« 2013年1月 | トップページ | 2013年4月 »

2013/02/26

治療室の立て看板を作ってみた(3)木ネジと組み立て

ネジ穴開け

板材への文字入れ以上に大変だったのが、ネジ穴を錐で開ける作業。
とはいっても、単にぼくが不慣れだったが故の大変さで、作業が進むにつれてそれほど大変ではなくなりました。

1302255

そもそも、こんなに大きな木ネジを扱うのははじめてのこと。
この大きさの木ネジだと、直接ねじ込んだら板材を割ってしまうので、あらかじめ錐で穴を開けるのですが。
その勘どころがぜんぜんわからず。

とりあえず、最初は錐で板材を貫通するまで穴を開けてみようと。
かなり強く錐を下に押しながらクリクリ回してしていたら。
錐を壊しちゃいました。(*^^*ゞ

錐の刃(金属部分)が空回り。

手許に小さい釘があったので、それを錐の刃の付け根に2、3本打ち込み、なんとか修復。
修復とはいえ、釘をとにかくテキトーに打ち込んだので、センターがズレて回転させるとブレるのですが。(^^;
何はともあれ、使用可能までには修復。

教訓。
錐は力任せに押すな。
押す力はそこそこに、回転力で穴を掘れ。
みたいな感じでしょうか。

結局、錐での穴開けは板材の半分も行かないところまで開けて、その後木ネジをねじ込んでも板材は割れないのでした。

組み立て

すべての板材のネジ穴を開けたら、次は木ネジで留めながら組み立て。

その後蝶番とあおり止めをつけ。
透明アクリルラッカー・スプレーを2度ほど吹きつけて。
ゴム脚キャップをつけたら完成です^^

1302253

設置場所は上に屋根がありますが、強い雨風の時以外は常設予定。
なので、木材やペイントの劣化防止に、念のための透明スプレーとゴム脚キャップ。

また、ここは強い風が吹くことが多く、完成前は強風対策用に何かの重しが必要かと思っていましたが。
いざ完成してみると、木のベンチくらいのドッシリとした重さがあり、強風を物ともしません。
とはいえ、想定外の突風があるやも知れず、念のためにワイヤーで建物と繋いでいます。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013/02/25

治療室の立て看板を作ってみた(2)文字入れ

板材へ文字のトレース

オイルステンの塗装が乾いたら、いよいよ文字書きです。
工作前はこれが一番楽しみな作業でしたが、細かい作業で手や指が痛くなり、けっこう大変な作業でした。

1302161

上は、まだ塗装前の板材にプリントアウトした文字を合わせて確認している所。

各板材に書き入れる文字を載せ、ボールペンでしっかりとなぞり、板材に凹みを入れていきます。
板の材質によっては、けっこう筆圧をかけないといけないので、指が痛くなります。(^^;

ちょっと見にくいですが、下がボールペンでなぞった文字。

1302254

文字のペンキ塗り

板材にボールペンでトレースした文字の輪郭をペンキで塗ります。
白い水性ペイントは百円ショップで調達。

ペンキの筆は家にある数本の筆で間に合うと思ったのですが、実際にペンキ用に使える筆は細い面相筆のみ。
細い字や輪郭をなぞるように塗る分には最適でしたが、太い文字の輪郭の中身を塗るには不的確。
チマチマと塗りつぶすことになるので、ペンキが凸凹に乗っちゃいます。

太い文字にはそれに見合った太めの筆で、一筆でスーッと塗った方が絶対綺麗にいくと思います。
今度看板を作る時は太い筆を用意しよう、そうしよう。

1302201

ハッキリとは見えないと思いますが、治療室名の文字が凸凹しているのがわかるかも。

 


| | コメント (1) | トラックバック (0)

治療室の立て看板を作ってみた(1)

13022532タクシーで来た患者さんが運転手さんに「伏見治療室さんってまだやっているんですか?」と聞かれたとか。

確かにねえ。
外から見た感じでは、営業しているのかどうかわからないですよね。(^^;

治療室は街道沿いで、一応二階の高さには立派な蛍光灯入り看板がついているのですが、ゆるやかなカーブのほぼ頂点あたりに位置していることもあり、すご~く目立たない、というか普通に通ったら気がつかない存在だったりして。

というわけで、目線の高さに設置するA型立て看板を自作しようと思い立ちました。
参考にしたのは以下のブログ。

・A型看板の作り方|作家もの和食器の店 -うつわ ももふく- blog 作家の作る普段使いの和食器を日々の食卓に。
http://ameblo.jp/utsuwa-momofuku/entry-10937277137.html

このブログを見て「これならぼくにも作れるかも」と思い立った次第。
ブログ主さんに感謝。m( _ _ )m

さっそくホームセンターで材料の買い出し。

  • 板材
    • 荒材・赤松:900mm×40mm×30mm→4本
    • パイン材:910mm×140mm×15mm→4枚(それぞれ半分の長さにカット→8枚)
  • 塗料
    • オイルステン:0.7l
    • テレピン油うすめ液:120ml
    • 透明アクリルラッカースプレー
  • ネジ、金具、その他
    • 木ネジ:3.8mm×38mm→14本×3
    • 蝶番
    • あおり止め
    • ゴム脚キャップ×4
    • ワイヤー
    • 紙ヤスリ:120番

1302252

しめて5500円ほどでした。

完成予想図

参考にしたブログと板材のサイズや枚数が異なるので、ひとまず画像ソフトで完成予想をシミュレーション。

1302251

パソコンの存在は有り難いですよね。
工作前にだいたいの完成予想図が作れちゃいますから。

ここで使った文字はA4サイズの用紙にプリントアウトして、あとで実際の立て看板の文字入れ時に使います。

ヤスリ掛け

次は板材にヤスリ掛け。
ホームセンターで910mmを半分の455mmにカットしてもらった看板用板材のパイン材表面はヤスリ掛けの必要はありませんでしたが、そのカットした切断面や脚用の荒材は、指でなぞってスルッとする感じにヤスリ掛け。

塗装

思ったより時間がかかった塗装。

板材を斜めに立て掛けて、板材表と側の三面を塗装。
4時間ほどで乾き、もう一度塗って二度塗り。
これで一日経過。

次の日は裏面を二度塗り。
結局塗装だけで二日経過。

1302171

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年1月 | トップページ | 2013年4月 »