火力発電所の運用状況
発電所の電力供給や東京電力発電所について、とっても詳しいブログがありました。
・東京電力の計画停電を考える:西陣に住んでます
http://ameblo.jp/kazue-fujiwara/entry-10835236187.html
上記ページの「一日の電力の需要と供給」で原子力や火力、水力発電の運用状況がわかります。
原子力発電をベースに、火力発電で出力調整しながら、水力発電でピークを補うというものです。
つまり、火力発電所は常にフル稼働しているわけではなくて、電力需要を見ながら出力調整しつつ運用されているみたい。
今回の震災後は、発電可能な火力発電所はどのように運用されているのでしょう。
気になるところ。
ところで、以下はこれまで素人ながら出したものですが、単純に停止中火力発電所を除いた最高出力を出しても、実際上はあまり意味がないのかもです。
■東京電力・発電所・水力発電所:160箇所(852万kW)
・火力発電所:26箇所(3,683.1万kW)
・原子力発電所:3箇所(1,730.8万kW)
・風力発電所:1箇所(500kW)
・地熱発電所:1箇所(3,500kW)
合計:6,266.3万kw■地震前に稼働中で現在停止中の原子力発電所
・福島第一原子力発電所
1号機 46.0万キロワット
2号機 78.4万キロワット
3号機 78.4万キロワット
・福島第二原子力発電所
1号機 110万キロワット
2号機 110万キロワット
3号機 110万キロワット
4号機 10万キロワット
計:542.8万kw■3月21日現在停止中発電所
【火力発電所】
・ 広野火力発電所 2、4号機 地震により停止中 60万kW 100万kW
・ 常陸那珂火力発電所 1号機 地震により停止中 100万kW
・ 鹿島火力発電所 2、3、5、6号機 地震により停止中 60万kW 60万kW 100万kW 100万kW
・ 東扇島火力発電所 1号機 地震により停止中 200万kw
計:780万kw発電可能な発電所最高出力計:4943.5万kw
今日の計画停電中止を報じたニュース。
・計画停電、午後も回避=電力融通などで-東電:時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011032100141
この日の最大需要が約3400万キロワットと見込まれるのに対し、他の電力会社からの融通に加え、定期点検中だった五井火力発電所(千葉県市原市)の一部設備の稼働を1日前倒しし21日朝に早めたことで、約3550万キロワットの供給力を確保したという。
地震により停止中の火力発電所以外にも、定期点検中の火力発電所もあったのですね。
ということは、他にもあるのかも。
む~。
火力発電所の運用状況もよくわかりませんし、発電所事情は明瞭には見えてきませんね。
とはいえ。
以前、東京電力の最高出力合計に対する実際の発電率(電力供給率)は67%~68%だったのですが。
現在発電可能な発電所最高出力計4,943.5万kwの67.5%で計算すると3,337万kwとなり。
以下が現在の応援受電。
【当社サービスエリアにおける電気の安定供給確保にむけた取り組み需給状況】・新信濃変換所からの応援受電 60万kW
・佐久間変換所からの応援受電 30万kW
・東清水変換所からの応援受電 10万kW
・北本連系設備からの応援受電 15万kW
3,337万kw+115万kw=3,452万kwで、今日の供給量3,550万kwに近いですね。
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