« お相撲さんの稽古 | トップページ | 反りの型:相撲体操 »

2013/06/24

エアテッポウ(相撲)の工夫

相撲の基本的稽古であるテッポウに惹かれたのは、その構えの基本が重力や体重を効率的に利用した腰割りであり、その動きもまた筋力や力によるものではなく、重力や体重を効率的に利用した動きであること。

元・一ノ矢さん著「お相撲さんの“テッポウ”トレーニングでみるみる健康になる 」は何度か読み返しているのですが、再度メモを取りながら復習してみます。

  • 完全に体を右と左に分けて、片方を軸にして残りの体半分をドーンと投げ出す  (p44)
  • 腕(かいな)を返すことによって、腕(うで)の動きが肩甲骨から背中さらには全身へとつながってきます。 (p145)
  • 腕(かいな)を返したとき脇は大きく開きます。 左の腕(かいな)を返したとき左脇は大きく開きますから、突くほうの右手、右肩、右腰、右足は、一体となって左前方へ動けます。 (p145)
  • 後ろの軸足に体重を残して突いたほうが、ブレーキをかけずに運動量がすべて伝わるというわけです。 (p146)

片側半身を軸にして肩甲骨(かいな)を開きながら、もう一方の半身は肩甲骨が斜め下にスライドしつつ前方に投げ出される感じですね。

肩甲骨の動きを強調したエアテッポウの図を以前アップしていますが、もう一度。

これを更に、それぞれの半身を強調するとこんな感じでしょうか。

1306241

肩甲骨を開く側が軸になるので、体側が伸びながら重心もこちら側に少し移動します。
開く側や押し出される側の肩甲骨や肘の動きとともに、開く側に重心が移動するのを意識しながら動くと、より一層下腹部に重心がまとまり、動きの密度が増して身体全体の有機的な動きになっていきます。

以前、壁テッポウの参考にしようと思いYouTube動画をいくつか探してみたのですが、一般に思い浮かべるテッポウ柱に突き当たるようなテッポウの他に、元・一ノ矢さん著「お相撲さんの“テッポウ”トレーニングでみるみる健康になる 」で解説されるようなテッポウもけっこうありました。
ただ、軸になる側の腕は上げられておらず肩甲骨は開いていませんが。

(1:40あたり)

1306242

腕を突き出す側の足は、すり足のように出されて地面から浮いています。

これをエアテッポウにすると、以下のような感じになります。
体重が完全に片足に乗り、もう一方の足は前面中央付近で浮いている感じです。

1306243

足をその場に固定したままのエアテッポウも、足の位置が固定される分動きが内部で集約されて大好きですが、この片足を浮かしたまま前に出すエアテッポウも、動きが大きくて意識したりチェックする部分が多くて好きです。

ぼくは基本的にエアテッポウは、深く腰を割った状態よりは足幅は狭めで腰も中腰程度でやっています。
この状態で、片足を浮かすエアテッポウを行うと、足が基本の中央に戻った時に膝が若干伸び勝ちになります。
ですので、膝の曲がり具合や腰の高さが変わらないように意識しています。

 

|

« お相撲さんの稽古 | トップページ | 反りの型:相撲体操 »

相撲基本稽古」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30768/57656540

この記事へのトラックバック一覧です: エアテッポウ(相撲)の工夫:

« お相撲さんの稽古 | トップページ | 反りの型:相撲体操 »