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2013/06/13

新旧相撲体操比較(一)

ホームページへの「相撲基本体操(大日本相撲協曾)」のアップが昨日完了。
これを見ながら、ぼちぼちと気になる体操をやってみるつもりです。

今までやってみた型は、1:深呼吸、2:契り之型、3:四股之型、4:伸脚之型、5:仕切り之型、9:反りの型の六つ。
これらと腰割り、エアテッポウ、壁テッポウは毎日やってます。

大日本相撲協会の旧相撲基本体操と相撲協会による現相撲健康体操とは、名称や動作が多少異なっていたりするので、その比較をメモしておきたいと思います。
型の解説も両者を参考にすると、より動作の意味が明確になったりして興味深いです。


新旧相撲体操比較

  • 深呼吸 / 気鎮めの型
    1. 旧相撲基本体操
      • 名称:深呼吸
      • 動作の違い:呼吸と共に顏を上げ下げ
      • 解説:此の動作は古來相撲の前後に於いて全身の神經を覺醒し且つ自然的深呼吸を促すものである。
    2. 現相撲健康体操
      • 名称:気鎮めの型
      • 動作の違い:深呼吸のみ
      • 解説:これから両者、戦う前に 、たかぶる気を落ち着かせ、それを鎮める。
  • 契り之型 / 塵手水の型
    1. 旧相撲基本体操
      • 名称:契り之型
      • 動作の違い:柏手1回後合掌を左右回旋後戻し更に柏手。
      • 解説:本運動の型は相撲道では土俵上で相互に契り、總ての情質を棄て身命を賭し勝負を決すべき事を天地神明に誓う極めて厳粛荘重な儀禮となつてゐるのであるから、運動を行ふに際しては、沈着、剛健な精神を發揮すべきである。 凡そ競技には此の精神が最も必要な條件であるから、以後の諸運動を行ふ上に於いても、常に此の觀念を精神上に作用せしむべきである。
    2. 現相撲健康体操
      • 名称:塵手水の型
      • 動作の違い:手を揉んだ後に柏手1回。
      • 解説:まわしひとつにて、正々堂々と相撲を取ることを誓う礼儀を表す。 塵は、雑草や木の葉を意味し、手水(ちょうず)は、手洗いを意味する。 手の平でもみ上げるのは、昔、野天で相撲を取った時、雑草、木の葉などをむしり撮って、手を清める為である。 両手を大きく広げるのは、手についた雑草、木の葉などを振り落とす動作、これを「塵を切る」という。

深呼吸(気鎮めの型)は、旧相撲基本体操では呼吸と共に顏を上下しますが、意識的に腰に重心を落としていないと不安定になるので、こちらの方が集注できてよい感じです。
解説は、旧相撲基本体操が「全身の神經を覺醒」に焦点があり、現相撲健康体操では「たかぶる気を落ち着かせ、それを鎮める」となっており時代を感じさせます。

契り之型(気鎮めの型)も、型自体に大きな違いはないものの、旧相撲基本体操の方が厳粛な感じがしてお気に入り。
旧相撲基本体操は勝負を決するにあたっての厳粛な儀礼として、現相撲健康体操は浄めることとして、それぞれ焦点が微妙に異なる解説になっており、どちらも参考になります。

 

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