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2012/12/22

マッサージのやり方:とっても当たり前な超基本編2

体を物として扱い、能動的に操作、矯正しようとすること。
そして、人の体に信頼と尊敬の念を持って、受動的に理解しようと触れること。

その違いがわかりやすいのが、足裏のマッサージです。
プロでさえ、足裏を物としてマッサージしていることも多いくらいですから。(^^;


触れる手の違い:足裏のマッサージ

おそらくアロマ系のフットマッサージではそういうことはないと想像していますが、プロのマッサージ師の中にも「足の裏は硬い」という固定観念があって、実際"硬い物としての足裏"に働きかけている例を多々見かけます。
ですから、普通の人やマッサージ初心者がそういうマッサージをしてしまうのは、ある意味しょうがないのですよね。

では、"硬い足の裏”を能動的にマッサージしよう、揉みほぐそうとしている時、どんなことが起こっているのか見てみましょう。

硬い足裏を揉みほぐそうと触れる

おそらく多くの人が、足裏は表層の皮膚のレベルから硬いと思っています。
そしてなおかつ、その下には凝って緊張している筋肉があり。
硬い皮膚を突き抜けて、その下にある凝りをほぐそうとします。

ですから、足の裏をマッサージしようとする時、触れるその指はその人なりに想定した"硬い足の裏"に対応した緊張感を持っています。
例えば、足裏マッサージ用木の棒、そんな感じに近い指になってます。

Mass008

こうした指で触れた時、その想定した硬い凝り以外の感触は排除されることになります。
感覚のフォーカスは"硬い凝り"に集中してしまうので、それ以外の皮膚の感触や柔らかい部分の感触は意識に上らない状態です。

皮膚や皮下組織の感触は素通りで、その下にあるであろう"筋肉的な凝り"をグリグリ・・・。
(こうしたやり方やアプローチは、町の按摩さん的には既に"暴力”なのですが。(^^;)
運良く想定するような硬さの凝りがある場合もありますが、見つからないことも多いです。

足裏を理解しようと受動的に触れる

上記に対して、足の裏がどんな状態なのか、その硬さの質や形はどういう風になっているのか、感じ取ろうと受容的に触れる場合。
その触れようとする指は、未知の足裏に対して感覚を開いています。
ですから、当然その触れようとする指も柔らかいまま。

Mass009

触れた瞬間の皮膚や皮下組織の感触を十分理解しつつ、少しずつ圧を加えながらその下の組織や筋肉の感触も理解していきます。

きっとあるであろう硬い凝りをグリグリすること。
感覚的実感的に受容し理解されつつ触れること。
マッサージされる側にとって、それはまったく異なった行為として感じられます。

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