〔復刻版〕『陰符經』遠藤隆吉・松本文三郎 Kindle版発売
とある解説書に「相克する宇宙の理法を盗む」という副題が付くくらい、なんだかとってもクールな『陰符経』。
昔から、仙学や内丹学において非常に重んじられて来た古典なのですが、たった400文字前後の経典だけにとっても難解。
特に日本では、その解説書を見ることがほとんどなく。
ここに明治44年遠藤隆吉著『陰符經』と、明治40年松本文三郎講述『支那哲學史』中の一編「第二章 第二期に於ける哲學思想の變遷 陰符經」をセットにして電子書籍で復刻することにしました。
『陰符経』自体の難解さと、明治期日本語の難解さが相まって、繰り返し読まないとなかなか概要すら掴めませんw
とはいえ、繰り返し読むことを想定して電子書籍化したわけで、今後もスマホやPCで何度も読み返すつもり。
古書を読む愉しみは、繰り返し読みつつ、最初はモワ~っとおぼろだった印象に、徐々に色や形がつきはじめていくところ。
読書百遍意自ずから通ず、を期待w
・〔復刻版〕『陰符經』遠藤隆吉・松本文三郎 \500(Amazon)
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