葛藤するストレッチではなくて意志的伸びを
我流伸びストレッチ動画をふたつアップしましたが、相変わらず他のふたつがまだ出来ていません。
ま、そのうちぼちぼちと・・・。
・我流「伸びストレッチ2」合蹠
・我流「伸びストレッチ3:開脚」とセルフマッサージ効果
この「伸びストレッチ」ですが、いわゆる静的なストレッチとはかなり異なります。
可動域の壁ギリギリのところで静止したストレッチをしていると、そこにはどうしても肉体的葛藤が生まれる気がします。
体は窮屈な状態から逃げようとするのですが、意図的にそれをこらえてストレッチする行為。
肉体の意志を無視した感じがしちゃいます。
例えば、体の硬い人が前屈しようとするとこんな感じになりがち。
下図のモデルは、うちの(セカンドライフ内)バクさんです^^
腰が引けて、体的には「これ以上前に倒れたくないっ!」と声高にアピールしてます。
そんな体の声を無視して、ご主人的には「前屈するぞ!」というアンビバレントな意志の元、頑張っちゃうわけですから。
肩に思いっ切り力が入って、重心が肩のあたりに上がった状態。
溺れている人が、アップアップ上に上がろうとしているような、そんな重心です。
「伸びストレッチ」は、葛藤するのではなくて、体の内発性から行おうとする試み。
体のやる気(気持ちのよい伸び)を触発して、それに乗っかっていく感じです。
例えば足を伸ばした前屈の時、膝はいくら曲がった状態でもよいです。
とにもかくにも、腰が引けた後ろ向きな状態ではなくて、腰がやや前傾して腰が入った状態からはじめます。
この状態で、充分に座骨に体重を預けてしまいましょう。
そうすると、丹田のあたりに重心がブンっと落ちます。
体を軽くゆすったりしながら、その重心が落ちる感覚を確かめます。
ブンッと重心が落ちると、「よっしゃ!」みたいなやる気が出ます。
そこから、息を吸う時に、伸びているところ縮んでいるところを、気持ちよくウネウネと伸ばしたり縮めたりする。
そして、息を吐きながら、座骨に重心を預けるようにくつろいでいく。
そんな繰り返しです。
途中時々、座骨に充分体重を預けられているか、丹田に重心が落ちているか確認したりしつつ・・・。
補足的メモでした。
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