大規模停電が起きる理由と東電への思い
大規模停電というか不測の停電が起きる理由。
・夜にかけて大規模停電の恐れ 広く節電を呼びかけ 海江田氏:MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110317/dst11031720180100-n1.htm
需要が高まる夜にかけて供給を上回る懸念が強まった。実際に上回ると、超過分の供給を停止するため「周波数低下防止装置(UFR)」が自動的に作動し、停電が起きる。
UFRは都心を除く東京電力の管内にまんべんなく配置されており、どこで停電が起きるか予想できない。東電の試算では、需要が100万キロワット超過すれば、約33万世帯が停電するという。
電力需要が供給を少し上回った程度では瞬時に首都圏が大停電に陥ることはないと説明している。
超過分供給を自動的にストップする「周波数低下防止装置(UFR)」というシステムが、東京電力管内に配置されているのですか。
なるほどぉ。
17日の供給能力は最大3350万キロワットだが、需要は午前9~10時に3330万キロワットとギリギリに迫った。 午後5時は需要は2900万キロワットで推移し需要が高まる夜にかけて供給を上回る懸念が強まった。
17日の供給量が3,350万kwで、17日午前中のピーク時需要が3,330万kw。
午後5時は2,900万kw。
今日はグループ全域で実施されるといわれていた計画停電が、第3グループ(今日は15:20~19:00の予定)の一部でしか実施されなかったのは、この午後5時前後の需要で判断したということでしょうか。
ぼくがNHKニュースで「第3グループ(またはグループに限らず)の計画停電は中止」というテロップを見たのは、確か午後6時頃。
(実際には一部地域で中止だったみたいですが)
そして確か、それに続き「明日の計画停電も中止」というテロップも流れていたような・・・。
※追記
(今思えば、ひょっとしたらあのテロップは、東北電力の計画停電の話だったのかも、
と思ってみたり。
それくらいテロップと放映内容がヘンテコ、イミフなのでした。)
と同時に、NHKニュースは「夕方から夜にかけて大規模停電の恐れ」という緊急談話のニュースを放映しており。
「計画停電を止めるほど供給に余裕があるのに、何故に大規模停電の恐れが?」と思ったものでしたが。
謎。
東京電力の発表と政府からの発表、そして報道の三者が、刻々と変化する電力需給にかなり錯綜しているのは事実みたい。
ていうか、やっぱり東京電力の情報提供や広報の在り方は、現状ではかなりマズイのではないかと思います。
いち企業が、日本の首都を含めた日本全体の機能や国土の安全を脅かしているという事実を。
もっと意識して、謙虚に真摯に対応、情報提供してほしいと思います。
もちろん、現場の方々の身を粉にした努力には日々感謝しており、それは別にして、です。
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