« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »

2016/05/25

按摩資料としての「鬼貫論」

「鬼貫論」来たーーーっ!

160525

というわけで、待ちに待った古書「鬼貫論」がやっと到着。
昭和19年発行の俳人、鬼貫(おにつら)の研究書。

鬼貫という名前ははじめて聞いた(わけでもなかったのは後に判明)のですが、何やら「東の芭蕉、西の鬼貫」と称されるほど当時では芭蕉に次ぐ俳人だったとか。

近代デジタルライブラリーにある「古今導引集」の転刻をしていて、判読しづらい漢文(白文)をネット上で検索していたら、なんと探している漢文を返り点つきで掲載している本があり、それが山崎善好/著「鬼貫論」なのでした。
「やたっ!ネット時代は有り難い!」と喜んだのもつかの間、そこには更なる驚きが・・・。

按摩の古典としては今ひとつ重きを置かれていない「古今導引集」(漢文)の著者は、明から渡ってきた澄相公という人から導引按蹻を伝授された大久保道古。
その後、大久保道古の弟子である宮脇仲策により「古今導引集」を元とした仮名交じり文の「導引口訣鈔」が出版。
按摩の古典としてはこちらの方が圧倒的に有名だったりします。
そして、これまでこの「古今導引集」~「導引口訣鈔」の系譜はこの両書の中だけで完結しており、大久保道古や宮脇仲策周辺のことが窺える資料はありませんでした。(少なくてもぼくの中では)

ところが、「東の芭蕉、西の鬼貫」と称されたその鬼貫が、「古今導引集」「導引口訣鈔」の大本である大久保道古の弟子だったとは・・・。
鬼貫は25歳の時に「誠の外に俳諧無し」と大悟しその後も精進を続けたそうですが、そには導引師という背景も密接に関係していたはずです。
「鬼貫論」著者の山崎善好氏は「導引鬼貫」という章で、日本における按摩(導引)の歴史からはじまり、それまでは明らかではなかった導引師鬼貫に関する資料も探っており、按摩の資料としても貴重な書籍。

ところで、按摩の歴史を確認するために自分のホームページを漁っていたら、ありました、鬼貫導引に関する資料。
滝沢馬琴が諸国を遍歴した際に見聞した各地の伝記、墓誌、説話などを収録した「曲亭漫筆」。

曲亭漫筆 下 鬼貫が伝同導引(現代語訳)

鬼貫、姓を上島氏といい俗称は興総右衛門、槿花(きんか)翁と号す。
摂津の国は伊丹の人なり。
後に大阪に住み姓を平泉と改める。

はじめ俳諧を維舟および宗因に学び、後に一家をなす。
「鬼貫独言」、同句選など世に行われる。

元文三年(1738)八月二日、七十八歳にして没す。
伊丹墨染寺に墓あり。

浪速に滞在中のこと、或る人の話に、「鬼貫、ある時期は行わなくなったが、ひと頃は和州郡山侯の足軽などつとめ、その後大阪に住み、子供の導引などしてひっそりと暮らしていた。」という。

今なお大阪にて鬼貫導引として小児治療に足から上へも施す按摩の法がこれだ。

「鬼貫論」は国会図書館近代デジタルライブラリーで閲覧できます。
「鬼貫論」山崎善好/著:近代デジタルライブラリー

上記ライブラリー画像では、文字が判読不能だったりする箇所もあるので今回古書を購入したのですが、さすが画像ではなくて印刷物。
しっかり判読できます。
現在「古今導引集」は後回しにして「鬼貫論」中44ページある「導引鬼貫」を転刻中。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/05/17

「史記」扁鵲伝:「古今導引集」を読む3

史記に曰く、垣の一方の人を視る、又云う、割皮、解肌、訣脈、結筋、搦髄(デキズイ)、採荒、爪幕、完腸乃ち此れ本。
 ※搦(ジャク、ダク。からめる。とる。)

・意訳
「史記」扁鵲倉公伝に曰く「(師の長桑君から譲り受けた、物の内側を見ることが出来るようになる秘薬を30日間服用した後)扁鵲は本来ならば見えない垣根の向こう側の人を見た。これにより病を見るとたちまち五臓の凝結を見ることが出来るようになった」。
また曰く「皮を割き肌を解き、脈を別けて筋(すじ)を結び、脳髄を絡め取り、荒を採り幕に爪し、腸胃を洗い、五臓を洗いすすぐ。精を練ることで形を変える」。
これらが基本となる。

・メモ
扁鵲伝説は今回はじめて読みました。
あくまで比喩的表現だと思っていたのですが、伝説では透視能力があったということになっていました。

後半の「皮を割き~」はまるで外科手術を思わせるような表現ですが、このように導引按摩を用いて行うということのようです。
「荒を採り幕に爪し」は、荒れた部分を取り出し膜を爪でこそげる、みたいなイメージでしょうか。
出典原文は以下になります。

「乃割皮解肌.訣脉結筋.搦髓腦.揲荒爪幕.湔浣腸胃.漱滌五藏.練精易形.」
 ※湔(セン、サン。あらう)
  浣(カン。あらう)
  嗽(ソウ、ス。せき、すすぐ):せかせかとせきをする。水を吸ってはせわしく吐く。
  滌(テキ、ジョウ、ジャク。あらう)


未だ病まざるを治するは道統の心印、養家の急務なり。
若し能く之に達すれば證を察すること鏡に対(むか)う如く、病を治す芥を拾う如く万挙万当危からず。
国家の司命と謂う可く民を生かすの父母なり。
鍼灸薬の効を蔑にし則ち按法に非ずして何ぞや。
必ず死を起し再生を獲るは摩療に非ずして何ぞや。
此術盛んに行わるとき則ち国に疪札の殃(わざわい)無く、家大傷の愁無し、人々壽域に躋(のぼ)り不老の門に入る。
己みぬるか古えの遠きに去り正伝殆ど湮晦、異流頗りに興り狂瀾難廻。

 ※疪:=痹(しびれ。リューマチ)
  札:用例--夭札:若死に。
  湮晦(インカイ):滅び無くなってしまうこと。

・意訳
病気になる前に治すのがこの道を継ぐ者の印しであり養生家の急務だ。
もしこの道に達すれば、病証は鏡に映るように察することができ、病気を治すのはゴミを拾うように間違うことなくたやすいものになる。
国家の使命となり国民を生かす父母ともなるのだ。
鍼灸や薬も及ぶことのない効果を現してこその按摩法である。
この術が盛んに行われる時、国に難病のわざわいはなく、各家庭に病気の心配はなくなり、人々は長生きとなり不老の門にさえ入るのだ。
しかし、伝統は既に途絶え正伝は滅びてしまった。
正伝とは異なる方法があちこちにはびこっている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/05/14

「導引口訣鈔」との違い:「古今導引集」を読む2

舜禹(シュンウ)の撫民や天性に任ずるなり。
䟽河(ソカ)水勢に随(シタガ)うなり。

・意訳
黄帝に続く堯舜禹が民をいたわる理想の治世を行ったのも天性にゆだねていたからだ。
川が水の勢いに従って流れを変えていくように、万物の生成変化は天地陰陽がお互いに接し触れ合うことによって生じる。

嬰児若きに至って傷(ヤマイ)に逢えば即ち之を捖捺す。
禽獸悩みあれば則ち之を抓揲(ソウセツ)す。
是れ皆強からずして之を為す。
自然に出で私意を加えざるなり。
大なるかな至れり。
万民に邪を除き苦みを救うを教うる所以。
 ※捖(かん):1.刮:けずる。えぐる。なでる。2.打
  捺(なつ):おす、おさえる。
  抓(そう):1.つまむ、つかむ。2.かく、ひっかく(=掻)。
  揲(せつ):1.用例)揲蓍(筮竹をとる)。2.取る。

・意訳
幼い子供が怪我をした時、誰に教わることもなくこれを撫で抑える。
動物もまた患いがあればこれをひっかき払う。
これらはみな決して強いてなしているではなく、考えることなしにごく自然に行っている。
生はこのようにして完うされる。
これこそが私が教える所の万民から病を取り除き苦しみを救う方法だ。

養生身を護り延齢久しく視るは導喬の術に能う莫(な)きか。
竊(ヒソ)かに視るに経の文。
-黄帝-問うて曰く、或は導引有り行気、喬摩、灸熨(きゅううつ)、飲薬の一を独り守るべきや、将に盡く之を行うか。
天師答えて曰く、諸の方は衆人の方なり一人之を盡く行う所に匪ざるなり、此れ乃ち所謂一を守って失う勿れ、万物畢(おわ)る者なり。
此を以て之を視るに導喬は治術の根本なり。
又-黄帝-曰く、気血を理(ワキ)まえ、順逆を調え、陰陽を察し活かして諸方兼ぬ。
緩節柔筋、而して心和らぐは導引行気せしむべし。
茲に由て之を顧みれば、天下の至精に非ざればその孰(いず)れか此と共によく能う。

・意訳
身を養う養生や長寿に至らしめるものは導引按摩の術の他にはないのだろうか。

黄帝内経霊枢、病伝第四十二に次のようにある。
黄帝曰く「導引行気、按摩、灸、鍼、飲薬などあるが、これらの中のひとつだけを学ぶべきか。またはこれら全てを行うべきか」。
岐伯(ぎはく)曰く「それらの方法は多くの様々な人々に向けたものなのです。ひとりですべて行うというものではありません」。
黄帝曰く「それがいわゆる〈一を守り失うことがなければ、万物に悉く通じた者となる〉ということか」。

ここで黄帝が最初に導引行気喬摩を挙げているのを見るに、導引按摩が治療術の根本だからだろう。

また、黄帝内経霊枢、官能篇第七十三には次のようにある。
黄帝曰く「言葉が穏やかで物静か、そして手先が器用で心が繊細な者には鍼灸を行わせるべきだ。気血を理解して順逆を調え、陰陽を察することで他の諸々の方法を兼ねさせなさい。関節を緩め筋を柔らかくすることで心が和らぎ調う者には導引行気を行わせなさい。」

このことから思うに、世間で特別に純粋な者でなければ、諸法からひとつを選び完うする者はないだろう。


・メモ
「古今導引集」では所々に古典からの引用がありますが、前後の文章があった方が分かりやすかったり、若干漢字や言い回しが異なったりする箇所もあるので、出典が確認できるものは出典名を明確にしています。

それにしても、黄帝の「導引行気、按摩、灸、鍼、飲薬などあるが、これらの中のひとつだけを学ぶべきか」以下3行から「此を以て之を視るに導喬は治術の根本なり」と断じるのはちょっと唐突過ぎるかも。(^^;
一応「導引口訣鈔」にも同様の文章があり、そちらでは『導引を最初にいへるは、療術の肝要たる故なるか』と断定ではなくてちょっと柔らかい言い方。
意訳ではこちらを参考にしました。

また、「霊枢」官能篇第七十三の引用後の「天下の至精に非ざればその孰(いず)れか此と共によく能う」もちょっと唐突に思います。
この下りも「導引口訣鈔」の方が文章としては圧倒的にスマートです。

また黄帝曰く、気血をおさめて而も諸々の逆順を調え、陰陽を察して而も諸方を用い、節を緩げ筋を柔らかにす。
而して心和利なる者の導引行氣せしむべしと言う。

右の文意を考うるに、智能全く備わり醫道の根元に通達し、兼ねて諸道を明らかにし心躰共に和順なる人を撰んで訓おしえべきとなり。
浅き智恵にては専門に至りがたし。
不學無能にして奥義を究めず。
妄りに行わば、小刀細工なり。
此の道の宗匠と云いがたかるべし。
  「導引口訣鈔」按摩人を選ぶの訓 より

ひょっとしたら、ぼくが依拠している京都鍼灸振興会刊の「古今導引集」が白文写本を更に読み下し写本したものなので、文字や文章が抜けている可能性もなきにしもあらず・・・。

ちなみに、大久保道古/著「古今導引集」は1707年。
大久保道古の弟子である宮脇仲策/著「導引口訣鈔」は5年後の1713年に出版されています。
それにしても、「導引口訣鈔」は「古今導引集」の力わざ的強引な文章をスマートでこなれた文章に補完修正していると感じます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/05/12

導引と内丹:「古今導引集」を読む1

渾沌(コントン)として未だ判ぜず。
陰陽未だ動かざるの先万物寂寥(セキリョウ)有り名づけて元霊一気と謂う。
茲に既て以て頣養之を練(ネ)るの道を守る。
※頣養(イヨウ):栄養をとらせてやしなう。転じて、中にかこんで大事に育てること。

・意訳
陰陽が未だ分かれず未だ動かない宇宙誕生以前。
そこは渾沌としながら静かに寂寥としており、ここにこそ頣養を練る道、元霊一気が守られている。

両儀立ち而して生(セイ)生(ウマ)る。
易に曰く柔剛相摩(マ)八卦相盪(ウゴ)く。
又曰く柔剛相推し変化(ヘンゲ)を生ず。

・意訳
渾沌とした元霊一気から陰陽両儀が生じ、ここにはじめて動きが生じた。
周易繋辞上伝に曰く「易に太極あり、これ両儀を生ず。両儀は四象を生じ、四象は八卦を生ず」。
陰陽両儀は四象(変化の現れ。四時:春夏秋冬)を生じ、四象は万物たる八卦を生じる。
また周易繋辞上伝に曰く「剛柔相摩し、八卦相盪かす」、更に曰く「剛柔相推して、変その中に在り」と。
陰陽剛柔が互いに接し触れ合うことで、またさらに万物万象である八卦もまた互いに動かしあうことで変化が生じる。
陰陽剛柔が互いに交錯することの中にこそ多様性に満ちた変化が生じるのだ。


・メモ
古くは導引按摩または導引按蹻とも呼ばれる「按摩」ですが、そもそも「導引」とはどういう意味なのでしょう。

【導引】
道引とも書き、〈吹呴呼吸し、故気を吐き新しきを納る〉(「荘子」刻意篇)とあるように、正気を導いて体内に入れ、これによって心身を調整する道家の養生法のひとつ。
……略……
長生術という観点よりすると、導引は調息・房中とともに内丹に含まれる。
   平河出版社「道教事典」より

「荘子」刻意篇では「吹呴呼吸し、故気を吐き新しきを納る」の後に「熊経鳥申し、寿を為すのみ」と続き、古い淀んだ気を吐き出し新鮮な気を取り入れること、熊や鳥のようにゆったりと大きく動かすことが長寿の秘訣だとしています。
導引とは、古い淀んだ気を体内に残さずに吐き出して常に新鮮な気を取り入れ、体がのびのびゆったりと動くように保つことと考えてよいようです。
それを他人に施すのが導引按摩。

こういった養生法的導引もありますが、中国古代の実践的瞑想法でもある「内丹に含まれる」とあるので、内丹についても見てみましょう。

中国内丹界の第一人者であり自ら内丹家でもある胡孚琛の論文「内丹学の原理と理論体系」が極めて優れているので、そこからいくつか引用してみます。
(同論文の日本語訳→胡孚琛著「内丹学の原理と理論体系」

内丹学は術として道教に仮寓する文化体系であり、千巻にも上る《丹経》は実質的には内丹家が代々受け継ぐ人体システム工学実験の実施記録だ。
このことから言っても、内丹学は道家と道教文化の宇宙論と人生哲学、人体観、修行経験をひとつにし統合する理論体系であり行為モデルでもある。
またこれは、人体の深遠なる神秘の探求と人体の潜在能力開発のために修煉するひとつのシステム工学でもある。

ぼくは中国語がチンプンカンプンなので、翻訳ソフトを参考に中国語を日本語漢字変換した漢文から日本語訳しています。
胡孚琛氏の文章は格調が高くとっても漢文チックなので、苦労はしますが意外と訳しやすいです。
文章に気合いが入っていて物凄くカッコイイ文章です。

内丹学は一種の不老不死、絶対的に永久不変の状態を追求するが、物質の推移は熱力学第二法則のもとエントロピー増加傾向にあり、動植物はすべて、生まれ、成長し、成熟し、衰え、老化し、死ぬというプロセスをたどる。
生まれたものはすべて最終的にはみな滅びる運命にあるが、これは自然科学の法則だ。
しかし内丹学家は逆に永久不変の滅しないものを探り出した、これこそが"虚無"だ。
丹家は虚無を"○"と描き、一個の丸い輪を用いて宇宙が未だ創生される以前の状態を表した。 実質的に、虚無とは道だ。
道家、道教的宇宙創生進化のビジョンと人体生成説によれば、宇宙と人体生命の生成はすべて道にその源を発する。
道は虚無状態の中よりまず元始の先天一炁(又は太乙真気、先天祖気という)を化生して生み、このような先天一炁こそが宇宙万物の運動が生気に満ちあふれ、また人体と生命活動の源泉だとみなされる。
その後先天一炁より陰陽ふたつの性質が化生して生じ、"一陰一陽之を道と謂う"というように、陰陽学説は天道、人道、丹道の宇宙根本法則を貫いており、中華民族伝統の智恵およびすべての学問の出発点なのだ。
初期状態の宇宙は陰陽二性質により激しく混じり合い揺れ動き、物質、エネルギー、情報の三大要素を生み出し、更にこれら三要素の進展変化により入り乱れた世界に万物が創り出される。
これが老子《道徳経》の中にある"道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず"の宇宙生成変化の図式だ。

「古今導引集」も、まさにこの宇宙生成変化の図式からはじまりまっています。
はじめは体裁を整えたり威厳を付加するための定型的枕詞的なものかと思っていましたが、どうやら激しく重要な基本のようです。

丹家は人体自身を一個の小宇宙だと見なし、それと天地の大宇宙は相互に感応しており、人体生成の図式も宇宙進化の図式も理論上にあっては一致する。
陰陽五行学説と天人感応原理は中国哲学の理論的支柱であり、内丹学の法訣も天人相通の理論を根拠に設計されている。
丹家はただ混沌状態に入ることと宇宙初期の状態と互いに感応させることを考え、それによって先天一炁を招聘する。

このような先天一炁はビッグバン以前の情報源であり、時間と空間がまだ展開していない初期情報であり、自然界にあって最も根本的な内在律動なのだ。

初期宇宙の中に隠されていた秩序は、普遍的宇宙律動を生む情報源だ。

内丹家は人体律動と宇宙律動とを調和させる技術を通して、人体の精、気、神などの元素を充分に励起させ、量子レベルにおいて自然界の根源と相互作用し、宇宙の中に残留する初期情報を体内に招聘するに到り、これにより後天を先天に返じて天人同一の境界に到達する。

導引はこのような壮大な内丹的世界を背景にしているのだということを念頭に、今後も「古今導引集」を読んでいきたいと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/05/07

新品の爪やすり到着

やっぱりメール便だとちょっと時間がかかります。
とはいえ注文の3日後なのでぜんぜん許容範囲。

さっそく開封してヤスリ面に触れてみると・・・。
・・・。
使用中のヤツとぜんぜん違う。(^^;;;

なってこったい。
これならもっと早く買い替えるべきでした。

というか、おニューの爪やすりは切れ味よくて深爪しそうで怖いくらい。
最初はおニュー、仕上げはお古、って感じで使っていきましょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/05/04

爪やすり9年経過で買い替え

何十年の使用にも耐えられるというチェコ製のブラジェク・ガラス爪やすり。

毎日けっこうガシガシ使い続けて9年目、さすがに削り具合がなまってきました。
まだまだ使い続けられそうではありますが、削り具合のシャープさに欠けてきたので、さっそくAmazonで注文。

140mmタイプもありますが、個人的には90mm両面タイプの使い勝手がとってもよかったので、今回も90mm両面タイプ。
関東なら配送料無料の業者さんがあったので、そこで注文、950円也。

ブラジェク ガラス爪やすり 90mm 両面タイプ(プレーン) Amazon

9年前の購入時のことをメモした記事が以下。

・按摩さん超お勧め・爪ヤスリ: 町の按摩さん blog
http://anma.air-nifty.com/anma/2009/05/post-0521.html

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »