« 2014年7月 | トップページ | 2014年9月 »

2014/08/25

肩甲骨をゆるめる体操

昨日、日本テレビ「スクール革命」で肩甲骨まわりをゆるめる体操を紹介していました。
指導は”肩甲骨を動かすゴッドハンド”前島敏也さん。

検索してみたら、ヨガとアユルベーダの整体院をやっている先生でした。

・豊島区池袋|ヨガとアーユルヴェーダのニューエイジ
http://www.seitai-yoga.com/

前島式 肩甲骨ウキウキ・ダイエット」や「前島式バストアップダイエット」などの本も出しているんですね。

何はともあれ、肩甲骨まわりをゆるめるに最適の運動、ストレッチでした。
ありがとうございます。m( _ _ )m > 前島敏也さん

おそらく今後毎日やると思うので、やり方を覚えるためにもメモしておくことに。

1.肩甲骨を横に開く体操
これは少しわかりづらいので、順を追って図解してみるテスト。

・横に腕を伸ばし
1408241

・肘を曲げる
1408242

・手先を下に向け
1408243

・手の小指を脇腹に当てる-1
1408244

・両手の小指を脇腹に当てる-2
(手の甲が上を向くように手首は背屈する)
1408245

・両肘を前に出す
1408246

ちょっと手首の小指側がつらいですが、慣れてくれば手首もゆるんでくるかも。
肩甲骨が横に開くのが感じられて、けっこう気持ちよいです。

2.肩甲骨を寄せて浮かす体操
これは単純で動きがわかりやすいですし、かなり快適に肩甲骨が寄ってくれます。
肩甲骨の寄って浮く動きも楽しいですが、肩関節前部、三角筋前部が伸びる感じもよいです。

・体の背面で指を組む(肘は伸ばしたまま)
1408247

・上体を前屈させて腕を天井に向ける
1408248

ちょっとしたアレンジで、腕や上体を左右に傾けると、傾けた側の肩甲骨が更に寄って浮き、肩関節前部も更に伸びます。

3.肩甲骨を開く体操
これはちょっとわかりにくい動きですが、ヨガでこれに似たポーズ、ワシのポーズ(←リンク先:綿本ヨガスタジオ・ポーズ辞典)があり、参考になるかも。
とりあえず細かく図解してみます。

・片腕を前に伸ばす
1408249

・反対の腕で下をくぐらせるように交差させる
14082410

・下になった方の腕の肘を曲げる
14082411

・曲げた腕の親指が自分の方を向き、手の甲が顔に向くように手の平を回す
14082412

・伸ばしていた腕の肘も曲げ、手の平と手の平を合わせる
14082413

・上体を反らしながら両肘を天井に向ける
(両肘は胸から遠ざかるように)
14082414

・左右の腕を入れ替えて同様に行う

これもちょっときついですが、肩甲骨が開き、肩関節(三角筋)の後側面が伸びる感じがよいです。

4.肩甲骨を閉じる体操

・体がコの字になるように背面で支える
(お腹を天井に向け、膝を直角に曲げ、腕は伸して背中側で支え、手の指先は頭上方向に向くように)
14082415

・足先の方に体を移動させ、お尻がカカトに乗るように
14082416

・体が反った状態で5秒間キープ×3セット

これもけっこう楽しい。
肩甲骨が気持ちよく閉じ、肩関節前面や胸部が伸びます。


それぞれ4までひと通り行ったら、再度1と2を行って、肩甲骨の柔軟度の変化をチェックしてみます。
これ、けっこう変化しているので面白いです。

肩まわりが楽になりますし、立って腕をブランブランさせると、今まで以上に腕がフリーにぶら下がっている感が味わえます。

というわけで、今日で2回目。
当分続けて遊んでみます。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2014/08/13

清時代の内丹家、劉一明の内丹が面白そう

清時代の内丹家に劉一明という人がいます。

以下は石田志穂さんという方の研究概要。

ちなみに、以下には「性」や「情」という言葉が出て来ますが、劉一明さんは性命双修を提唱しており、「性」とは心の本質のことで霊性(陽)を表し、「命」は身体の本質のことで真情(陰)を表しています。

・KAKEN - 明清期における道教の暝想法(内丹)について(03J00153)
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/03J00153.ja.html
========================
宋代までの内丹における「性功」とは一般的に、欲望を除去して静浄な心境を保つという仏教的精神修養であった。
しかし、宋学の影響を内丹も受け、明清に至ると「性功」を「気質の性」が気の偏倚のために偏ってしまわないよう保つこととする例があらわれた。
ただし、多くの内丹家は、「理」には言及せず、あくまでも「気」に即する「気質の性」のみを「性功」の対象としていた。
内丹思想は純粋な理念としての「理」へと向かう可能性を帯びつつも、「気」の操作体系である以上「気」を越えられないというジレンマを抱えていたのである。

このような思想的状況にあって、清の劉一明は、「陰陽交合」を陰気と陽気の交合とはとらえず、「性」と「情」の交合とした。
つまり、劉一明は煉気に取って代えて、修性を内丹の主要功法としたのである。
内丹はもはや「気」の操作体系ではなくなり、人間の精神のみを対象として操作し、それを修煉するものとなったのである

劉一明が最終的に目指すのは、「天賦の性」(朱子学における「本然の性(理)」にあたる)のみの人間となること、人間の「理」化であった
人間の「理」化とは、具体的には人間が気の影響を受けない純粋な理念としてとらえられることを指す。劉一明は「玄竅」という論理的概念装置を設定し、その力動性によって、気としての人間を理念・思惟としての人間へと位相転換・次元移動するのである。
劉一明は、人間の質料的気としての側面をもはや重視せず、人間の本質を純粋な理念・思惟それ自体にあると考えたのである。

明清思想史は、ふつう心学から経世致用の学へ、ないし理学から考証学へと転換したと説明されている。
しかし、内丹思想の世界においては、人間の精神活動・知的営為を純粋化・抽象化して考える思索・思弁が展開されていたといえるのである。
しかもそれは禅や心学のように直観・直覚に帰結するものではなく、いくつかの概念装置を準備しつつ、論理的に方法として追求されるものであった
明清の思想には、従来考えられてきた思想史的展開とは異なる、もう一つの道が存在していたのである。

========================

『内丹はもはや「気」の操作体系ではなくなり、人間の精神のみを対象として操作し、それを修煉するものとなった』

内丹というと、小周天や大周天を用いる気功的なものを想像してしまいますが、意念も用いず気の操作も行わない、純粋な意識や精神の理解と修煉。
実際にはどういうものなのか、興味津々です。

上記研究の論文が読みたいと思ったのですが、論文が掲載されている研究誌が見つからなかった、のかな。
随分前に探したので忘れましたが、その後劉一明の著作集である「道書十二種」を購入。

が。
中国語なのでなかなか進まず。(^^;
劉一明著「修真九要」が面白そうなのですが、九要あるうちの第二要の途中までしか訳せない。
難しい~。(^^;;

その後、Web上で劉一明著「金丹四百字解」の日本語訳を見つけ、繰り返し読み、なんとか劉一明的内丹のアウトラインが薄ボンヤリと見えてきたかも、でも、ほとんど見えてないよね、みたいな今日この頃。

・金丹四百字解
http://www2s.biglobe.ne.jp/~xianxue/jindan400/jindanA_U+J.htm

実は「金丹四百字解」は、本文の他に「註疏四百字真義歌」という歌訣と「学人二十四要」「丹法二十四訣」という要訣が付属しています。
今はその補足を訳しているところ。

劉一明的内丹が薄ボンヤリ見えてきたかも、と書きましたが、これでも格段の進歩なのです。
数回読み返しただけのはじめは、文章としては読めるものの、イメージというか感触がまったく浮かんで来なかったんですから。
今は、よくわからないながらも、所々「お~、カッコイイ~」などと思えるようになってきました。

ちなみに「金丹四百字解」は劉一明著作集「道書十二種」には掲載されておらず、なんとWeb上にアップされていました。
しかも劉一明の全著作(と思われる)が。

ネット時代とは何と有り難いのでしょう。

・指南针(道书十二种)
http://www.daoism.cc/dandao/fdjd/znz/znz.htm

そのうち、「修真九要」の訳したところやその感想、「金丹四百字解」の感想などをアップするかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/09

Chrome起動プロセス数を抑制してメモリ消費激減

これはちょー便利。
圧倒的にメモリ消費が減りました。

Google Chrome(またはIron)を使っていて、開くタブが増えると消費メモリが増えていきます。
タスクマネージャーのプロセスで確認すると、開くタブが増えるに従ってプロセスに並ぶchrome.exe(またはiron.exe)も増加。

この、プロセスに並ぶchrome.exe(またはiron.exe)の数を抑制する起動オプションを入れることで、メモリ消費も大幅に抑えることが出来ます。

Chrome(またはIron)のショートカットを右クリック→プロパティと進み、「リンク先」に以下の起動オプションを半角スペースを開けて記述するだけ。

--renderer-process-limit=2

limi=2の数字「2」は、起動するプロセス数(chrome.exeまたはiron.exeの数)。
今のところ「2」で何の問題も生じていません。

以下のページで知りました。
ありがとうございます。m( _ _ )m

・Chromeプロセス数を減らしてメモリを節約する - clock-up-blog
http://blog.clock-up.jp/entry/2013/06/25/073020

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年7月 | トップページ | 2014年9月 »