東京電力の発電量
計画停電の該当グループや該当時間になっても、実際にいつ停電になるのかわからない今日この頃。
仕事も暇だったりするので、現時点での東京電力発電量を計算してみたりするテスト。
まあ、実際のところはわからないんですけどね。
発電のことには、そもそも無知ですし。
ともあれ、今まで調べたデータ(東京電力の発電量は現在約80%かも)などからの類推遊び。
■東京電力・発電所
・水力発電所:160箇所(852万kW)
・火力発電所:26箇所(3,683.1万kW)
・原子力発電所:3箇所(1,730.8万kW)
・風力発電所:1箇所(500kW)
・地熱発電所:1箇所(3,500kW)
合計最大出力:6,266.3万kw■停止中発電設備
・原子力:542.8万kw
・火力:815万kw
合計最大出力:1,357.8万kw(21.7%)
6,266.3万kw - 1,357.8万kw = 4908.5万kw(78.3%)
この4908.5万kwが現在の東京電力管内発電所最大出力。
通常時の78%。
これまで東京電力から発表された電力供給量やその予測でパッと目に入ったものが以下。
・15日、16日供給力予測 3,300万kw・17日の電力供給量 3,350万kw
今ある発電所最大出力 4908.5万kw 体制で 3,300万kw の電力供給量だと、最大出力に対する実際の供給能力は 67.2% ということになります。
電力供給量 3,350万kw だと68.2%。
現在停止中の原子力発電所がカムバックすることはないのでしょうから除くとして、現在停止中の火力9機が運転再開した場合。
4908.5万kw + 815万kw = 5,723.5万kw(91.3%)
通常時全体の91.3%、5,723.5万kw の最大出力になります。
心強い。^^
これをちょっと低めに67%の供給能力で見積もると
5,723.5万kw × 67% = 3,834.7万kw
水力発電の供給能力は水量に左右されますが、原子力や火力はそれよりは安定的な供給能力を持つでしょうから、9機の火力が戦線復帰したらもう少し供給量は増えるはず。
今のような鉄道各社の協力等の節電があれば、これくらいの供給量があれば計画停電なしでも乗り切れるのかな。
※追記
今夕刊を見たら、今日午後6時から7時のピーク時需要予測が4,000万kwとか。
火力9機が復帰しても足りない計算になる・・・。orz
東京電力が「計画停電は4月まで続くだろう」と言っていると報道されていますが、現在停止中9機の火力に対する復帰予測からなのでしょうね。
それにしても。
東北電力では、水力発電所(9ヵ所)も含めて変電所(29ヵ所)やその他施設の被害がいまだ復旧していないものがけっこうありますが。
さいわい東京電力では、水力はすべて稼働中であり、施設被害もすべて復旧済みなのが有り難いです。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 一年振りw(2021.08.25)
- 大晦日の朝(2017.12.31)
- 秋、朝のお散歩(2017.10.17)
- 雨に佇むカラスの親子(2017.07.24)
- 電話の難(2017.06.19)
コメント