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2010/12/28

皮膚の澱みや凝り:按摩マッサージ

>皮膚が凝るってどういう状態なんでしょうか?初めてきいたような・・・。

というコメントがあったので、ここに書いてしまうことに。

「揉みダコ」という言葉を聞いたことはないでしょうか。
これは、強いマッサージを定期的に受けるのが大好きという人に見られる典型的な皮膚の凝りで、肩や上背部にあることが多いです。
サウナでマッサージをしていると、たまに出会えます。

例えば・・・。
親指を立てて、足の腿を「ドシン! ドシン!」と突く様を思い浮かべてみてください。
こんな暴力的なことを継続的に行っていると、腿の表層の皮膚は刺激に対応して徐々に硬くなっていきます。
刺激から身を守るための適応というか耐性というか・・・。

按摩やマッサージでも同様で、皮膚の存在を無視し、筋肉の凝りを強制的に強い力で揉みほぐそうとする暴力的なことを継続していると、表層の皮膚は硬く凝ってきます。
皮のカバンなどの触感というか、そんなものが肩に張り付いている感じ。
高血圧の人の首から肩(僧坊筋付近)にも似た凝りが出ていたりします。

このような凝りは、皮膚の感触をしっかりと味わうように、頑なになっている人に「どうしたの?」と尋ねるように触れていると徐々にゆるんでいきます。
意外とシンプルでわかりやすい凝り。

あとは、皮膚が澱んでいる凝りもあります。
感触は肉屋さんで売っている食肉のような感じ。
え~と、ハッキリといえば死んだ肉の感触。(^^;
ぜんぜん活き活きとしていなくて弾力のない「ベタ~」とした感触です。

こちらも、拗ねている人に「どうしたの?」と尋ねるように触れていると徐々にゆるんでいきます。

この皮のカバン~食肉までの中間的な感触や、張り詰めたような張り感や逆に力のない皺々感もあり・・・。


体全般に渡っていえるのですが、皮膚は面白いです。
皮膚は個人と外界を「繋ぐ場」でもあるけれど「隔てる場」でもあるので、その表情も様々。

外界との関わり方が如実に表れている場、という感じがしています。

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コメント

なかなか分かりやすい解説でした。
皮膚も頑なになったり拗ねたりするんですね。
「腐った肉の・・・」にはなりたくない~う~。
尋ねるように触れていると緩んでくるというのも、へぇ~と声が出ました。
自分でやっても良さ気ですね。

お勉強になりました。
ありがとうございましたpuruさん。

投稿: 玉兎 | 2010/12/28 12:34

「揉みダコ」って聞いたことなかった。
そこで思いつくのは、肩たたき。
あれってただ強く叩いたりしたらよくないということですよね。
むしろかえって悪化させてしまうのかな。。
あっ、マッサージ機械の肩だけ叩くコンパクトなものも
よくないのかな(単純な反復運動するのを買って使ったりしてるんです、といっても結局だんだん使わなくなっちゃうんですけど)

投稿: kisato | 2010/12/29 21:27

玉兎さん
>尋ねるように触れていると緩んでくるというのも、へぇ~と声が出ました。
>自分でやっても良さ気ですね。

うん。
自分でやってもよいよ。
肩なんかも、時々自分でチェックしておくとよいです。


kisatoさん
>あれってただ強く叩いたりしたらよくないということですよね。

です。^^
タントンとかトントン程度の優しい感じだとよいけれど。
ドシン、ドシンは、一時的にまぎれたり麻痺したりするだろうけれど・・・。

>マッサージ機械の肩だけ叩くコンパクトなもの

道具は使いようだと思うです。
気持ちよい程度で使っている分にはよいと思う。

でも、ほんとに道具って(特に健康グッズ)は使わなくなっちゃいますね。(^^;

投稿: puru | 2010/12/30 17:32

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