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2012/05/31

横になるとめまい、その後の経過

症状は、日により多少のアップダウンがありながらも、順調に回復に向かっている模様。
朝起きあがる時に少しめまいがしたものの、体調はかなりよいです。

ところで。
個人が出来る症状に対する働きかけって。
要するに、症状も含めてその時々の体調全体を優しく見守る、ということ。

その時々の気分や感覚を味わうように感じ取り。
体調重視で、それに応じた生活なり行動をするだけで。
たいていは、それだけで回復する症状がかなり多いです。

とはいえ、症状が自分個人の手に余るものになったら、しかるべき医療機関を受診しなくちゃいけない、というのは鉄則ですが。
(何しろ人の体って、個人では感覚できない不具合もあったりするので)

なんであれ起こっている症状は、自分という有機体システム全体の不具合が表出しているもののようであり。
有機体システム全体の機能やバランスが、症状が出ている今よりスムーズに円滑化すれば。
自ずと症状も改善されるであろう、というのがホーリスティックな東洋医学の考えだと思われ。(たぶん)

体のエネルギーが低下したり消耗していると感じたら休息し、不具合要因は排除。
それで様子を見ましょ、て感じ。

今回は、風邪気味と胃のムカムカ感とめまいが合わせてやって来たので。
ひとまずメインターゲットは風邪気味と胃の不調ということにして養生。
寒いと感じたら温め、食事は基本的にお粥とかそうめんくらいしか食べたくならなかったのでそれらにし。
眠くなったら寝る。
(自宅自営業は、仕事をしながらいつもと変わらず過ごせるので快適です^^)

風邪や歯根治療の時も含めて20年以上毎晩欠かさなかった楽しみの晩酌も、吐き気があるととても呑む気になれず。
実は、もう3日も呑んでません。
おかげで体調はかなりよいです^^

やっぱり毎晩の習慣的な飲酒って、体にはかなり負担なんですね。
と、あらためて感心してる今日この頃。(^^;

あ。
そう、そう。
昨日までは風邪気味と胃のムカムカがメインターゲットだったので忘れてましたが。
目の奥の底痛みや首の後ろのコリ感もあったので、今朝は起きがけに寝床の中で首の後ろの自己按摩しました。
首の後ろってマッサージしにくいのですが、無理せずに出来る範囲で気持ちよい程度に親指や人差し指でマッサージ。
これでかなり首も楽になりました。

もうしばらく丁寧に様子を見てみます^^

 


※追記
先ほどお風呂に入ったら、思った以上に体が冷えていてビックリ。@o@
「肌寒いなあ」とか思っても、寒暖計を見ると室温26度だったりするので油断していましたが・・・。
まだ奥の方に風邪っ気が残っている気がするので、気をつけねば。

 

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2012/05/30

横になるとめまいと吐き気がする件

というわけで、4、5日前から、寝て横になるとめまいと吐き気が。

一昨日あたりがピークで、横になるとグワンとした揺れ状のめまい。
夜中に地震があったので、「ん?地震!?」と起きあがろうとしたら、グワンと大きなめまいがし。
結局地震の揺れがどの程度だったのかさっぱりわかりませんでした。(^^; うはは

寝ていて、寝返りとかで頭を傾けるとグワン。
乗り物酔いのように胸はむかむかするし。
とはいえ一度起きあがってしまえば、起きあがった当初は多少フラつきはあるものの、何事もなかったように普通の状態。

寝ていて症状がキツイ時の、一応めまいも吐き気もない日中の感覚は。
なんとなく顔のまわりがモワンとした感じで、目の奥上方が重い感じ。
風邪で熱っぽい時と似ているというか同じというか、そんな感じ。

まあ、風邪に随伴する症状みたいなものなのかも。
けっこう経ちますが、数年前にも風邪の時に二日くらい時々めまいがしたことがありました、そういえば。
治療中に、ベッドに乗って指圧している時にクラッとめまいがし。
危うくベッドから落ちそうになったことがありました。(^^;

昨日はずいぶんと調子がよくて、風邪っぽい感覚もなかったのですが。
今朝は若干まためまいが復活してきていて。
今の日中の体感も少し風邪っぽい感じ。

最近の急激な寒暖の差の影響で、年のせいもあり体力や基本的エネルギーが消耗し免疫力その他が低下している、そんな気もします。

日常生活にそれほど支障はないのですが、風邪気味的症状も含めてけっこう気持ち悪いし。
20数年間毎日欠かすことのなかった若干ハードな晩酌も、ここ二日はお休み。
按摩さんの合間も充分休息することにします。

休息、休息。o(^o^)o

 

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2012/05/28

治療院のHPや広告用のフリー写真素材サイト(2)

前回に続いて、治療院などで作成するホームページやチラシ、広告用に使用できる、商用利用可能なフリー写真素材サイトをメモ。


・写真素材 足成【フリーフォト、無料写真素材サイト】
http://www.ashinari.com/

ストレートにマッサージなどの写真はありませんが、量がたくさんあるので使い方次第ではイメージ素材として使えそうなものもかなりあります。
下は肩揉みをしている写真。


トップページにわかりやすく利用上の説明が書いてあります。

「写真素材 足成」は、全国のアマチュアカメラマンが撮影した写真を、写真素材として無料で提供しています。
個人、商用を問わず全て無料でお使い頂け、その上、煩わしいクレジットやリンクの表記、ユーザー登録は一切不要。
Web、紙、動画他、あらゆる媒体で写真素材としてのご利用が可能です。

ただ、モデルさんの顏が写っている写真で個人が特定できる写真は、以下に注意する必要があります。

モデルリリースを取得していない写真素材について

写真素材 足成の人物写真は、モデルリリースを取得していない、人物の顔が認識できる、個人の特定が可能な人物素材を取り扱っています。
これらは主に「人物」カテゴリに属する写真で「モデルリリース取得済み」の表示がありません(右図参照)。

   

モデルリリースを取得しておりませんので、基本的にこれらの写真素材は、肖像権についての許諾は得ておりません。
これらの人物写真については、個人が特定できないような利用(トリミング・加工などを含む顔が映らない・認識できない処理)をお願いいたします。
これらのルールを守っていただけませんと、今後写真素材の利用が出来なくなります。

また、偶然写りこんでしまった人物の顔、例えば街中の写真を撮影した際での通行人の顔などはぼかし等の加工を行った上で、ご利用ください。


・Flickr: Creative Commons
http://www.flickr.com/creativecommons/

Yahooが運営する有名なFlicker。
ライセンス別に表示することが出来るので、とってもわかりやすいです。
日本語表示がなくて英語なのが残念ですが。

上図の「人」マークは著作権は放棄してませんよ、的な感じ。
  使用に際し著作権者の表示を要求する。
○に「=」は改変禁止。
上下に矢印があって斜め線が入っているのは、商用利用禁止。

なので、広告など商用利用する場合は「Attribution License」と「Attribution-NoDerivs License」のふたつ。
「Attribution License」は加工したりも出来ますが、「Attribution-NoDerivs License」は加工したり改変するのは禁止。

 ※追記:商用+改変が可能なのは「Attribution License」と、上の図では見えません
  が一番下にある「Attribution-ShareAlike License」になります。

しかし、さすがFlickerさん。
「Attribution License」のみで単語「massage」で検索しても 2,713件の写真がヒットします。

Flicker内での検索次第では、かなり便利に使えそうです。

 


※追記
FlickerやPicasa(Google)でのライセンス表示に使用されているクリエイティブ・コモンズのことがよくわかっていないので調べてみました。(Wikipedia)

  • 表示(Attribution, BY) 作品を複製、頒布、展示、実演を行うにあたり、著作権者の表示を要求する。
  • 非営利(Noncommercial, NC) 作品を複製、頒布、展示、実演を行うにあたり、非営利目的での利用に限定する。
  • 改変禁止(No Derivative Works, ND) 作品を複製、頒布、展示、実演を行うにあたり、いかなる改変も禁止する。
  • 継承(Share Alike, SA) クリエイティブ・コモンズのライセンスが付与された作品を改変・変形・加工してできた作品についても、元になった作品のライセンスを継承させた上で頒布を認める。
  • 表示(BY)
  • 表示-改変禁止(BY-ND)
  • 表示-継承(BY-SA)
  • 表示-非営利(BY-NC)
  • 表示-非営利-改変禁止(BY-NC-ND)
  • 表示-非営利-継承(BY-NC-SA)

ここで商用+改変が可能なのは「表示(BY)」と「表示-継承(BY-SA)」になるようです。

 

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2012/05/27

治療院のHPや広告用のフリー写真素材サイト(1)

商用利用が可能なフリーの写真素材サイトってけっこうあるんですね。

・こんなにあるのか! 厳選・国内外のフリー画像・写真配布サイト集|写真関係全般 デジタル@備忘録
http://syararin.blog50.fc2.com/blog-entry-2299.html

上記ページでは全9サイト、内最後に紹介しているサイトはフリー写真を公開している38サイトを紹介しています。
一度にぜんぶチェックできませんが、治療院用の写真素材として使えそうか少しずつチェックしてメモしてみるつもり。

・【フリー写真素材】モデル・人物の写真素材はモデルピース
http://www.modelpiece.com/

「シーン一覧」に「ビューティー」という項目があり、そのサムネイルを見るとしっかりマッサージの写真もあります。
かなり使えそう。


同じく「シーン一覧」の「リラックス」もストレッチや伸びをしているような健康的で爽やかな写真がたくさんあります。


・女性モデルのフリー画像 無料人物写真素材のモデル・フォト
http://model.foto.ne.jp/

おそらく最初のサイトと運営元が同じなのではないかと思いますが、こちらもかなり豊富な写真素材が満載。
下図は「リラックス」という項目のサムネイル写真。
アロママッサージやエステサロンでも使えそうな写真。


こういったフリー写真素材サイトで提供されている写真ですが、フリーとはいえ人様の著作物ですから利用規約はキチンと読んでおかないといけませんよね。
上記ふたつのサイトは運営元が同じではないかと書きましたが、利用規約がまったく同じなのです。
こういった規約の類は読むのが面倒な文章になっていたりするので、規約が同じだと助かります。

以下に必要と思われる箇所を引用。

第3条 禁止事項
次項以降に該当する使用を禁止します。但し、禁止事項に該当する使用に関して弊社と別途ライセンス契約を交わした用途についてはこの限りではありません。
  • 1.営利、非営利を問わず写真素材を、そのまま、または加工して、独立の取引対象として、頒布(販売、賃貸、無償配布、無償貸与など)することはできません。また、当サイトの運営の妨げになるような使用はできません。
  • 2.加工の有無を問わず写真素材を含む二次的著作物を主要コンテンツとして、製品に使用することはできません。
  • 3.加工の有無を問わず写真素材を第三者への提供サービス(インターネットのグリーティングカードサービス、テンプレートのダウンロードサービス等への使用や、 携帯電話の待受画面としての使用、アプリケーションソフト等の素材サンプルとしての使用、スクリーンセーバーへの使用等を指しますが、これに限りません)に組み込んで頒布することはできません。
  • 4.加工の有無を問わず写真素材を第三者へ提供する目的のプリントサービス等を行うことはできません。
  • 5.取引先への提供が目的であっても、利用者が第三者に写真素材の使用を許諾することはできません。また、写真素材を第三者に譲渡、リースもしくは貸与することはできません。
  • 6.写真素材を商標、商号その他商品等表示等に使用し、登記、登録することはできません。
  • 7.写真素材の公序良俗に反する方法で使用、又は公序良俗に反する業務、活動の用に供する目的で使用はできません。 また、公序良俗に反するか否かを問わず、ポルノや風俗産業、特定の宗教団体・政治団体、消費者金融など被写体のイメージを損なうような利用はできません。
  • 8.写真素材の被写体(人物、物品、風景など写真素材に写っている全てを指します)の特徴、品位、名誉または信用を害する態様での使用はできません。 特に被写体が特定の営業、商品あるいはサービスを利用または推奨しているかのような印象を与える使用はできません。 その他、違法、虚偽あるいは中傷を内容とする記事、映像、宣伝、広告等に関して被写体を使用することはできません。
  • 9.写真素材の被写体(人物、物品、風景など写真素材に写っている全てを指します)を虚偽の情報となりえる使用 (個人や団体等の紹介写真、商品や製品等の紹介写真、建物や施設等の紹介写真などを指しますが、これに限りません)はできません。
  • 10.写真素材をログインが必要なサイト(SNSや会員専用ページ等を指しますが、これに限りません)へ使用することはできません。
  • 11.写真素材へ直接リンクを貼る行為を禁じます。

第4条 利用条件
  • 1.写真素材は当サイトよりダウンロードされた利用者本人のみがご使用いただけます。
  • 2.写真素材は、第3条の禁止事項に該当しない範囲において、自己利用の目的あるいは取引先への提供目的として、広告やパンフレット等の印刷物や、 ホームページ等のマルチメディアコンテンツ、映像、ゲーム、ソフトウエア等の構成要素の一部として使用できます。
  • 3.写真素材は、第3条の禁止事項に該当しない範囲において、トリミングや合成など、加工してご使用いただけます。
  • 4.弊社および写真素材の使用許諾権者は写真素材に対して使用を許諾しない権利を有します。

一応上記に目を通すのが吉ですが、最初のサイトには「よくある質問」ページでわかりやすく簡単に説明してくれています。
必要と思われるものをピックアップしておきます。

ダウンロード料金はかかりますか?
モデルピースの写真素材は全て無料となっております。

著作権表記などは必要ですか?
著作権表記やクレジット表記は必要ありません。但し、再配布などはお控えください。

商用利用は可能ですか?
商用利用のサイトや広告に使用することは可能です。

上記ふたつのフリー写真素材サイトだけでもかなり使えそうな写真がありますが、他のフリー写真素材サイトは利用規約も含めてまた今度メモすることに。

 

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2012/05/26

相反神経抑制

理学療法士でありヨガインストラクターでもある人の著書「ヨガの解剖学」。
この本、体の動きや構造、姿勢に関して、解剖学も含めて立体的にわかりやすく解説されています。
図書館から借りてきたのですが、買おうかな、と思っている今日この頃。

その本の中に「相反神経抑制」という興味深い言葉が出て来ます。
検索してみても、総ヒット数が56件という少なさですから、それほどポピュラーな単語ではない様子。
中でもわかりやすい説明があったのが、以下のPDFページでした。

・平成22年度夢アスリート発掘事業「第19回プログラム」
http://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/71884_288561_misc.pdf

主動筋が働いている時は、邪魔をしないように拮抗筋は緩みます。
これを相反神経抑制といい、脳が管理しています。
これを利用するのが、『コントラクト・リラックス』です。
例えば、太ももの裏を伸ばしたい人は、脚を持ち上げるようにし、補助者はそれを両手で押さえます。
また、ゆっくりと動かし最終域で止めて最大収縮します。

説明を読むと機能的にも「なるほど」と思ってしまうシステム。
無意識に筋肉がそういうシステムで働かないと、軽快な動きはできませんものね。

このPDFページを読むと、この他にも体性感覚を促進するトレーニングなど、感覚的なことに対するアプローチも書かれており。
知らないうちに世間では様々なトレーニングが行われているんだなと。
浦島太郎的な気分になっている按摩のおっさんです。(^^ゞ

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2012/05/23

スパムメールのヘッダー情報を見てみる

今回2通の「こんにちは西村です。メール届いてますか?」という西村さんからのスパムメールが届いたわけですが。
せっかくなので、メールヘッダーを調べてみることにしました。

はじめに届いたメールの送信者が「mail8@sample-h-movies.com」というアドレスで、h-moviesというふざけたドメインだったので、スパム前提で検索してみたのですが、2通目のアドレスは「nishimura@mag-mail.sakura.ne.jp」といういかにも普通にありそうなドメインだったので、2通目だけだったらかなり悩んだかも知れません。

メールヘッダーを見てみると「X-Mailer」という発信者が使用したメールソフトが「acmailer3.0」となっており、これは1通目も同じでした。
調べてみると、サーバーに設置するメルマガ配信用CGIのようです。

・acmailer│無料で使えるメール配信CGI「エーシーメーラー」
http://www.acmailer.jp/index.html

この「X-Mailer」を見れば、普通の個人メールではなくて一斉送信できるメルマガ配信メーラーからのものだとわかったんですね。
なるほど。

あと、Niftyでは「Authentication-Results」という、送信されたメールの身元を検証するためのドメイン名認証をヘッダーに付与してくれています。
(メールサーバーによっては、これがつけられないこともあるようです)

2通目の西村さんスパムメールヘッダー「Authentication-Results」には「spf=none」「sender-id=none」「dkim=none」という記述があります。
以下にその説明を。(参考:・迷惑メール対策@nifty >@niftyの取り組み

spf(Sender Policy Framework)
あらかじめDNSサーバーにメールを送信するサーバーの情報を登録しておき、受信した側が受信したメールの送信元とDNSサーバーの登録情報を照合する認証方式。
  • none SPFレコードが宣言されていない
  • neutral 送信元の認証ができたかどうか明らかにしていない
  • pass 認証に成功した
  • hardfail 認証に失敗した
  • softfail 認証に失敗したが、はっきりと認証失敗として扱ってほしくない
  • temperror 一時的な問題で認証処理を実行できなかった
  • permerror 永続的なエラーで認証処理を実行できなかった

sender-id
SPFと同様にメールの送信元とDNSサーバーの登録情報を照合する認証方式。
メールの送信元はヘッダーのResent-Sender、Resent-From、Sender、From。
(結果表示はspfと同じ)

dkim(DomainKeys Identified Mail)
送信者が送信サーバーにある秘密鍵を使ってメッセージの電子署名を付与し、受信者はDNSサーバーから送信者ドメインの公開鍵を取得し、電子署名を照合する認証方式。
  • none メールにDKIMの電子署名が付与されていない
  • neutral メールにDKIMの電子署名が付与されているが、照合処理ができなかった
  • pass メールにDKIMの電子署名が付与されており、照合が成功した
  • fail メールにDKIMの電子署名が付与されているが、照合に失敗した
  • temperror 一時的な問題で照合処理を実行できなかった
  • permerror 永続的なエラーで認証処理を実行できなかった

2通目はこのspf、sender-id、dkimのみっつともnoneだったので、これで怪しいメールかどうか判断できるかと思いましたが・・・。
うはは。
普通に届いている正常なメールでも、このみっつともnoneのメールがありました。(^^; 結局当てにならないみたい
ちなみに、1通目の西村さんスパムメールでは、spf=neutral、sender-id=neutral、dkim=none。

他にヘッダー中の「Received:」という項目をチェックしてみる、というのもあるようです。
この「Received:」は複数記述されているのですが、これを見ると経由して来たメールサーバーがわかるらしいのですが、それは送信者が使用したメールサーバーがヘッダーの下から順番に書かれているとのこと。
ですので、一番下にある「Received:」が送信者が使用したメールサーバーで、一番上にある「Received:」が自分が受け取ったメールサーバー。
なのですが、一番上以外の「Received:」は送信者が改竄可能なのだそうで、確実ではないらしいです。

とはいえ、今回2通目に来たメールヘッダー内一番下の「Received:」はこんな感じで書いてました。

Received: by mx1.sample-h-movies.com (Postfix, from userid 48)
id 3A55847CE; Tue, 22 May 2012 11:18:43 -0400 (EDT)
X-Mailer: acmailer3.0 http://www.ahref.org/

送信者の表向きメールアドレス「from」が「nishimura@mag-mail.sakura.ne.jp」にもかかわらず、実際に送信者が発信したのは「mx1.sample-h-movies.com」からで、これは「Message-Id」の「20120522151843.3A55847CE@mx1.sample-h-movies.com」とドメインが同じ。
というわけで、送信者の表向きドメイン「mag-mail.sakura.ne.jp」は偽装で、実際は「mx1.sample-h-movies.com」、と特定していい、のかな。

ひとまずこんなところ。(・・・ネットはいつでも難しい)

 


※ 05.25 追記

今朝、また同様なスパムが前回と同じふたつのメアドに届きました。
ふたつともタイトル無し本文無しの空メール。

送信者はどちらも「checkmate <nishi114@mag-mail.sakura.ne.jp>」
先日来た2通目の西村さんと同じドメインですね。
ただ、送信者名は「checkmate」さんになってます。

ヘッダーを見てみると、ふたつとも Message-Id のドメインは「@mx2.checkmate.jp」。
また、一番上流の Received: もふたつとも「by mx2.checkmate.jp (Postfix, from userid 48)」
ちなみに、X-Mailer: もまたふたつとも前回と同じ「acmailer3.0」でした。

今回は「mx2.checkmate.jp」ドメインからメルマガ送信CGI「acmailer3.0」で送信者名「checkmate」で送信した模様。

空メールで何がしたいんでしょうね?

 

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紛らわしいスパムメールがまた来たよ

というわけで、今度はもうひとつのメールアドレス宛に、昨日とは違うドメインのアドレスで西村さんから同じ文面のスパムメールが届いていました。
昨日から「こんにちは西村です。メール届いてますか?」という文章や昨日の発信者メールアドレスでこのブログを検索して訪問して来た人が多数あり。
昨日だけでも同様なスパムが多数飛んでいた模様。
すんごい迷惑。

とっとと削除して無視するのが吉ですね。

今朝(00:18)届いていたメールが以下。

From: nishimura
Reply-To: nishimura@mag-mail.sakura.ne.jp
To: ※ ※
Subject: こんにちは。

こんにちは西村です。
メール届いてますか?

 

※追記
今日届いたメールのヘッダを眺めていたら、今日のも Message-Id のドメインは一緒でした。

昨日の Message-Id 。

Message-Id: <20120521215428.4B865B460D22@mx2.sample-h-movies.com>

今日の Message-Id 。

Message-Id: <20120522151843.3A55847CE@mx1.sample-h-movies.com>

ちなみに、 Message-Id とは。

Message-IDより引用

電子メールは数え切れないほどの量が世界中に流れています。その中の1通を特定する事ができる識別子がMessage-IDです。
つまり、Message-IDが同じメールは、同報されたものでない限り、世界中でたった1通しかありません。
逆にMessage-IDフィールドの値は、世界中の総てのメールで同じ値が1つもないようにしなければいけないと決められています。
しかし、IDナンバーの採番ルールには、これといって決まったものがなく、また、ほとんどのMUAとMTAがMessage-IDを付け加える機能を持っています。
実際には、Message-IDは以下のようなルールで採番"するべきである"という、ある種マナー的なルールで、運用されています。

・IPアドレスを使うもの (一連番号@IPアドレス) 
・ドメイン名を使うもの (一連番号@ドメイン名)
・コンピュータ名を使うもの (一連番号@コンピュータ名)


 

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2012/05/22

紛らわしいスパムメール

スパムメールも上手になってますね。
思わず「え?誰だろう」「返信し忘れのメールがあるのか」と思ってしまいました。

From: nishimura
Reply-To: mail8@sample-h-movies.com
To: ※ ※
Subject: こんにちは。

こんにちは西村です。
メール届いてますか?

念のために送信者のドメインで検索すると、スパムメールを晒してくれているページに同様なアドレスからの発信者名が同じメールが晒されていました。

・今日のスパム :
http://spamsokuhou.blog.fc2.com/page-1.html

メールアドレスがまったく同じではないものの、おそらくスパムだろうと判断。
確実ではないだけに、けっこう気持ち悪いです。

 

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Kinectみたいな動作でPCを操作するデバイスが予約受け付けしてる

「Kinect for Windows」の存在を知ったばかりの今日この頃。
それっぽいPC用の入力デバイスが予約の受け付けを開始した模様。



・PCを空間で操作? 画期的な入力デバイス「LEAP」【増田 @maskin】 : TechWave
http://techwave.jp/archives/51746217.html

iPadばかり使っている人が、PCの画面をタッチで操作しようとしてしまう。微笑ましいけど、よくある風景。

やはり人間は、タッチジェスチャーが直感的なのだ。

この映像は、指先を動かしてPC上のマップを縦横無尽に操作している光景で、このようなジェスチャーによる操作を実現してしまうデバイス「LEAP」が間もなく登場する。価格は69.99ドル(送料別)。



上記記事では出荷時期は書いていませんでしたが、発売元予約ページには2012年12月か2013年1月出荷予定と書いています。

・Pre-Order Now | LEAP Motion
https://live.leapmotion.com/pre-order-the-leap/

なんかすごい時代になってきましたね。
SFみたい。@o@

 

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Kinect for Windows SDK 1.5 提供開始、らしいです

・Kinect for Windows SDK 1.5 提供開始、日本語音声や表情認識、着席モードに対応 - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2012/05/21/kinect-for-windows-sdk-1-5/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

Windows用のKinectって、今日出た上記記事を見てはじめて知りました。
マイクロソフトがXbox用に開発したKinectをPC用に移植して「Kinect for Windows」として今年2月に販売開始していて、その開発者向けSDKバージョン1.5が提供開始された、ということらしいです。
ハードウェアの「Kinect for Windows 1.5」は来月6月から計31か国で販売予定とのこと。

ところで、そもそもXboxのKinectはテレビでそんなゲームをチラと見たことがあるようなないような・・・。
Xboxのサイトを見てみたら、既にかなりの数のKinectゲームソフトが出ているんですね。ほよぉ~

・Kinect ゲーム - Xbox.com
http://www.xbox.com/ja-JP/kinect/kinectgame#

ついでにYouTubeのKinect動画も。
下はドラゴンボールZのトレーラー。


世間ではこんなKinectゲームが既に現実というか当たり前に遊べたりしていたんですね。
すごいなぁ。

ところで、肝腎の「Kinect for Windows」ですが。
実際にはどんなソフトウェアが出ているんでしょ。
Xboxの例を見ると、Kinectを使えばかなりなことが出来そうに思えます。

と、探してみるも、なかなかWindows版Kinectソフトが見当たりません。
1.0のハード「Kinect for Windows」にバンドル販売されていた「窓辺ななみ」の動画はありました。

なんか今ひとつですね。
他にあるWindows版Kinect動画は、ほとんど開発用の動画みたいだし・・・。

探し方が悪かったせいか、XboxほどWindows版ソフトの開発が進んでいない模様。
1.5になったので、もう少し開発が進むことに期待してます。

 

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2012/05/17

Chromeメモリ対策にeMemとメモリの掃除屋さん併用

というわけで、タブをたくさん開いているとけっこうメモリを消費しちゃうGoogle Chrome(またはSRWare Iron)さん。
最初はChromeのタスクマネージャにメモリ解放ボタンを付ける起動オプションで対応していたのですが、その後eMemというシステムメモリも含めたWindows全般のメモリをあっけないほどサクッと開放してくれるソフトを知り、そちらに移行。

なんといっても、eMemさんはクイック起動バーに作ったショートカットをポチッとするだけで、何も起こらなかったように素っ気なくメモリを開放してくれます。
タスクマネージャを出して物理メモリの数値を睨んでいないと、ホントに何も起こらなかったかのように、Windows自体の挙動も他の作業にもまったく影響がないのがうれしいです。

その後「メモリの掃除屋さん」(リンク先:ソフトニック)という超軽量で常駐できるメモリ管理ソフトを知り。
常駐させておけば、勝手にバックグラウンドでメモリを開放してくれるという優れもの。
数日使った結果、ショートカットをポチッとする必要もなく、それでいてちゃんとバックグラウンドでお仕事していくれているので。
スタートアップにショートカットを放り込んでWindows起動時から働いてもらうことにしました。

それからまた数日後。
PCを起動して数十分。
ネットチェックやら何やらいつもの作業を終え、「メモリの掃除屋さん」アイコンにカーソルを合わせると、物理メモリの使用割合が80%超になってます。
せめて全体の40%くらいは開放してほしいと思い、アイコン右クリックで「手動の掃除」→「40%」で実行。
しばし時間がかかりましたが終了。
なのですが、終了後の物理メモリは79%。(^^; とほほ
タスクマネージャも出していたのですが、まあ、そんなものです。

ところで、ふと「メモリの掃除屋さん」実行後にeMemを実行したらどうなるんでしょ?」と思いつき。
まだクイック起動バーにeMemのショートカットを入れたままにしていたので、お試しで実行。
あらま、物理メモリ71%まで回復するじゃありませんか。

その後も何度かメモリ使用割合60%~80%前後まで行っていた時に試してみましたが、上記と同様で「メモリの掃除屋さん」実行後でも実行しなかった時と同じようにeMemさんはサクッとあっさりメモリをどっかから拾って回復してくれます。
う~む、どこから拾ってくるんでしょう。

ちなみに、「メモリの掃除屋さん」を手動で40%あたりを超えて回復しようとする時にタスクマネージャを見ていると。
ガバガバと物理メモリが数MBまで減っていき、その分ページファイル使用料が増加。
その後に物理メモリがほんのちょっとだけ回復(同時にページファイル使用料も元通り)。
いったん、物理メモリ内容をページファイルに移してそこからあらためて物理メモリに再配置、みたいなことをしているように見えます。
(詳しいことは知らないです。(^^ゞ あくまで見た感じ)
でも、この手動でのメモリ回復をやると、回復メモリが少ない割りに、例えばChromeの読み込みが遅くなったり、あんまりしあわせにはなりません。

というわけで、「メモリの掃除屋さん」にはもっぱらバックグラウンドでお仕事を継続してもらうことにし。
物理メモリの使用割合が60~70%を超えるようになった時にはeMemさんに活躍してもらう、という使い方にしています。
eMemさんは実行直後でもWindows自体の挙動も他の作業にもほとんど影響がないので、やっぱり重宝するのです。

 

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2012/05/15

今朝のお散歩

今日は曇り時々雨。
幸いお散歩中は雨に降られず、快適でした^^
今朝は所沢方面。



 



 



 



 


あ、そう、そう。
数日前のお散歩から、スロージョギングを復活していたのでした。

やっぱりスロージョギングは気持ちよいのです。
タラタラした感じと、あの適度な弾み感。

重力で弾んでるような、持ち上がってるような。
落ちるから上がる。(^^)

 

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朝のお散歩:一昨日

一昨日、日曜日の朝は気持ちよく晴れていたんでしたね、そういえば。
朝のお散歩は東村山。



 



 



 

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2012/05/08

あら、個別に解剖部位が消せた:Zygote Body

う~む。
やっぱりヘルプとかFAQは見ておくべきですね。(^^;

Zygote Bodyでは解剖部位を個別に隠すことが出来るのでした。
知らなかった。(^^ゞ

ブラウザ画面左のコントロールパネル最下部にある「?」をクリックすると、操作解説画面が出ます。
それによると、

・Ctrl+クリック:対象部位を隠す〔Mac:Cmd+クリック〕
・Shift+クリック:対象部位をピンで留める(表示したまま残す)

だそうです。

対象部位を隠すのはめちゃくちゃ有り難いです。

というわけで、さっそく骨盤底の臓器や筋群を横から見た図。
今回は男性骨盤と女性骨盤をキャプチャ。

邪魔な上肢と下肢はサクッと(でもないのがちょっと・・・(^^;)消し。
他にも骨盤手前の寛骨や恥骨、骨盤底筋群以外の深層筋も消してあります。
内臓はすべて表示。

・男性骨盤底


・女性骨盤底


「サクッと(でもないのがちょっと・・・(^^;)消し」と書いたのは。
間違って何もない所を単独でクリックすると、せっかく消したものが全部再表示されちゃいます。
クリックしたままドラッグして画面を回転したり上下したりするのはダイジョーブですが。

 

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2012/05/07

人体解剖3Dブラウザ「Zygote Body」を日本語で使う

姿を消していた「Google Body」が今年1月に「Zygote Body」として復活。
日本語サイトには「Zygote Body™日本語版(http://zygotebody.jp)も近日公開予定です。今しばらくお待ちください。」と書いていましたが。
相変わらず同じ文章が掲載されたまま、まだ日本語版は出ていません。

というわけで、英語には疎いぼくはGoogle Chromeの拡張機能をふたつほど入れて日本語化したり調べたりしています。

一つは「Google Translate」。

・Chrome ウェブストア - Google Translate
https://chrome.google.com/webstore/detail/aapbdbdomjkkjkaonfhkkikfgjllcleb

「Google Translate」をChromeにインストールし、下図のアイコンをクリックしておけば、クリックした部位の名称が日本語で出ます。



たまに「この日本語でホントに合ってるか?」みたいな時のために「英辞郎」を入れておくと便利です。

・Chrome ウェブストア - 英辞郎 on the WEB 拡張機能
https://chrome.google.com/webstore/detail/oonalfdoahlmjaoloddjenihohbfodme

「Zygote Body」的には、「英辞郎」だけではなく上の「Google Translate」も一緒に入れておかないと不便です。
というのも、「Zygote Body」に表示された解剖部位英単語を直接選択して右クリック(またはCtrl+C)しても、その単語は選択できないのです。

なので、あらかじめ「Google Translate」をオンにしておいて、日本語化された単語上にカーソルを合わせ。
出て来た原文表示の中の元単語を選択して右クリック。
”『英辞郎 on the WEB』で検索”を選択してクリックすると、英辞郎での検索結果が別ページに表示されます。


これはかなり便利。(^^)


 

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骨盤底(腹腔下部)の内臓および筋群

Zygote Bodyは本当に有り難いです。
今まで見ることができなかった角度から身体内部を見ることができます。

というわけで、最近骨盤底や腹腔下部の内臓や筋群に興味があるので、Zygote Bodyで探索してみました。

・Zygote Body
http://www.zygotebody.com/

まずは前方から表層筋のみを消した様子。
ちなみに、以下はすべて男性の身体です。

腹腔下部って思ったより臓器や筋肉が少ないです。
小腸と膀胱の間は大腸、結腸と続くだけで、けっこうスペースがあります。


表層筋と臓器を取り除いた図。
見慣れた解剖図です。


今度は一番深い層の筋肉のみを残した図。
肛門挙筋と腸骨尾骨筋が見えて来ました。

Zygote Bodyはいろいろな角度からグリグリ見ることができるのですが、いかんせん、上下から覗き込むような視点変更ができません。
いち部分だけを選択して他の部分が薄く表示された状態ではそれが可能だったりするのですが、今ひとつ他の臓器との関連性が見えにくいのです。
ともあれ、女性の骨盤底解剖図は多いですが、男性のそれは少なくて、こうやって肛門挙筋や腸骨尾骨筋が見えるだけでも貴重。


次は表層筋と脈管系や神経系を取り除いて、前方からアップで見た図。

それにしても、骨盤底は膀胱と大腸以外は広いスペースがあります。
あまり馴染みのない筋肉をメモ。

・梨状筋
起始:仙骨骨盤面の1~4仙骨孔の間の外側、大座骨神経孔縁および仙骨結節靱帯より
停止:大腿骨大転子の上縁

・腸骨尾骨筋
起始:腸骨の腱弓から
停止:尾骨と肛門尾骨靭帯へ


次はZygote Bodyならではのアングル。
やや後方、直腸の横から骨盤底前部を眺めた骨盤底内部の図。
はじめて見るアングルです。

直腸から前立腺を触診する様子も想像できます。
膀胱からの尿管は、この前立腺を貫いて通っているんですね。
今回はじめて知った。(^^ゞ

・尾骨筋
起始:仙骨棘から
停止:内方に扇状に広がって尾骨へ


今度は骨盤底の下後方から見た図。

肛門挙筋の間から直腸が出ていて、それが肛門へと繋がっています。
肛門挙筋について検索。

・肛門挙筋 - 1年生の解剖学辞典Wiki
http://www5.atpages.jp/motoneuron/?%E8%82%9B%E9%96%80%E6%8C%99%E7%AD%8B

肛門は、骨盤の下に開いている大きな穴(=骨盤下口)の中央にある。

排便のとき、お腹に力を入れて便を体外に押し出すが、肛門ごと体外に押し出されないように、肛門を周囲の骨から引っ張って支えているのが、肛門挙筋である。
骨盤下口の周囲は寛骨と仙骨で囲まれる。
骨盤下口をふさいでいる筋肉の壁を、骨盤隔膜というが、骨盤隔膜は、肛門挙筋や尾骨筋からできている。

肛門挙筋は、腸骨尾骨筋、恥骨尾骨筋、恥骨直腸筋からなる。

恥骨直腸筋の筋の一部は、肛門を直接取り巻くように走り、肛門を閉じる働きがあるので、その部分の筋を特に、外肛門括約筋と呼ぶ。

骨盤底筋という項目がWikipediaにあったので、それもメモ。

・骨盤底筋 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AA%A8%E7%9B%A4%E5%BA%95%E7%AD%8B

骨盤底筋(こつばんていきん)は、骨盤底を構成する深会陰横筋、尿道括約筋、肛門挙筋、尾骨筋の4つの筋の総称のこと[1]。

骨盤の下部である菱形の会陰は尿生殖三角(会陰前方部の三角)と肛門三角(会陰後方部の三角)に別けられ、肛門三角は肛門挙筋と尾骨筋からなる骨盤隔膜が、尿生殖三角は深会陰横筋と尿道括約筋で構成される尿生殖隔膜と骨盤間膜が二重に蓋をしている構造となっている[1]。
またこれらの4つの筋が共同して骨盤内蔵を支えており、骨盤底筋と呼ばれる[1]。
この骨盤筋を鍛える骨盤筋トレーニングは、加齢に伴う軽度の尿失禁の改善、予防に有効である[1]。

もう一度「1年生の解剖学辞典Wiki」から骨盤隔膜をメモ。

・骨盤隔膜 - 1年生の解剖学辞典Wikihttp://www5.atpages.jp/motoneuron/?%E9%AA%A8%E7%9B%A4%E9%9A%94%E8%86%9C

骨盤隔膜とは、骨盤の下側にあり、骨盤内と骨盤外を仕切るように広がっているいくつかの筋と腱、靱帯がつくっている膜のこと。

骨盤は主に、左右の寛骨と仙骨とが輪をつくるようにつながってできていて、上下には骨がない。
骨盤にあいた下側の穴を骨盤下口というが、ここに広がって、骨盤の下側の仕切りを作っているのが、骨盤隔膜である。
骨盤隔膜の外側(下側)には、尿生殖隔膜というもう1層の筋層がある。
ただし、尿生殖隔膜は、骨盤下口の前部にだけある。

骨盤隔膜を作っている筋群
骨盤隔膜を作っているのは、肛門挙筋と尾骨筋である。
・肛門挙筋:肛門挙筋は、広く使われている呼び名で、腸骨尾骨筋?、恥骨尾骨筋?、恥骨直腸筋をまとめて呼ぶときの名前。
・腸骨尾骨筋
・恥骨尾骨筋
・恥骨直腸筋:恥骨直腸筋の筋の一部は、肛門を直接取り巻くように走り、肛門を閉じる働きがあるので、その部分の筋を特に、外肛門括約筋と呼ぶ。
・尾骨筋
・肛門括約筋:肛門を取り巻くように走る筋で、肛門を閉じる働きがある。性質の違う2つの別々の筋、内肛門括約筋、外肛門括約筋がある。


ところで、肛門挙筋より下の直腸、肛門と続くわけですが、肛門挙筋から肛門開口部まではけっこう距離があります。
一応、大殿筋も含む表層筋もすべて表示した図が以下。


 


※追記

Zygote Bodyだけでは肛門の括約筋などの位置が不明瞭なので、「OAB.jp」というサイトの解剖図を参考にしてみました。

・OAB.jp|月刊ナーシングよくわかる排泄障害に強くなる!|排便のコンチネンスケア―正常・異常の境界は?
http://oab.jp/nursing/07.html

内肛門括約筋は平滑筋で不随意筋。
外肛門括約筋は横紋筋で随意筋。
上記断面図を見ると、直腸、肛門と括約筋の位置関係がわかりやすいです。

 

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2012/05/03

身体開口部(口、目、肛門など)を動かしてみる

Tumblrに気になる動画やリンクを拾っていて、ポーラ・メソッドなるボディーワークを知りました。

・Tagged "paula method" | Bodywork Blog
http://puruanma2.tumblr.com/tagged/paula-method

口や鼻、目、肛門などの身体開口部の輪状筋はそれぞれ連携して働いており、それらのどれかを改善することで身体全体の健康を回復するというエクササイズらしいです。
ロルフィングやトレガー・アプローチを自分のワークに統合して興味深いボディーワークを創始したイスラエル人のアビ・バハット氏。
彼がそのボディーワークの中に取り入れている中に、ポーラ・メソッドという単語も入っていており、そこから検索してみたのでした。

上記Tumblrのページには動画もみっつほど転載していますが、なんとなく動かす部位や全身の動作例などがわかる程度。
具体的な方法論はちゃんとは見えて来ません。

下はアビ・バハット氏によるポーラ・メソッドの指導風景。


「口や鼻、目、肛門などの身体開口部の輪状筋はそれぞれ連携して働いており、それらのどれかを改善することで身体全体の健康を回復する」という身体の連動性や相互関係は、身体を扱う専門家、特に操体法を用いる施術者にとってはなじみ深い現象です。
人の身体はどんな些細な動きであっても、全身が有機的に連動していますから。

とはいえ、口や目、肛門などを対象に考えたことはなかったです。
今年54才になるわけですが、若い頃に比べると明らかに肛門の切れや小用の時の切れが悪い感じがしたり、たまに食事の時に意図せず気管に入ってむせたりとか。
どうも身体開口部の切れというか筋力というか、それらの部の意識性が低下していると感じていました。

というわけで、自己流であれこれ口や口腔内、目、肛門を収縮弛緩させたり、いろいろ動かしてみています。
部分的にだけ動かしてみたり、収縮弛緩に全身が関わるように積極的に全身を連動させてみたり。
仰向けになり両膝を立て、肛門を収縮しながら全身を連動させてみるのは、かなり面白いです。

暇な時にちょこちょこ試しているだけで、肛門に関しては収縮する(または収縮していると知覚できる)範囲がかなり拡がりました。
下部の腹腔内の動きも感じられるようになってきたりして、なんかとってもよい感じです。

ポーラ・メソッドでは口に関してどうやら主に口輪筋が対象になっているみたいですが、口腔内も動かしたいので舌や扁桃腺付近、鼻腔と繋がっているあたりなども動かして遊んでいます。
あ、そうそう。
今朝、首のコリからくるような偏頭痛っぽい感じが若干あったのですが。
口腔内、特に扁桃腺のあたりをうごめかしながら首もそれに連動させていたら、サクッと偏頭痛が消えました。
いつもは首や肩をうねうね動かしていたりしたのですが、あまり効果的ではなかったです。
首の内部、口腔(気管とか食道)から動かしてみる、というのは新鮮。(^^)

 

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