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2016/10/28

澄んだ体、澱んだ体(按摩的感触)

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上の図は、それぞれ「澄んだ体」と「澱んだ体」に触れた感触のイメージ図。
人の体に触れた感触は、ほんと、こんな感じです。

人はほとんど水で出来ていますから、「澄んだ体」はサラサラの綺麗な水。
なのですが、体が澱んでくると水の流れが濁ってきてドロドロになり、それが進むとほぼ固体のように硬くなります。
一般的には、この硬くなった状態を「凝り」と呼びますが、個人的には澱んだ状態も共に「凝り」と呼びます。

ちなみに、人体で「凝る」といえば筋肉だけを思い浮かべるかも知れませんが、皮膚や皮下脂肪、筋肉、骨膜や骨など、身体組織全般に渡って凝ったり澱んだりします。

水がサラサラだと感覚も生き生きとしていますが、澱んでくると澱みの度合いによって感覚も鈍くなります。
すみずみまで感覚が行き渡っていると体はとっても軽く感じますが、感覚が鈍くなるとその分「自分の体」的感覚が失われるわけですから、重~く感じるようになります。(これが常態化して当たり前になっていると、その重さも感じなくなります)


腕の感覚・左右差(実験)

などという説明を聞いても、今ひとつ実感的に分からないかも知れないので、ひとつ実験。

1.さする前の確認

まずは、立って目を閉じます。
そして両腕を感じてみましょう。
左右の腕は、今どんな感じでしょう。
左右の腕の感じに、違いはあるかないか。
多くの人にとって、左右の腕の感覚にそれほど違いはないと思いますが、その両方の腕の感覚、感触を覚えておきます。

2.片腕をさする

次に、立ったままでも座ってもいいですから、片方の手でもう一方の手をさすりましょう。
例えば左手で右手をさするとします。
最初は、両手をこすり合わせるようにし、しばらくさすったら今度は右手の甲をさすります。
右手の甲をさすり、右手首の甲側に上がってさすり、さらに右肘まで上がって甲側の腕全体に渡ってさすっていきます。
右手の甲側を肘までさすったら、今度は右手の手の平からはじめて、さっき同様に手の平側の肘までをさすります。

要するに「肘から下の、手から腕までを丁寧にさする」という試み。
もし気持ちよい場所やもっとさすってみたい場所があったら、気の向くままにさすってみましょう。
往復的にシュッシュッと素早くさすってもいいですし、往復的にそろりそろりと優しく丁寧にさすってもよいです。
(個人的に落ち着きのない人なので(^^ゞ、ぼくはシュッシュッ派です)

3.さすった後の確認

一通り片腕をさすったら、もう一度立って目を閉じ、両腕の感覚を確かめてみます。
もちろん感覚には個人差がありますから、全員が感じるというわけではないですが。
上のイメージ図、実感としてわかりません?

さすった方の腕の方が軽くなり、ほわ~っと膨らんで拡がったような感じになり。
反対にさすっていない方の腕は、棒のように重く、キュっと締まったような感じ。
そう、あのイメージ図と一緒なんですよね。


澱んだ体は感覚が鈍くなりますが、逆にその鈍った感覚が目覚めてくると、澱みが流れて澄んでくるんです。
さすることで感覚が蘇り、徐々に凝りも解消されいく・・・。

江戸時代後期、按摩の技は「揉む」こと中心になりましたが、それ以前の按摩は「さする」ことが中心の技でした。
按摩の古典「導引口訣鈔」の「導引根源の訓(おしえ)」に次のようにあります。

『諸々の病いずれが根本原因なるや。
 曰く。
 つかえ滞るによりて起こるなり。』

そして「導引口訣鈔」の中に書かれている按摩手技のほとんどがさする技。
さすることで凝りがほぐれたり体が軽くなるって、ほんとお手軽。

体が重だるい時なんかは、ほとんど膝から下が澱んでいますから、脛やふくらはぎ、足を気持ちよく丁寧にさすってあげると、かなり快適になります。
やり方は「その人なりに気持ちよくさする」がベスト。
さする場所も「やりたい場所をやりたいだけ」。

気が向いたら是非お試しあれ。(^o^)/

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2016/10/26

著作権切れのKindle復刻版を出版しよう!

国会図書館デジタルコレクション(インターネット公開)には、明治、大正、昭和の著作権保護期間が満了した書籍の画像データが豊富に収蔵されています。
小説から実用本、専門書籍に至るまで、かなりのお宝の山です。

そして、所有権や人格権、商標登録に抵触しない限り、上記サイトで公開されている著作権保護期間満了書籍はパブリックドメインとなるため、誰でもその書籍を出版することが出来ます。
実際ぼくも、これまでに3冊の著作権保護期間満了書籍をKindle復刻版として出版しています。

個人的興味として、仏教や道教、インド関連が大好きなので、今後もそれらに関する専門書を復刻していくつもりです。
かなりマニアックなジャンルばかりなのでほとんど売れませんw
とはいえ、自分の興味のある書籍を、写経のようにタイピング出来るのはしあわせ。
必ず二度以上は校正するので、繰り返し読める(読まなくてはいけないw)のもかなりなメリットです。

Amazonを見ると、著作権保護期間満了書籍の画像を並べたKindle本も販売されていますが、非常にもったいないと思います。
そもそも国会図書館のサイトに行けば読めるものですし、どうせならば新たにテキスト化したものを出版して欲しいと思うのは、まあ、単なる個人的趣味の問題ではあります。
そんなわけで、自分で復刻するものは、著者への敬意も含めて、きちんとテキスト化したものを出版したいです。

他の人たちも、是非とも各自の興味ある専門書をどんどん復刻していってほしいです。
そうすれば、ぼくが見逃している興味深い古い専門書が出版されるかも知れないし、かなり楽しみ。

というわけで、自著「簡単!本格的!電子書籍の作り方」公式HPに掲示板を設置しました。

「簡単!本格的!電子書籍の作り方」掲示板

「簡単!本格的!電子書籍の作り方」に関する話題に限らず、EPUBやKindle書籍作り、Amazonでの出版に関する事など大歓迎です。
興味のある方は書き込みして下さいね。(^^)/

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2016/10/04

友だちがKindle版小説を出版したよ

友人でAskMona掲示板「自作の短歌を書いていく」トピック主宰者のなのはなさんがKindle版小説「青って雰囲気」を出版しました。
今月8日(土)午後5時まで無料キャンペーンをやっているので、是非読んでみて下さい。

・「小説 青って雰囲気:」 (Amazon)


高校生のスタンドバイミー的な小説で一気に読めると思います。
編集&電子書籍製作は不肖puruがやらせてもらいました。

↓小説のイメージ4コマ。

4koma

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