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2016/06/05

「現代語訳 導引口訣鈔」レビュー

和久田哲司/訳「現代語訳 導引口訣鈔」(\2,160)が到着。
販売サイトやレビューを見ても、今ひとつ本の内容が掴めなかったのですが、参考資料として試しに購入。
購入前には「1.原書の現代語訳のみ」と「2.原書の現代語訳+手技&語句等の解説」のふたパターンを想定していたのですが、結果は前者でした。

「現代語訳 導引口訣鈔」は「現代語凡例」に従って原文を現代語訳したもので、原文から読み込もうと思っている方にはちょっと物足りないかも知れません。
「現代語凡例」は例えば
・「摩する」は「摩擦する」
・「摩転」は「摩擦して動かす」
など、当時の漢字からある程度想像できる範囲ですし、もちろん個々の漢字の意味を調べれば明らかになります。
もちろん、ひとつの資料としてとっても有益です。

ちなみに谷口書店発行、大黒貞勝著「導引口訣鈔 (附)按腹図解」を既に持っている方でも、大黒氏の現代語訳は原文に忠実というわけではないので、和久田哲司/訳「現代語訳 導引口訣鈔」を更に購入するのも吉だと思います。
ただ、大黒貞勝著「導引口訣鈔 (附)按腹図解」には導引口訣鈔原文コピー画像も掲載されているので、その原文も参照している方でしたら「現代語訳 導引口訣鈔」は物足りないかも。

また、導引口訣鈔原文は京都大学附属図書館で公開されています。
「導引口訣鈔」京都大学附属図書館所蔵 富士川文庫セレクト

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