の独習
・極め方
片手の手の平を上に向けて反対の手の平側から中指を巻き付けるように手首外側に当てます。
その状態で、反対の手首内側に当たっている親指の付け根で押すように、反対の手の甲を水平に外側にねじるようにします。
・動き
極められた手を、水平に内側にねじるように動きはじめます。
抵抗する側の手は、中指を軸にして、親指付け根で押すような抵抗をしながらついていきます。
動きはじめたら全身が協調的に連動するように動いていきましょう。
抵抗する側の力は、手首がちゃんと動いていける程度の強さで抵抗しつつついていきます。
動く側の手首がちゃんと動いていけるように。
ある程度動いたら、ストンと脱力して終わりです。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント