« トレガーアプローチって美しい・・・ | トップページ | 骨盤底(腹腔下部)の内臓および筋群 »

2012/05/03

身体開口部(口、目、肛門など)を動かしてみる

Tumblrに気になる動画やリンクを拾っていて、ポーラ・メソッドなるボディーワークを知りました。

・Tagged "paula method" | Bodywork Blog
http://puruanma2.tumblr.com/tagged/paula-method

口や鼻、目、肛門などの身体開口部の輪状筋はそれぞれ連携して働いており、それらのどれかを改善することで身体全体の健康を回復するというエクササイズらしいです。
ロルフィングやトレガー・アプローチを自分のワークに統合して興味深いボディーワークを創始したイスラエル人のアビ・バハット氏。
彼がそのボディーワークの中に取り入れている中に、ポーラ・メソッドという単語も入っていており、そこから検索してみたのでした。

上記Tumblrのページには動画もみっつほど転載していますが、なんとなく動かす部位や全身の動作例などがわかる程度。
具体的な方法論はちゃんとは見えて来ません。

下はアビ・バハット氏によるポーラ・メソッドの指導風景。


「口や鼻、目、肛門などの身体開口部の輪状筋はそれぞれ連携して働いており、それらのどれかを改善することで身体全体の健康を回復する」という身体の連動性や相互関係は、身体を扱う専門家、特に操体法を用いる施術者にとってはなじみ深い現象です。
人の身体はどんな些細な動きであっても、全身が有機的に連動していますから。

とはいえ、口や目、肛門などを対象に考えたことはなかったです。
今年54才になるわけですが、若い頃に比べると明らかに肛門の切れや小用の時の切れが悪い感じがしたり、たまに食事の時に意図せず気管に入ってむせたりとか。
どうも身体開口部の切れというか筋力というか、それらの部の意識性が低下していると感じていました。

というわけで、自己流であれこれ口や口腔内、目、肛門を収縮弛緩させたり、いろいろ動かしてみています。
部分的にだけ動かしてみたり、収縮弛緩に全身が関わるように積極的に全身を連動させてみたり。
仰向けになり両膝を立て、肛門を収縮しながら全身を連動させてみるのは、かなり面白いです。

暇な時にちょこちょこ試しているだけで、肛門に関しては収縮する(または収縮していると知覚できる)範囲がかなり拡がりました。
下部の腹腔内の動きも感じられるようになってきたりして、なんかとってもよい感じです。

ポーラ・メソッドでは口に関してどうやら主に口輪筋が対象になっているみたいですが、口腔内も動かしたいので舌や扁桃腺付近、鼻腔と繋がっているあたりなども動かして遊んでいます。
あ、そうそう。
今朝、首のコリからくるような偏頭痛っぽい感じが若干あったのですが。
口腔内、特に扁桃腺のあたりをうごめかしながら首もそれに連動させていたら、サクッと偏頭痛が消えました。
いつもは首や肩をうねうね動かしていたりしたのですが、あまり効果的ではなかったです。
首の内部、口腔(気管とか食道)から動かしてみる、というのは新鮮。(^^)

 

|

« トレガーアプローチって美しい・・・ | トップページ | 骨盤底(腹腔下部)の内臓および筋群 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 身体開口部(口、目、肛門など)を動かしてみる:

« トレガーアプローチって美しい・・・ | トップページ | 骨盤底(腹腔下部)の内臓および筋群 »