東京電力以外の電力供給と休眠火力の再稼働
東京電力以外の企業による電力供給
・京浜臨海部の火力発電フル稼働へ、電力不足で供給底上げ/神奈川 2011年3月17日19時49分
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103180004/
東電以外の企業も電力供給に努力している。東京ガスが昭和シェル石油と組んで昨年運転を始めたガス発電所、扇島パワーステーション(81万キロワット)は「可能な限り東電へ供給している」(東ガス)。
JX日鉱日石エネルギーと建設した川崎天然ガス発電所(84万キロワット)もフル稼働している。
・扇島パワーステーション:81万kw
・川崎天然ガス発電所:84万kw
電源開発(Jパワー)は石炭を燃料とする磯子火力発電所の2号機(60万キロワット)が停止したが、現在は運転再開。
点検期間中だった1号機(同)も3連休明けをめどにフル稼働を目指す。
エクソンモービルグループは主力の東燃ゼネラル川崎工場(川崎市川崎区)の自家発電量を最大にして外部への供給支援に努めている。
・Jパワー2号機:60万kw
・Jパワー1号機:60万kw(3連休明け稼働予定)
現在の3機で225万kw、連休明けには4機で計285万kw供給されますね。
素人計算では、現在の東京電力最高出力は今日戦線復帰したと思われる大井火力発電所を含めて4943.5万kw(地震前6,266.3万kwの78.9%)。
これに上記東京ガス等の発電所を加えて、5,228.5万kw(83.4%)。
東京電力発表による今日19日の供給電力は3,400万kwを見積もっていましたが、これら東京ガス等も含めた数字なのでしょうか。
ちょっと気になります。
休眠火力の再稼働
東京電力以外の電力供給の他に、今まで休眠していた火力発電所を再稼働させる動きもあるようです。
ただ、その中には2、3ヶ月要するものもあり、再稼働までの期間はまちまちのようです。
・電力確保 休眠火力再稼働に2~3カ月 老朽化、原油調達など課題も 2011.3.18 20:17
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110318/biz11031820190037-n2.htm
資源エネルギー庁は、休眠火力発電所の立ち上げには最低でも2~3カ月かかるとしているが、比較的早い再開が期待できるのは、横須賀火力発電所(神奈川県横須賀市)の7、8号機だ。
同発電所は、平成19年7月の新潟県中越沖地震による東電柏崎刈羽原発の停止に伴って再開させた。
同原発の主力の6、7号機の再開後、22年4月に長期停止を視野に入れて停止したばかりで、比較的早期の立ち上げが可能とみられる。東電は、3発電所、10基で約280万キロワット分の休眠火力発電所を持つ。
電力業界には、「休眠火力の復旧には数カ月かかる」との見通しもあるが、一律ではない。
中には休止が長期にわたり、老朽化しているものも少なくなく、大半を復旧するにはさらに時間が必要だ。
ちょっと先になりそうですが、280万kwは心強いですね。
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