東京電力、夏場5,200万kWまで確保!
昨日のプレスリリースで、東京電力は今夏の供給力を 5,070万kW~5,200万kW程度へと上方修正する旨発表しました。
・今夏の需給見通しと対策について(第2報):東京電力
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11041503-j.html
長期計画停止火力の運転再開および定期点検からの復帰など、供給力確保の対策に全力で取り組んでまいりましたが、新たにガスタービンの設置などにより、さらなる供給力の増加に見通しがついたことから、現時点での今夏の供給力を、5,070万kW~5,200万kW程度へと上方修正いたします。
・7月末 需要予測:5,500万kW → 供給力:5,200万kW (-300万kW)
・8月末 需要予測:5,500万kW → 供給力:5,070万kW (-430万kW)
※夜間に水を汲み上げるための供給力に一定の見通しが得られたことから400万kWを計上
■今回追加された供給力
・ガスタービン等の設置
7月:60万kW 8月:120万kW
・震災停止、定期点検からの復帰
鹿島共同火力1,3,4号機、常磐共同火力8,9号機 計:110万kW
・その他
7月:20万kW 8月:-170万kW
※7月末から8月末への供給力減少(190万kW)については、柏崎刈羽1号機および7号機の定検停止によるもの
・揚水発電の活用 400万kW
今後、ガスタービン等の追加設置、震災停止・定期点検からの復帰および揚水発電のさらなる活用など、追加供給力の確保について、引き続き最大限努めるとのことです。
なお、今回あらたに見込まれたガスタービン等の設置に関してはその詳細が発表されています。
・供給力確保に向けた緊急設置電源の新設について:東京電力
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11041504-j.html
・姉崎火力発電所:0.6万kW(0.14万kW×4)4月運転開始予定
・袖ヶ浦火力発電所:11万kW(0.11万kW×102)7月運転開始予定
・千葉火力発電所:100万kW(33.4万kW×3)2台は8月、3台目は来年夏運転開始予定
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