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2012/11/30

オープンソースと言論の自由を守るWordPress

二週間ほど前、海外の主要なニュースサイトでは「WordPressがビットコインの受付を開始」というニュースが駆け巡っていました。
見たり聞いたりしたことがあるものだけでも、「Forbes」「CNET」「Wired」「Slashdot」「American Banker」「PC World」といった所。

かたや、日本のサイトで紹介したのはWordPress自身も含めてひとつだけ。
それも電子書籍業界ニュースを扱う「hon.jp DayWatch」というサイトで3日ほど遅れて少し紹介されただけ。
hon.jp DayWatch - PayPal決済に嫌気?オープンソースCMS「WordPress」のポータル代行部門が電子仮想通貨「BitCoin」を正式採用へ)

寂しい限り・・・。orz

そんな中、昨日ようやく本家「WordPress.com 日本語ブログ」にビットコイン受付のニュースが掲載されました。
やっぱり、ちゃんとした日本語ニュースは有り難いです。

・Bitcoinでの支払いが可能になりました - ブログ - WordPress.com
http://ja.blog.wordpress.com/2012/11/29/pay-another-way-bitcoin/

とっても素敵な文章なので、一部転載。
(※太字等はpuru)

Bitcoin での支払いが可能になりました

WordPress.com でのぼくらのミッションは「パブリッシングを民主化すること」です。
つまり、誰にでもどこからでもアクセシブルで簡単に使えるツールを提供することであるとも言えます。
当サービスでは誰もがブログをスタートできますが、これまでの課金システムには制限があり、誰もが広告解除やカスタムデザインといった有料アップグレードを追加できるわけでははありませんでした。
しかし、これからは WordPress.com 有料アップグレードを Bitcoin 通貨で購入できるようになりました。

PayPal だけをとってみても60ヶ国以上からのアクセスがブロックされていますし、多くのクレジットカード会社にも同様の制限が存在します。
その理由は政治的なものだったり、不正行為発生率が高いからだったり、その他の金融上の事情によるものだったりします。
理由がなんであれ、ハイチやエチオピアやケニアに住む個人ブロガーが、彼ら自身でコントロールできない問題のせいでブログの世界への十分なアクセスを絶たれるべきではないと思っています。
僕たちのゴールは人々に可能性を与えることであり、ブロックすることではないからです。

Bitcoin は、ネット上での即時支払いを可能にするデジタル通貨です。
クレジットカードや PayPal とは違い、Bitcoin には中央集権的存在はなく、一国を完全にネットワークから締め出すことはできません。
Bitcoin の支払いを受け付けているビジネスは、誰とでも取引が可能です。


Bitcoin 支払画面
[Picture credit: WordPress.com]


すでに Bitcoin を使ったことがある方にとっては、この方法はクレジットカード支払いよりも簡単です。
ストアの購入ページに Bitcoin オプションを用意していますので、そこで BTC 通貨の支払い額と、取引のために生成されたウォレットを確認できます。
取引の通知がこちらに届き次第、購入完了となります。
通常この処理はクレジットカードよりも速く、数秒しかかかりません。

Bitcoin をまだ使ったことがない方は、BTC 通貨をまず手に入れる必要があります。
ここが、Bitcoin を使う上での現在一番むずかしい部分と言えます。
詳しくは、We Use Coins の説明ページもご覧ください。

Bitcoin の導入により、僕たちは本質的に金融取引もオープンソース化し、すべての人が利用できるデジタル・エコノミーに参加しました。
オープンソースは WordPress.com が全力で支援している考え方です。
Bitcoin オプションを提供することで、世界中のブロガーを支援することができ嬉しく思います。

Bitcoinについては、以前アップしたForves記事和訳「ビットコインは自由な世界の自由な通貨になり得るのか」、またはBitcoin購入方法や関連記事、英文ニュースの和訳をアップしている「Virtual World 株式シミュレーション 」を見てみて下さい。

 

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Chromeのポータブル版X-Ironが超お気に入り

というわけで、miiさんから教えてもらったX-Ironが超お気に入り。
SRWareIronもX-Ironも、ver.23は時間が経つと重くなって使い物にならないので、X-Ironのver.22を使用。
以下のアドレスにアクセスしてzipファイルを適当なフォルダに解凍し、中の「X-Iron.exe」を実行すればサクッと起動します。

・X-Iron_22.0.1250.0_rev10.zipをダウンロード - winPenPack: Portable Software Collection - SourceForge.JP
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_winpenpack/downloads/X-Iron/releases/X-Iron_22.0.1250.0_rev10.zip/

教えてくれたmiiさんの該当ブログページが以下。

・SRWare Iron から XIron にした | Kuu
http://kisatomii.wordpress.com/2012/01/25/srware-iron-%e3%81%8b%e3%82%89-xiron-%e3%81%ab%e3%81%97%e3%81%9f/

中に「動作が軽くて高速なChromium系ポータブルブラウザ「X-Iron」|USB Hacks !|USBメモリ徹底活用テクニック」からの引用を含むX-Ironの簡単な解説があるので、ここにメモ。

「X-Iron」は、「SRWare Iron」(ドイツSRWare社によるChromium派生ブラウザ)をwinPenPack(イタリアのポータブルアプリ配布サイト)がポータブル化したブラウザです。
一応本家のSRWare Ironにもポータブル版は用意されているのですが、↑のサイトによるとwinPenPack版の方がレジストリの書き込みが少なく、よりクリーンなブラウザになっているようです。

また、以下の解説記事も紹介されてますが、書いてあったようにやっぱりアクセス不能。一瞬だけページが表示されるっぽいのですが、どうやら瞬殺でリダイレクトされる模様。

・公式配布の「SRWare Iron Portable」と、「X-Iron」の比較 :: Firefox Fan Club + More Browsers
http://doheny.blog137.fc2.com/blog-entry-71.html

読めないとなると無性に読みたくなるのが人情ですよね。
悔しい・・・。

そういえば、秀丸エディタにWebブラウズ「Hidemarnet Explorer」というアプリを組み込んでいたので、テキストブラウズだったらひょっとして表示されるかも、と秀丸を立ち上げてアクセスしてみるテスト。
・・・あらま、出ました。うほほ

せっかくなので、ここにその内容をメモしておきます。
基本的に"「SRWare Iron Portable」と「X-Iron」の比較"ということですから、「SRWare Iron」そのものとの比較ではないのです。

  • レジストリへの書き込み
    • SRWare Iron Portable:HKEY_CURRENT_USER\Software\Chromium

    • X-Iron:関連付けをしなければ、基本的には書き込みなし

  • インストール時に自動生成されるローカルフォルダ

    • SRWare Iron Portable:Chromiumフォルダが作られる。


      (Windows 7/Vista)
      C:\Users\
      <ユーザー名>\AppData(隠しフォルダ)\Local\Chromium


      (Windows XP)
      C:\Documents and Settings\
      <ユーザー名>\Local Settings(隠しフォルダ)\Application Data\Chromium

    • X-Iron:基本的には作られない

  • キャッシュ保存場所
    • SRWare Iron Portable:IronPortable\Profile\Default\Cache

    • X-Iron:キャッシュの保存場所が異なる。

      (Windows 7/Vista)

      C:\Users\<ユーザー名>\AppData(隠しフォルダ)\Local\Temp\X-Iron\Cache

      (Windows XP)

      C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings(隠しフォルダ)\Temp\X-Iron\Cache

      つまり「X-Iron」はシステム側のユーザー環境変数のTEMPフォルダを利用して、「X-Iron」を起動中だけここにキャッシュフォルダが生成される。

      「X-Iron」を終了すれば、X-Ironフォルダごと消える。

      すなわち、「X-Iron」を終了すればキャッシュは消えるということ。



      尚、フォルダ直下のX-Iron.iniをテキストエディタで開いて、[Options]に記述されてるDeleteTemp=trueをDeleteTemp=falseに変更すれば、キャッシュは残せるが、キャッシュをシステム内に残すのはポータブル向きとは言えないであろう。

      しかし、ローカル側で「X-Iron」を利用するユーザーならそれも良いかも。

  • 起動時のスプラッシュロゴ
    • SRWare Iron Portable:公式のポータブル版なのでロゴはなし

    • X-Iron: 起動時に「winPenPack」のロゴあり。

      起動時のスプラッシュロゴは非表示にすることは出来る。

      フォルダ直下のX-Iron.iniをテキストエディタで開いて、[Options]に記述されてるShowSplash=trueをShowSplash=falseに変更すれば、OK。

  • 更新
    • SRWare Iron Portable: 公式配布のポータブル版なので、リアルタイム更新

    • X-Iron:遅い。更新内容によってはバージョンのスルーもあり


わかりやすくまとめてありますね。
有り難いです。

既にX-Ironを「規定のブラウザ」に設定しました。
細々とした確認のために、またSRWare Ironを立ち上げる必要があると思われるので、しばしSRWare Ironは温存しておき、その後「geek」でレジストリから関連ファイル&フォルダまで根こそぎアンインストールしちゃいましょう。

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2012/11/29

結局Chrome(SRWareIron)をダウングレード

あまりにも新しいバージョンが重いので、ツイッター友だちのmiiさんが教えてくれた前バージョンを入れました。
今まで使ったことのなかった「X-Iron」。
今のIronは次のアップデートが出るまでそのまま放置しておいて、当分はX-Ironを使うつもり。

X-Iron_22.0.1250.0_rev10.zipをダウンロード - winPenPack: Portable Software Collection - SourceForge.JP

適当にフォルダを作って、そこにダウンロードしたファイルを解凍すれば即使えます。
いや、前バージョンのChrome(Iron)は、ほんとサクサク動いて快適。

ブックマークや各ID&パスワード、拡張機能などは、Googleアカウントで同期させてあるので、全部とはいわないまでも、かなり以前のままの環境が再現されちゃいます。

いつも、別プロファイルのChrome(Iron)をふたつ多重起動して使っているので、今回もショートカットのコピーを作って、ショートカットの「プロパティ」→「リンク先」のアドレスに以下の起動オプションを追加。

  • --user-data-dir="..\User Data\適当な名前"

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2012/11/26

Chrome(Iron)使いにやっぱり重宝なeMemとメモリの掃除屋さん

今回のバージョンアップで、Chrome(Iron)の「詳細設定」をいろいろ確認&再設定してみたわけですが、やっぱりメモリ消費は以前より増えています。

以前はたまに使用するだけだったeMemですが、今回はかなり頻繁に使用してます。
数十分経過すると、すぐにメモリの使用割合が80%オーバーしていたり、ひどい時には「メモリの掃除屋さん」で設定している最適化割合の95%を越えて最適化がはじまっちゃったり。
この最適化がはじまると、PCの挙動は数分間極端に遅くなり、ほとんどフリーズに近いものがあります。(^^;
なので、さっき98%に変更しときました。

というか、ウチでの「メモリの掃除屋さん」の主な使用目的は、メモリの開放(最適化)ではなくて、今現在のメモリ使用量チェックなのでした。

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タスクトレイに表示されているアイコンにカーソルを乗せるだけで、現在のメモリ使用割合がわかるので、80%前後になったらeMemでメモリ解放する、という段取り。
eMemでのメモリ開放は、「メモリの掃除屋さん」でのそれと違って、まったく何事もなかったかのように、スッと涼しい顔して開放してくれます。

今はけっこう80%オーバーするのですが、eMem後はたいてい10%以上回復します。
これも今回のアップデート後に顕著な例なのですが、以前は短時間にeMemを実施してもそれほどメモリ回復率はいかなかったのでした。
おそらくChrome(Iron)が、それだけ短時間でメモリを消費するようになったのではないか、と推測。

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Chrome(SRWareIron)前回アップデートでの不具合?

というわけで、Chrome(Iron)を23.0.1300.0にして以来、重くなったりシャットダウン時にフリーズしたりしていましたが。
このバージョンになって追加された、いくつかの「詳細設定」に問題がありそうです。

前回投稿した内容、「ネットワーク動作を予測してページの表示速度を向上させる」のチェックを外しただけでは、再度また重くなったりシャットダウン時フリーズしたりし。
ひとまず「プライバシー」のチェックは三つ全部解除。

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さらに「詳細設定」を確認してみたら、ページ最下段に「バックグラウンド アプリケーション」という項目で「Continue running background apps when Iron is closed」(閉じた時にバックグラウンドでアプリケーションが動き続ける)というものがあり。

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このチェックを外したら、かなり快適になりました。
でも、何だか以前よりメモリ消費が多いような気がしたりしなかったり・・・。

何はともあれ、これらの不具合を改善した次のアップデートが早く出ることに期待。

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2012/11/24

Chrome(Iron)の設定を間違えて重くしてた orz

最近とみにChrome(SRWare Iron)の挙動が重くなりやすく、継続して使用しているとさらに重く・・・。もちろんメモリ消費量も多くなり、eMemでメモリ開放してもダメ。

Chromeを再起動しようとすると、固まって「応答なし」になり。
結局タスクマネージャーから強制終了ということに。
再起動後しばらくは調子がいいのだけれど・・・、そのうちにまた・・・。

そんな今日この頃。
今朝、サクッと解決しました。(^^)

解決法は以下の記事。

・【解決方法】GoogleChromeが読み込み中のまま止まってしまう方 設定で直るかも知れませんよ | PCあれこれ探索
http://pc.mogeringo.com/archives/23976

画面右上にある「三」マーク→「設定」のページ最下部「詳細設定を表示...」をクリックし。
「ネットワーク動作を予測してページの表示速度を向上させる」にチェックが入っていたら、チェックを外す。
これだけ。

これでメモリ消費量も減り、長時間使用後でも動作は軽快になりました。

いつだったかアップデートした際に設定を見直し、「表示速度が向上するんだったらチェックした方がよいよね」と、軽い気持ちでチェックを入れたのが災いしてたですね。(^^

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2012/11/18

もう静電気なんか怖くない!

昨年から突然、恐怖の帯電オヤヂと化し。
冬の乾燥した日には、ドアノブでバチッ!、駅の券売機コイン投入口でバチッ!、レジのお姉さんからお釣りをもらう時にバチッ!、・・・。

もうスッカリ静電気恐怖症。
100円ショップで買った、手首に付けるゴムのような静電気除去器は役に立たず。

お店で買い物をする時や玄関に鍵を挿す時などには、その辺にある植木を触って放電していたりしましたが。
それでもやっぱり、油断していると、バチッ!

というわけで、Amazonで効果的らしい静電気除去器を探して注文していたわけですが。
それが昨日やっと到着しました。
注文から5日目と、Amazonにしては日にちがかかりましたけど。

これ。↓

ぺんてる 除電器ビー ビー・シェイプ 618円(送料無料)

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うほほ。
楽しい~、これ。

買い物に行ってお店の中で金属とかステンレス状のものに触れると、液晶画面に「;◎o゜」みたいな顏っぽい絵が表示されて「放電したよ」とお知らせ。
街を歩いていて「帯電したかな」と思ったら、何気なく植木に触れると「;◎o゜」。
少し歩くだけでも帯電しちゃう模様。

しっかり放電してるらしく、持ち歩くようになってからバチッ!は皆無。
快適な冬を送れそうです。

ありがとう!(^O^)/ > Amazonさん&ぺんてるさん

 

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