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2013/05/07

四股とインナーマッスル

というわけで、日常的暇つぶし的に四股と鉄砲をしている今日この頃。
とっても参考になるページを発見。
図書館から借りてきて手許に置いておきたくなったので、最近購入した「1日1分のシコトレで股関節からカラダが整う!」の著者でもある元・一ノ矢さんの(インタビュー)解説記事(HYPER 高砂部屋内のページ)。

・相撲のトレーニングから学ぶ身体を動かす基本:とレジャー
http://www2s.biglobe.ne.jp/~wakamatu/tisiki/torezya.html

四股の踏み方いろいろなパターンがあり、負荷をかけて行う場合は10~20回踏むだけでもフラフラになるような踏み方もあるとは思いますが、それではアウターマッスルを鍛えるための四股になってしまい、インナーマッスルを鍛えるための本来の四股とは少し離れたものになってしまうのではないでしょうか。
たとえば、昔の大横綱・双葉山さんが四股を踏んでいるビデオの映像などを見ていると、あくまでも自然に、力まずにスッと脚が上がっています。
無駄のない動きがとても美しいと思いますし、正しい形でもあると思います。
腰を落とすときも、無理矢理落とすわけでもなく、脚も自然に上へ上げているので、ただ高々と上げるのではなく、その場からスッと持ち上げているだけというイメージです。

力む必要のない無駄のない美しい動き、それがインナーマッスルを使った動きですよね。
なるほどです。

前回の投稿で書いた

>時々息抜きしつつ、淡々ともくもくと四股やてっぽうをする姿がとっても日常的で。
>「あぁ、求めていたのはこんな感じだわ」と思ったことでした。

というのは、そういった無駄のない美しいインナーマッスル中心の動きだったからなのでした。
「○○を鍛える」「○○に効く」「○○が痩せる」といった合目的的なトレーニングには今ひとつそそられないのです。

たぶん、四股や鉄砲をやっている主な動機は。
「ちゃんと足に重心を預けて立ちたい」
「足に重心を預けた動きがしたい」
みたいなこと。

四股や鉄砲は、淡々とそれらを続けることで、下半身重心での立ち居振る舞いを体に覚えさせるのだと思います。
力まず滑らかに美しく動けるようになるには、それだけ表層筋を使わずにインナーマッスル中心で動かなくてはならないし。
体丸ごとがスムーズに連動している必要もあります。

重心が落ちて体が自然に伸びやかに立ち上がるようになれば、当然重力に負けてダブついていた脂肪も落ちちゃいますよね。

というわけで。
上記解説記事を読んで、これまでやっていた四股のイメージを大幅変更。

1.ひとまず股を割って立ち
2.上体を片側に倒しつつゆっくりと片足に重心を移動させ
3.自然にもう片方の足が膝から上がりだすの待ち
4.足が上ったら、上げたい所まで上げ
5.ゆっくりと足を降ろす
(※軸足のカカトにしっかりと重心を預け、上体は胸が開いたまま前後に傾かない)

これで前より断然気楽に力まず自然に安定して四股が踏めるようになりました。
面白い、面白い。
より日常的に暇つぶしに四股が踏めます。

例えば、上げる足はほんの少し上げるだけにして。
ゆっくりとヤジローベーのように四股を踏んでみたり。
そうすると、支える側の股関節や脚(特に外側)で使えない部分、バランスをとるための微妙なうごめきが出にくい部分がハッキリ感じられたりもして。

身体感覚の探索は果てしない^^

 


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相撲基本稽古」カテゴリの記事

コメント

puru先生、はじめまして。
いつも拝見してます。
私は操体法に興味があり、日常生活を通して、身体の使い方を意識しています。
たとえばフライパンをひっくり返す時、こぼすまいと力むとかえってこぼしますが、意識して呼吸しながらだと、手首がやわらかく動いてうまく返せたりすることに気づきました。
身体感覚の世界はとてもおもしろいですね。

投稿: aya | 2013/05/10 10:02

はじめまして、ayaさん。
コメントありがとうございます^^

>たとえばフライパンをひっくり返す時、こぼすまいと力むとかえってこぼしますが、
>意識して呼吸しながらだと、手首がやわらかく動いてうまく返せたりすることに気
>づきました。

なるほどです。
意識が行為や目的に固定してしまうと、体は無駄な力み方をしてしまいますよね。
体にも意識を向けて呼吸しながら行うと、しなやかな動きになるんですね。

そういえば、あまり切れない包丁で何かを切る時。
得てして「切れない包丁の切れ味を想定して」力を入れて切り勝ち。
ところが、切れない包丁でも、サクッとスーッと切れる様子をイメージしてそのように包丁を使うと、実際にサクッとスーッと切れちゃいます。

台所仕事ひとつとっても、意識の向け方や体の使い方でずいぶん違ってきますね。

>身体感覚の世界はとてもおもしろいですね。

うん。(^^)

投稿: puru | 2013/05/10 10:56

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