« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

2010/12/29

横隔膜の3D筋肉解剖で位置を把握する:Body Browser

横隔膜の位置や機能は今ひとつわかりにくいので復習。
まずは呼吸と横隔膜の機能から。

・息を吐く(呼気)
胸郭が縮んで横隔膜はゆるみ、肺のスペースが小さくなって息を吐きます。

・息を吸う(吸気)
胸郭が拡がり逆に横隔膜が収縮、肺のスペースも拡がり息を吸います。


1012291


横隔膜の位置。

・起始
腰椎部・胸骨部・肋骨部

・停止
横隔膜中央部の腱膜(腱中心)


横隔膜の位置は、解剖の参考書や腹式呼吸の解説書などでも立体的に把握するのが難しいです。
そこで「Body Browser」で動画を作ってみました。
これなら、「Google Chrome」のbeta版をインストールしていない人でも見ることができますよね。



わかりやすい。^^

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/28

う、梅の花が咲いてたよ (^^;

昨日、患者さんの家に出張に行ったのですが。

梅の花が咲いていました。
ポツリ、ポツリと。

今、年末ですよね、確か。
2月とかじゃなくて。(^^;

そいえば、今月は。
家の近所の桜も咲いてたような・・・。

むむむ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

皮膚の澱みや凝り:按摩マッサージ

>皮膚が凝るってどういう状態なんでしょうか?初めてきいたような・・・。

というコメントがあったので、ここに書いてしまうことに。

「揉みダコ」という言葉を聞いたことはないでしょうか。
これは、強いマッサージを定期的に受けるのが大好きという人に見られる典型的な皮膚の凝りで、肩や上背部にあることが多いです。
サウナでマッサージをしていると、たまに出会えます。

例えば・・・。
親指を立てて、足の腿を「ドシン! ドシン!」と突く様を思い浮かべてみてください。
こんな暴力的なことを継続的に行っていると、腿の表層の皮膚は刺激に対応して徐々に硬くなっていきます。
刺激から身を守るための適応というか耐性というか・・・。

按摩やマッサージでも同様で、皮膚の存在を無視し、筋肉の凝りを強制的に強い力で揉みほぐそうとする暴力的なことを継続していると、表層の皮膚は硬く凝ってきます。
皮のカバンなどの触感というか、そんなものが肩に張り付いている感じ。
高血圧の人の首から肩(僧坊筋付近)にも似た凝りが出ていたりします。

このような凝りは、皮膚の感触をしっかりと味わうように、頑なになっている人に「どうしたの?」と尋ねるように触れていると徐々にゆるんでいきます。
意外とシンプルでわかりやすい凝り。

あとは、皮膚が澱んでいる凝りもあります。
感触は肉屋さんで売っている食肉のような感じ。
え~と、ハッキリといえば死んだ肉の感触。(^^;
ぜんぜん活き活きとしていなくて弾力のない「ベタ~」とした感触です。

こちらも、拗ねている人に「どうしたの?」と尋ねるように触れていると徐々にゆるんでいきます。

この皮のカバン~食肉までの中間的な感触や、張り詰めたような張り感や逆に力のない皺々感もあり・・・。


体全般に渡っていえるのですが、皮膚は面白いです。
皮膚は個人と外界を「繋ぐ場」でもあるけれど「隔てる場」でもあるので、その表情も様々。

外界との関わり方が如実に表れている場、という感じがしています。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2010/12/26

肩こりの3D筋肉解剖解説動画:Body Browser

相変わらず「Body Browser」です。
今日は、肩こりに関係する筋肉を「Body Browser」を動かしながら順に閲覧。
それを動画にしてみるテスト。

鍼灸マッサージ専門学校に通っていた20数年前。
もしこんなアプリがあれば、一晩中遊んでいたかも。

というか、解剖の教材としても秀逸だと思います。
鍼灸マッサージ専門学校でも解剖学の授業教材として取り入れたら、学生さんの食いつきも良いのではないでしょうか。



肩こりのまず表層で触れるのは僧坊筋。
その上の皮膚が凝っている場合も多いのですが。

肩甲挙筋、後斜角筋、中斜角筋、前斜角筋は、どちらかというと首になるかも知れませんが、僧坊筋の下や前部に位置していて肩の凝りとも関連深いです。
僧坊筋をえぐるようにして肩甲挙筋や後斜角筋に触れるのが大好きです。

というか、学生の頃から斜角筋群のファンです。^^
特に、第一肋骨と前斜角筋、中斜角筋で形成される斜角筋三角が魅力。
腕にいくすべての神経(腕神経叢)や鎖骨下動脈がここから出ています。

後ろに甲羅の鎧のようにある僧坊筋に対して、斜角筋群は前頸部に位置しているので精神的な緊張がダイレクトに触れられるのも好きです。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010/12/23

現行版Chromeで「Body Browser」を動かしてみる

どうやらGoogle Chromeには隠し機能があるらしく。
Chrome現行バージョン(Ver.8.0)でも、隠し機能でWebGLを有効にすることができるみたいです。

もしこれが出来れば、安定性を保証されていないbeta版をインストールすることなく、「Body Browser」を楽しめるかも知れません。

というわけで、セカンドPCのChromeはVer.8.0なので試してみました。

ちなみに、Chormeの隠し機能や起動オプションをまとめている「Google Chrome まとめWiki」というサイトがあったので、メモしておくことに。
隠し機能はそこの「アドレスバー」というページにあります。

・アドレスバー:Google Chrome まとめWiki
http://chrome.half-moon.org/44.html

上記ページ中にある

about:flags 実験的な機能*1を有効にするページを表示(v8.0以降)

という、この隠し機能でChrome 8.0でもWebGLを有効に出来ます。

まずは確認のために「Body Browser」にアクセスしてみます。

・Body Browser - Google Labs
http://bodybrowser.googlelabs.com/
1012231


Chrome 8.0でアクセスしていますから、当然上記のようなページが表示。

次に、アドレスバーに実験的な機能を有効にする隠しコマンド「about:flags」を入力してキーボードの「Enter」を。
すると、下図の画面が表示されます。


1012232


とりあえず、下からふたつ目にある「WebGL」の「有効にする」をクリックします。
クリックしたらChromeを再起動。

再び「Body Browser」ページにアクセスしてみると、「Body Browser」っぽい表示にはなるものの、これだけではダメのようです。


1012233


よくわからないながらも、再度「about:flags」を入力してキーボードの「Enter」。
ひとつ上にある「GPU アクセラレート合成」の「有効にする」をクリックしてみます。
(「有効にする」をクリックすると、「無効にする」というリンクに変わります)
設定を有効にあるために、Chromeを再起動します。


1012234


さて、これでどうしょう。ワクワク
またまた「Body Browser」にアクセスしてみると、トップの女性モデルがいる画面が表示されました。^^やたっ

ついでに、これまで投稿したURLに飛んでみると・・・


1012235


なんだか腕の骨が黒い・・・(^^;

もうひとつ、今度は横隔膜のURLをクリック。


1012236


き、筋肉が黒い。(^^;;

というわけで、いろいろと表示してみましたが、画面の移動等は問題ないものの、一部黒っぽくなって正常に表示されない例がほとんどでした。

確認のために、このセカンドPCもbeta版にアップデートしてみましたが、画像表示は多少良くはなったものの、Chrome 8.0の時と大差ない結果に。
おそらく、セカンドPCのグラフィックの非力さ故だと思います。

ちなみに、セカンドPCのスペックは以下。

・WindowsXP SP3
・PentiumD 2.4GHz
・メモリ:1.0GB
・グラフィック:オンボード

通常の使用では充分なスペックだと思っていましたが、やはり3D描画には苦しいのですね。

検索したら、MacBookAirではありますが、上記の方法でChrome 8.0で「Body Browser」が動かせた例が出ています。
充分なスペックのPCを持っていてChrome beta版をインストールしたくない方は、試してみる価値はあるかもです。

・【Google】Google Body Browserがスゴい件
http://keimiyamoto1127.blogspot.com/2010/12/googlegoogle-body-browser.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/22

イメージしやすい横隔膜の透視図:「Body Browser」

最近、ほとんど「Body Browser」の記事ばかりです。
すっかりハマッてますね。(^^ゞ

ところで、一個下の記事で。
大腰筋、小腰筋の画像をアップしています。
そこで腰椎前面に付着している筋肉は何だろうと思いつつ、「ま、いいか」とスルーしていましたが。

画像には「Body Browser」のURLをメモしておいたので、そのURLをクリックして同じシーンを再現。
そして、その筋肉をクリックしてみると。
なんとそれは、かの有名な「横隔膜」さんでした。

あの、とってもイメージしにくい横隔膜。
どの解剖やスポーツの参考書を見ても、体感イメージとして把握しやすい図が掲載されている本は皆無といっても過言ではない、あの横隔膜です。

ズームアウトしてみると、なんとわかりやすい絵!^^

http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0.12,m:0.76,sk:1,c:1,o:0,ci:0,n:0&sel=Diaphragm,1,1,0.3,0.2&lab=Diaphragm&nav=33.21,108.53,9.27
1012226


体を回転させて背部に回り、視点をちょっと上方に移動。
こ、こんな、背部から見た横隔膜図は見たことがないです。

素晴らしい!>Googleさん

http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0.12,m:0.76,sk:1,c:1,o:0,ci:0,n:0&sel=Diaphragm,1,1,0.3,0.2&lab=Diaphragm&nav=36.64,126.15,66.17
1012227


しばし、体をグルグル回してみたり、視点を上下に動かしてみたり・・・。
うっとり。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

「Body Browser」で体幹部の深層筋を見る

いろいろ見る角度や透明度を変えても、「Body Browser」で体幹部の深層筋は見ることができなくて。
どうせ表面からは、体幹の深層筋は見えないので、まだbeta版の「Body Browser」では実装していないと思い込んでいましたが。

ありました。
深層筋。


http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0.12,m:0.76,sk:1,c:1,o:0,ci:0,n:0&sel=&lab=&nav=33.21,108.53,9.27
1012223


上は小腰筋と大腰筋の起始部付近。
ちょっと見にくいですが、お腹の中に入ってしまわないと見られないのです。


http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0.12,m:0.76,sk:1,c:1,o:0,ci:0,n:0&sel=&lab=&nav=34.13,91.56,10.81
1012224


こちらは同じく小腰筋と大腰筋の停止部付近。
こっちの方はかなり見やすいですね。^^


ちなみに、単語で検索すると全体像が現れるのですが、ちょっとわかりにくいです。
大腰筋「psoas major」で検索したシーンが下。


http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=1,0&opa=s:0,m:1,sk:1,c:1,o:1,ci:1,n:1&sel=L_Psoas_Major,1,1,0.3,0.2&lab=L_Psoas_Major&nav=0,95.65,99.74
1012225


検索できるということは、単語を知ってさえいれば(または調べれば)ほとんどの解剖部位は見ることが出来るんですね、きっと。
スゴイな、Googleさん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

触れた手応えは、そのまま受け手の感触になる

鍼灸学校や解剖のことで思い出したのですが。

昔、鍼灸学校の同級生が卒業後、医大の解剖学教室に助手だかバイトだったかで数年勤めていました。
その彼に、お腹のマッサージをしてもらったことがあり。

お腹に触れながら、「腸壁が薄いねえ」と言われたりもし。
「腸壁の厚さがわかるんだ・・・」と驚いたものでしたが。

実はその時、触れられながら。
彼が触れるその手の感触で、自分の腸の形がリアルに感じられていたのでした。

リアルな手応えとともに触れられると、その手応えは同時に受け手にも感じられるということ。
ぼくの按摩心得のひとつは、この時に生まれました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「Body Browser」で解剖の勉強をし直す

せっかく「Body Browser」という素敵なツールがあることですし、解剖について再度勉強し直してみようかな、なんて思ってます。

鍼灸学校を卒業して既に20数年。
学生の頃は、せっせと解剖図を模写したりしたものですが、その対象は主に骨格・筋肉系であり。
実は、内臓や脈管、脳神経系と骨格や筋肉との位置関係をちゃんと把握していなかった、と今回「Body Browser」で遊んでいてわかったのでした。

初歩的な大ボケ勘違いがひとつ判明。


http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0.27,m:0,sk:1,c:1,o:1,ci:1,n:1&sel=&lab=&nav=20.42,101.56,69.65


いつから勘違いしはじめたのかはわかりませんが、肝臓は胃の後ろにあると思っていました。
前なんですね。(^^ゞ

参考書を見ると、以下のように書いています。

肝臓はの上面はヘルメットのように丸く、横隔膜の下面に接している。
呼吸にさいして横隔膜の円蓋が上下するにつれて、肝臓も上下運動をすることになる。
医師は患者に腹式呼吸をさせながら、右の肋骨弓の下縁に指を入れて、肝臓の右葉の前縁を触診する。

上図の肝臓の位置を見ても、触診するのは難しくなさそう。

ところで現在は女性モデルのみの「Body Browser」ですが、近々男性モデルが登場するとのこと。
女性の肋骨弓の角度は狭いですが、男性の肋骨弓はもっとふわっと大きくなります。
骨盤の形も異なりますから、早く男性モデルも見てみたいですね。

下は内臓を背面から見たところ。


http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0.12,m:0,sk:0,c:0,o:1,ci:0,n:0&sel=&lab=&nav=10.95,108.19,35.25
1012221


ちょっと角度を変えると、また立体的に見えていいですね。


http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0.12,m:0,sk:0,c:0,o:1,ci:0,n:0&sel=&lab=&nav=11.3,107.8,35.25
1012222

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/12/20

頭の中、中心付近の力を抜く:Body Browserで確認

治療のはじめに指もみ(詳しくは過去の記事をどぞ)をする時。
できるだけ無駄な力を抜くようにします。

お腹や胸の場合は、お腹が空いた時の感じをイメージしたり、「ホッ」と安心するような感じにしたりし。
そうすると、本当にゆるんで、お腹がグルグル鳴ったりもします。

気がついてみると、最近は必要をかんじなくなっていますが。
以前は指もみをはじめると、頭の中、喉と鼻腔の奥の上の方に緊張を感じ。
そこを「ホッ」とゆるめるようにしていて。
そこがゆるむと、頭や首の緊張もゆるんでいました。

どのあたりなんだろうと、Body Browserで確認。

http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0,m:0.18,sk:0.36,c:0.36,o:1,ci:0,n:0&sel=R_Sphenoid_Sinus,1,1,0.3,0.2&lab=R_Sphenoid_Sinus&nav=3.07,167.11,25.96
1012206


感覚的には、上図の青い円付近だと思うのですが・・・。
該当の場所は、鼻腔の上、蝶形骨洞付近になります。

蝶形骨洞って、感覚はあるのでしょうか。
腹鼻腔炎で、蝶形骨洞や篩骨洞にも炎症を起こすこともあるそうですが、感覚があるのかは不明。

強めに鼻から息を吸ってみたりしても、その入る息を感じる鼻腔のもっと奥のような気が・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

腹部マッサージの透視解剖図 @ Body Browser

ぼくの按摩で、お腹をマッサージすることはあまりありませんが、それでもたまに指圧したりすることがあり。
リバランシングというボディーワークで学んだ、内臓の裏に位置する深層筋、大腰筋や腸腰筋に働きかけるワークを指圧や按摩的に行うこともあり。

腹部の透視解剖図を眺めるのは、とっても魅惑的です。
角度を変えてみたり、ズームアップしてみたり・・・。
飽きることがないです。^^

まずは真横から見た図。


http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0.27,m:0,sk:1,c:1,o:1,ci:1,n:1&sel=&lab=&nav=22.08,105.78,67.58
1012203


腕が邪魔。(^^;
どうか身体各部を表示・非表示できる機能を追加してください。>Google Labs様
とはいえ、表示シーンをURLアドレスで共有可能にしている手前、新たな機能を付け加えるにしても、それをアドレスに反映させるのは大変なのでしょうね、きっと。
頑張ってアップデートしてください。


でも、こうやってブラウザでお手軽に透視解剖図が眺められるのは有り難いです。
横から見ると、腰椎の前面って思ったより前に位置していますよね。
背骨というと、どうしても背部からイメージしてしまうんですが、こうやって透視図を繰り返し見ていると「身体中央に位置する背骨」が意識しやすくなります。

http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0.27,m:0,sk:1,c:1,o:1,ci:1,n:1&sel=&lab=&nav=22.52,100.66,18.19
1012205


これがまた、とってもいい絵です。^^
邪魔な腕をすり抜けてズームアップした図。

手前に寛骨(骨盤)が写り、その奥に腰椎5番、4番、3番と積み重なっています。
下大静脈の後ろに腹大動脈が顔を覗かせ・・・。

このまま、ゆっくり横に回転させて、付近の様子を眺めてみるのも乙。^^

ちなみに、腹大動脈は背骨直前にあり、真ん中よりやや左に位置します。

http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0.27,m:0,sk:1,c:1,o:0,ci:1,n:1&sel=&lab=&nav=20.45,101.49,45.13
1012204


こんなにサクッと簡単に望みの透視図が見られるのですから、「Body Browser」様々です。m( _ _ )m
(別にGoogleの回し者ではないのですが)

リバランシングには、両手握り拳(実際には指は曲げずに力を抜いているだけ)をお腹の正中線上に横に(母指側が隣り合わせ)並べ、背骨付近まで沈めていくワークがあるのですが。
この時、沈めている拳側には腹大動脈の脈動がドックン、ドックンと感じられ、背骨の形もリアルな感触で感じられます。
そのまましばし手を沈めたままにして、ゆ~っくりとお腹から離れると・・・。
突然、受け手の大腿部内側を暖かい液体がドバーっと流れるのを感じたりして。
(おしっこを漏らしたような感じ (^^:)
ビックリされることがあります。

これは、しばしの間流れを止められていた腹大動脈の血液が、一気に大腿部内側を流れるため。
そういえばいつだったか、鼠径部直下で動脈の流れを止めて一気に流す、というテクニックを売りにした治療をTVでやってました。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

「Body Browser」で解剖部位名(英語名)のお勉強

毎日「Body Browser」を眺めている変な人です。
せっかく解剖部位の英語名が表示されるので、英語名をメモしておくことに。

辞書は、今年10月にあの「英辞郎」が「Chrome」の拡張機能を公開していますから、それを使うのが便利です。

・英辞郎 on the WEB (by SPACE ALC) - Google Chrome 拡張機能ギャラリー
https://chrome.google.com/extensions/detail/oonalfdoahlmjaoloddjenihohbfodme

拡張機能をインストールすると、Chromeのアドレスバー右に英辞郎の「英」アイコンが出ますから、それをクリックして英単語を入力。
「英和・和英」ボタンを押すと、別タブに翻訳が現れます。


1012201


上図のように、「Body Browser」の解剖部位をクリックして部位名を出し、そのスペルを見ながら入力できるので便利です。


とりあえず、一番オーソドックスな胸腹部の解剖図を。

(Body Browserが閲覧できる環境-Chrome beta版インストール済み-であれば、下記リンクで同様なシーンが見れます)
http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0.27,m:0,sk:1,c:1,o:1,ci:1,n:1&sel=&lab=&nav=20.42,101.56,69.65
1012202


costal cartilage (kɑ'stl kɑ'ːrtəli`ʤ):肋軟骨
rib (ri'b):肋骨
sternum (stə'ːrnəm):胸骨
os coxae (ラテン語):寛骨
 ※coxal bone (ka'ksə bo'un):寛骨

pleura (plu'ərə):胸膜
 ※lung (lʌ'ŋ):肺
liver (li'vər):肝臓
gallbladder (gɔ'ːl blæ`dər):胆嚢
pancreas (pæ'ŋkriəs):膵臓
stomach (stʌ'mək):胃
large intestine (lɑ'ːrʤ inte'stin):大腸、結腸
small intestine (smɔ'ːl inte'stin):小腸

お馴染みの胃や肝臓、肺以外の英単語は覚えられそうにないですね。(^^;


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/19

「Body Browser」をひとつのアプリとして扱う

仕事の合間、暇があれば「Body Browser」を眺めています。

おかげで、マッサージして触れている時の、その手の感触の先にある内蔵や人体全体のイメージが、透過イメージとして浮かびやすくなりました。

毎日の散歩中、歩く振動でゆれる内蔵や体内の感触を味わっていたりするのですが、その感触もよりイメージとして浮かびやすくなり。

「Body Browser」は、治療師や医療関係者ばかりではなく、スポーツ選手やダンサーなど、身体に携わる人全般にとって恩恵あるものになるのではないか、と思ってみたりしています。


というわけで、頻繁に眺める「Body Browser」なので。
Chromeのタブのひとつとしてひらくのではなく、ひとつのアプリケーションとして単体で立ち上げておきたく。
「Body Browser」専用のChromeを作ることに。

(興味ある方は、以前書いた記事「Chromeを別プロファイルで複数起動」を参考にしてみてください。)

オリジナルChromeのショートカットをコピペし、プロパティでリンク先に「 --purge-memory-button --user-data-dir="..\User Data\puru02」を追加。
「 --purge-memory-button」は、Chromeの設定(右上にあるスパナアイコン)→「Tools」→「タスクマネージャ」でタスクマネージャを開いた時に「メモリを開放」ボタンを追加するオプション。
「 --user-data-dir="..\User Data\puru02」の「puru02」は自分が使っていない英数をテキトーに。

ショートカットの名前を「Body Browser」に変更すれば、「Body Browser」専用のChromeの出来上がりです。
Chromeのオプション「個人設定」タブでアカウントを同期させれば、アッという間にそれまで使用していたChromeと同じ環境になります。

また、今作ったプロファイルのChromeであらかじめ「Body Browser」を開いておき。
オプションの「基本設定」タブで「起動時:」の「次のページを開く」にチェックを入れ、「現在のページを使用」ボタンを押せば、起動時には毎回「Body Browser」が立ち上がるようになります。


■追記
アカウントを同期させたまま「起動時:」のページを「Body Browser」にしておくと、他のプロファイルのChromeのホームページも「Body Browser」になってしまうのでした。(^^ゞ
「Body Browser」用Chromeをアカウントを同期させたら、再度「オプション」→「個人設定」タブで「このアカウントの同期を停止」に設定し、いったん終了。
再度「Body Browser」用Chromeを立ち上げ、それから「起動時:」のページを「Body Browser」に設定、という手順がよいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/18

人体解剖3Dブラウザ「Body Browser」は世界最強だった

以前(2009年3月)、ネット上の秀逸な人体解剖3Dサイト「Visible Body」のことを書いたのですが、それとGoogleさん提供の「Body Browser」を比較してみようと思い立ちました。

・人体3Dの秀逸サイト
http://tao.main.jp/3d/3d4.htm

というわけで、数年ぶりに「Visible Body」にアクセス。

・Visible Body | 3D Human Anatomy
http://www.visiblebody.com/start

2009年当時は、すっかりいつまでもフリー(無料)だと思い込んでいましたが・・・。
なんと、現在は有料になっていました。
(フリー利用期間が終了したのかな?)


1012185


個人利用で月間 $14.95、年間 $119.95 だそうです。
年間で約1万円と手頃な値段ではありますが、フリーで利用可能な人体骨格3Dソフト「Bone Lob」やGoogleさんの「Body Browser」を知ってしまった今では、余程の使用感や品質の差がない限り、お金を支払う気にはなれません。

実は、「Body Browser」が人体解剖での表皮や筋肉、骨格、脈管系、脳&神経系など全般に渡って網羅し、しかも高品質なのにもかかわらず、その表示や操作があまりにも軽快なので、以前使ったこちらも高品質だった「Visible Body」と比較してみようと思ったのでした。
ところで、結局「Visible Body」にはアクセスしませんでしたが、ボケ気味の記憶を頼りにしても、「Visible Body」は「Body Browser」ほど軽快ではなかったように思います。

ちなみに、ずいぶん昔に購入し重宝していた日本製の人体解剖3Dソフト「MedLips」(今年12月24日で販売終了)は、かなり古いソフトで表示できるデータ量も限定的で品質もよくありません。
「Body Browser」を見てしまった後では尚更。(^^;

人体骨格3Dソフト「Bone Lob」もその質は高いのですが、何しろ骨格のみのソフト。

品質は基より表示の軽快さや自分が見ている解剖シーンを他者と共有できる機能も含めて、Googleの「Body Browser」は今のところ世界最強の人体解剖3Dソフトだと思います。

治療師や手技療法家、鍼灸マッサージの学生さんには超お勧めです。
(「Body Browser」の閲覧方法は昨日の記事を参考にしてください)


今はbeta公開ですが、何としても正式公開まで辿り着いてください。m( _ _ )m お願いします >Google Labs様

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Googleの人体解剖3Dマップ「Body Browser」β版で遊んでみた

昨日に引き続き、Googleさんの人体解剖3Dマップ「Body Browser」β版で遊んでみました。
(「Body Browser」の閲覧方法は昨日の記事を参考にしてください)
Google Labsの詳細には、Body BrowserのURLを使って自分が見ているシーンを共有出来るとあります。

Body Browser - Google Labs

どんなところまで共有、再現できるのか試してみました。
臀部のマッサージを想定し、骨盤と大腿骨頭の位置関係と、そこに走っている脈管系と神経系を表示。
表皮と筋肉の透明度はMaxにし、それ以外の骨、脈管、神経などの透明度はゼロで表示。

http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0,m:0,sk:1,c:1,o:1,ci:1,n:1&sel=&lab=&nav=10.65,88.2,44.9
1012181


これで一度Body Browserを閉じて、コピーしたURLを入力してアクセス。
あらま。
ちゃんと同じように再現されています。@o@

グリグリ動かしながら、URLのアドレスを注視していた(つもり)ですが、表皮や筋肉などの透明度を変えてもアドレスが変わってないと思っていたのですが、ちゃんと反映していたんですね。
ズーム表示などもちゃんと反映されている様子。
Googleさん、スゴイです。(^O^)


表示されている部分をクリックすると名称が出、それ以外の透明度が増してその部が鮮明に見えるようになります。
下は大腿骨をクリックした時。
名称は「femur」(fi'ːmər)ですか。


1012184


更にクリックすると、その部以外の透明度が増して、クリックした部が更に強調されて見えるようになります。


1012183


もう一度クリックすると、最初の表示に戻ります。

後は、選択した部分(例えば大腿骨とか)の表示・非表示が出来たり、今は上下先端でしか出来ない(と思う)水平軸の回転がどこでも出来れば言うことなしですね。
それにしても、表示させた解剖図をそのまま共有できるというのは、Googleさんならでは機能で驚きです。


■追記
先ほど確認したら、なんと上の画像で、大腿骨をクリックした時の、それ以外が透明になっている表示もURLアドレスにちゃんと反映されており。
その表示まで共有できるみたいです。

なんてスゴイんだ、Googleさんってば。
これは、是非とも、何がなんでも、正式公開まで漕ぎ着くことを、切に願います!


(過去に書いた人体3D関連記事は「鍼灸マッサージ師、手技療法家のための人体3Dソフト」にまとめてあります)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/17

Googleの人体解剖3Dマップ「Body Browser」β版登場!

Googleさんが興味深いベータ版サービスをはじめました。
皮膚や骨、臓器、神経系などの3D人体解剖マップブラウザー(?)「Body Browser」。
これは治療師の方々にも最適だと思います。

ただ、各部名称は英語なので、残念なような、逆に勉強になるような、微妙な感じ。(^^;

・Body Browser - Google Labs
http://bodybrowser.googlelabs.com/


1012171


現状流通している通常のIEやChrome等のブラウザでは、まだ「WebGL」をサポートしていないので、上図のようなページが表示されます。
「Body Browser」を試してみようと思ったら、「WebGL」をサポートしているChromeのbeta版をインストールする必要があります。


1012172


上記ページの「Click here」から、beta版ダウンロードページに飛び、ダウンロード&インストールしてみてください。


1012173


インストール後に再度上記ページにアクセスすると、「Body Browser」の閲覧ができるようになります。


1012174


以下はYouTubeにアップされていた5分ほどの動画。
これを見るだけでも直感的に3Dでグリグリ見れると思います。



基本的にマウスのドラッグ操作(または矢印キー)だけで、画面の上下移動や人体垂直軸を中心とした左右回転が出来ます。
マウスホイールを回すことで拡大縮小。

また、画面を上下どちらかいっぱいに移動させたままドラッグを続けると(矢印キーを押しっぱなし)水平軸を中心とした回転もするので、ちょっと限られはしますが、様々な角度から人体解剖を眺めることが出来ます。

前に別の人体解剖3Dソフトでも見ましたが、今回も相変わらず第一肋骨の位置確認を。
(過去に書いた人体3D関連記事は「鍼灸マッサージ師、手技療法家のための人体3Dソフト」にまとめてあります)


1012175


1012176


実験段階のベータ公開ですから、これが正式公開されるとは限らないのですが、是非とも正式公開に至ることを期待しています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/12/15

絵が描けなくてもマンガが作れちゃうのか

Twitterをつらつら眺めていたら。

>絵を描けなくてもマンガが描ける夢のソフト『コミPo!』発売

というツイートが。
リンクを辿って発売元に飛んでみると、そこにはホントに夢のようなソフトがありました。

・コミPo!(コミポ)~絵を描かなくてもポッとマンガがつくれちゃう!~
http://www.comipo.com/index.html

以下がその解説動画。
いやあ、実に素晴らしいです。^^




ろくに絵が描けない人でも、簡単にマンガが描けそうです。
それが、しかも9,700円程度で買えちゃうんですから・・・。

コミPo! ~絵を描かなくてもポッとマンガがつくれちゃう!~[初回特典付き] \9,701:Amazon

絶対欲しい!
買っちゃおうかなあ、と思ってみたり。
・・・しましたが。

以下、自問自答、puru内会話。


ところで。

なんか描きたいマンガがあるの?



いや、いや。

何もマンガじゃなくても、ポスターとか解説画像とかも作れるし。

やっぱり欲しいなあ。



でも、使えるキャラクター(人物)って高校生っぽい若い人だけみたいよ。

自分と同じ年配の人とか、爺ちゃん婆ちゃん使いたいよねえ。



・・・ん?

じゃ、キャラクターはセカンドライフで作って。

キャプチャーして、あのソフトに取り込んだら?

いろんなキャラクターが好きなだけ使えるよね。



???

・・・てことは。

背景とかフキダシとかも、画像ソフト使って自分で作れるよね。



なんだ、結局やろうと思いさえすれば、全部自分で出来るじゃん。



じゃ、何か作る?



いや。

今のところ、作りたいものないし・・・。(^^;

という結論でしたとさ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/14

「Life 2.0」松嶋x町山の未公開映画を観るTV・後編

仮想世界セカンドライフのドキュメンタリー映画「Life 2.0」の後編を見ました。
前編同様、興味深い内容。

ただ、ダブル不倫カップルの話は現実世界でもチャット等でもありそうだし、ちょっとありきたりであまり興味が持てず。
とはいえ、セカンドライフの中で不倫を謳歌していた頃にはとっても穏やかで優しそうだった男性が、現実世界でも彼女と暮らしはじめた頃やついには破局した後には、とっても性急そうで苛立った男性に変わっていた、というのは面白かったです。
たぶん、後半の彼がリアルな彼で、あの仮想世界恋愛の破局が彼の中身を引き出してくれたのかな、なんて思ってしまいました。
女性の方は、もっと現実をちゃんと生きようよ、て感じ。


自分の作品を不法にコピー&販売された、人気ショップ経営者。
複数のクリエイターと共に弁護士を立ててコピーした相手を裁判所に訴え。
相手に違法コピーを認めさせた上で和解金500ドルで和解。
一年かけて新作ブランドを用意した、という所で映画は終わっていましたが・・・。

映画は2年くらい前に作られたとのこと。
今でもセカンドライフ内で元気に活躍していたらいいな、と思い。
先ほどセカンドライフに入って、彼女のアバター名を検索してみたのですが見つからず。
結局、以前のように生計を立てるところまでは盛り返せなかったのでしょうか。
ちょっと残念です。


婚約者がいるものの、仮想世界に寝食を忘れるくらいのめり込み、ついには自分の意志でセカンドライフをやめた男性。
しかし、現実世界での婚約者とはその後破局。
結局、再びセカンドライフに戻る、という話でした。

当初その男性のセカンドライフ内アバターは11歳の少女でした。
まるで、そのアバターに自身が乗っ取られたかのようにセカンドライフ内で生活していた彼ですが。
実は、幼い頃義理の父親に性的虐待を受けていたと告白。
その時から抱えていた怒りが、少女アバターとして表出したのだと語っていました。

と、この話は。
セカンドライフに、今度は少年アバターとして戻った彼が、兄弟のような相手に、それまで封印していたものを解いて話したとのこと。
封印していた怒りが少女アバターを生み、封印していたが故にその少女アバターはある意味コントロール不能だったわけで。
少女アバターが自由に好きなように振る舞うことは、彼自身の心の封印の中身を、徐々に開放することだったのかも知れませんね。


現実世界ではペルソナ(仮面)の下に封印されている、本音でリアルな生身の自分や未開発な個性などを、アバターを用いて開放し育てる。
仮想世界のそんな使い方が、できると面白いのですが・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/12

DVD「今先生の 操体医学1」のサンプル動画をアップ

今先生の最新作DVD「今先生の 操体医学1」が完成したようです。

毎回サンプル動画のアップ係をしているので、今回もサンプル動画をYouTubeにアップしました。



本編の内容は・・・

1.足関節の操法~皮膚の操体ミックス
2.足の皮膚の操体~自発動
3.皮膚の操体のコツ
4.首の皮膚の操体
5.足裏の皮膚の操体
6.膝倒し操法の応用~仙腸関節部の皮膚の操体
7.大腿部の皮膚の操体
8.首の圧痛操法
9.手の皮膚の操体~自発動
10.ねじりの三軸操体
11.前腕の皮膚の操体
12.カカト伸ばし操法
13.下肢の皮膚の操体
14.膝倒しからの三軸操体
15.つま先上げ操法(基本操法)
16.カエル足操法の基本~応用
17.股関節の操法~トントン操体(感情開放テクニック、EFTの応用編)

定価\8,400のところ、12月末までは\7,000とのこと。
詳しくは下記ページでご確認下さい。

・DVD「今先生の 操体医学1」
http://soutai-kon.com/dvd/dvd04.htm

| | コメント (0) | トラックバック (0)

おしゃべりなカモとケンカするカモの動画

昨日、たまたまカモさんたちのアクティブな動画が撮れたので、少しだけ編集してYouTubeにアップしてみました。

朝7時頃で、朝のウォーミングアップ的なじゃれ合いなのか、それとも本気でケンカしていたのかは不明。
ただ、ひとりマイペースでグワグワ言っているカモさんが面白かったので、文字をいれてみるテスト。

もっとサクッと思い通りに出来そうな気がしていたのですが、慣れないとけっこう面倒ですね。
テッテッテと歩くハトさんとかにも、何か文字を入れたかったのですが、根気が続かなくて断念しました。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/10

エネルギーの高い場

昨日、数年前に毎朝散歩していた場所を、久しぶりに散歩していたら。
ある場所でいきなり「んっ!!!????」とキョロキョロしてしまいました。

その場のエネルギーがもの凄く高くてビックリ。
目に入る風景の輝きが増し、皮膚の表層が微振動して、意識がズレるような感覚です。

前に毎日通っていた時は、多少景色が開けるような感じで大好きな場所ではあったものの、普通のお気に入りの場所程度だったのですが・・・。
思わず「どうした? 何があった?」とつぶやいていましたが、わかるはずもなく。

その場の、ある範囲内の空間でエネルギーが高くなっていると、ぼくとプラバさんには感じられる、ということはわかりました。

昨日は感覚を確かめながら、それでも相変わらず鳥さんたちの姿を追いかけながら散歩終了。


というわけで、本日もその場所を散策。
昨日よりは強烈さは減ってはいるものの、どの辺からどの辺まで拡がっていて、だいたいの中心と思われる場所も特定。
そこが、これからの散歩コースに決定したのでした。


それにしても、今朝の散歩は贅沢なものになりました。
エネルギーの沐浴もよかったのですが、いつも以上にたくさんの鳥さんたちに会えてご機嫌でした。^^


1012101


1012102


1012103


1012104


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/08

フリーCGI掲示板「YY-BOARD」の禁止ワード

KENT WEB」さんで配布しているフリーのCGI掲示板「YY-BOARD」を二つほど設置しているのですが、ほぼ休眠状態なのにスパム投稿が相次いでいました。

スパムが入る度に禁止ワードを追加してきたのですが、ここ1~2週間はスパム投稿が一件もありません。
最近は、文末に「w」をつけた単語も追加していたのですが、それが効を奏したのかも知れませんし、ひょっとしたら単にスパム対象として魅力がないとわかっちゃったのかも。(^^;

「YY-BOARD」を使用している方の参考になるかも知れないので、ウチで追加した禁止ワードをアップしておきます。
掲示板によっては抜かした方がよい禁止ワードもあるかも知れませんが、あくまで参考までに。

「YY-BOARD禁止ワード」(zipファイル 4KB)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

HDDのデータをクラウド上にバックアップ

最近、HDDのデータをぼちぼちとクラウド上にバックアップをしています。
・以前書いた記事:「オンラインストレージ「Windows SkyDrive」の使い方」

MicrsoftのSkyDriveには、撮り貯めたデジカメの画像や動画をアップして、ローカルのPCにはデータを置かないようにしています。
元々デジカメ画像や動画は、頻繁に使用するデータではありませんし最悪なくなっても困るものでもなく、さりとて捨てるわけにもいかず・・・。

そんな時にSkyDriveの25GBというスペースは大変役に立ちます。
運営がMicrosoftということもあり、当分その存在はなくならないでしょうし。
もし25GBを使い切ったとしても、異なるメールアドレスがあれば複数のSkyDriveアカウントを取得出来ます。

そんなこんなの今日この頃。
数日前に、HDDの不要だと思われるパーテーションをフォーマットしたら。
撮り貯めたベランダの鳥さんたち動画も一緒に消してしまったようです。
幸い、去年までの動画は別ドライブに生きていましたが、今年の分がすっかり消え・・・。トホホ

鳥さん動画もバックアップしたいのですが、SkyDriveにアップ出来るファイルサイズは50MBという制限があり。
50MBオーバーの動画ファイルもかなりあります。
ファイル圧縮ソフトで50MB以下に分割圧縮するという手もありますが・・・。

そんな時、YouTubeを思い出しました。
なるほど、YouTubeだったら50MBオーバーでもアップ出来ます。

というわけで、去年までの鳥さん動画で残しておきたいものはYouTubeにアップしておくことに。
あらためて再生してみると、残しておきたいものはそんなにないですが、ぼちぼちとアップしていくことにします。

・YouTube:マイリスト
http://www.youtube.com/user/purupurupera?feature=mhsn

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/06

ひとつながりな感触:按摩

今日の按摩は。

触れながら。

体の感触が 懐かしくて 愛おしくて。

なんだか ひとつながりの自分の体を揉んでいるような。

そんな感覚の中にいました。

・・・不思議な感じ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

身欠きニシン(本乾):素材の味を活かした食べ方

もう12月になりますが、今年もニシン漬けは仕込まなそうな予感。
身欠きニシンは、ダイコンとニンジン、米麹で漬け込むのがお気に入りなのですが・・・。

ここ数年、「よしっ!ニシン漬けだっ!」という気分にならないのです。
残念。

漬け方などは、以前書いていた漬け物日記の「漬け物日記1 2001.09.30 ~ 2005.12.28」に書いていたと、自分のためにメモ。
漬ける気が訪れたときのために・・・。

ところで身欠きニシンは、素材そのものの味を活かした食べ方が一番美味しいと思うのです。
いわゆる煮付けとかにすると、身欠きニシン本来の味が薄れてしまってもったいないなくて。

なので今年前半までは、カチカチの身欠きニシンをキッチンバサミでひと口大に切り、アルミに乗せてオーブンで焼いていました。
焼いてすぐは、けっっこう柔らかくて、身欠きニシン本来の濃厚な味が楽しめます。
冷めると硬くなっちゃいますが・・・。

そんなある日、故郷の青森から信じられない身欠きニシンが到着。
見た目は普通の本乾身欠きニシン。
なのに柔らかい!
オーブンで焼いたら、柔らかいままでめちゃ旨。
冷めても硬くならないし。

どこで売っているどんな種類の身欠きニシンなのかと、故郷に電話で問うも「え?いつも通りに普通の身欠きニシンを買った」とのこと。
む~。
包装を確認しても、「身欠きニシン(本乾)」とかしか書いていません。

たまたま良いやつを買えたということでしょうか。


というわけで、一度本乾の柔らかい味を体験してしまうと、もう後には戻れません。
普通に売っている本乾身欠きニシンを柔らかくしました。


買ってきたら、身欠きニシンをビニール袋に入れます。
ウチで買うのは、たいてい木枠に身欠きニシンが10本程度入っているものなので、5本づつ二つの袋に分けて入れています。

そして、身欠きニシンが水分を含んで柔らかくなると想像し、どれくらいの水分が必要なのかイメージ。
もちろん他の乾物のように、水でふっくらとは戻りません。
しんなりと柔らかくなる感じ。

それに必要な量をイメージして、日本酒をビニール袋の身欠きニシンに振りかけます。
それを冷蔵庫に入れて、最低3日、理想的には1週間ほどじっくり戻します。
(次の日でも食べられますが、やっぱりまだけっこう硬いです)

あとは、食べる時に冷蔵庫から取り出し、キッチンバサミでひと口大に切り、アルミに乗せます。


1012061


お好みでお醤油をかけてオーブンで4~5分。
程良く身欠きニシンの脂とお醤油が混ざってグツグツし、煙が出はじめたら完成。^^


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/05

現実って何でしょね:仮想世界と拡張現実とペリパーソナルスペース

前に「Life 2.0」でYouTubeを検索していた時に見つけた動画。

上の動画で、中盤からはじまるのがいわゆる拡張現実(Augmented Reality)というものの映像化なのでしょうね。
よく出来ている映像ですが、こういう忙しい視覚世界は勘弁してほしい気が・・・。(^^;

WikiPediaを見ると

拡張現実感(かくちょうげんじつかん)とは、現実環境にコンピュータを用いて情報を付加提示する技術、および情報を付加提示された環境そのものを指す言葉。

とあります。

便利さを進めていくと、こういった拡張現実も必要になってくるのでしょうか。

ぼくが子どもだった頃の街の風景と比べると、現代の風景の視覚的情報量は膨大に増えています。
建物や看板、標識など、形や色の洪水・・・。

生き物はそれなりにどんな環境でも順応しますから、慣れてしまうのでしょうが。
それでも、脳のバックグラウンドでは信じられない量の情報処理が行われていそうで、かなりストレスになっているんじゃないかと気になったりします。


ところで、「松嶋x町山の未公開映画を観るTV」の「Life 2.0」で題材になっているセカンドライフですが。
あくまで現実に対しての情報付加である拡張現実とは異なり、他のネットゲームとも同様な仮想世界。
この仮想世界に没入して、あたかも現実であるかのように過ごせてしまうという、人って不思議な生き物です。


以下は「脳の中の身体地図」の「はじめに」にある文。

道具を使うときに生み出されるペリパーソナル・スペースでも、脳はこの肉体の枠を超えた空間を忠実にマッピングする。

  …略…

ナイフとフォークを使って食事をするときは、その周囲にまでペリパーソナル・スペースが拡大する。
普通は指先までの空間しか表象しない脳細胞が、ナイフとフォークに沿って注意の場を延長し、あなたの一部とみなす。
実際には二〇センチもない無機質な金属に触れているだけなのに、切り分けている食べ物の質感や形を指で直接味わえる理由はここにある。
ジョイスティックでマイクロロボットをコントロールしている外科医にも同様のことが起こっている。
軌道上でロボット・アームを操作しているときのNASAの技術者たちも同じだ。
クレーンの操縦を覚えれば、クレーンのフックの先端までがペリパーソナル・スペースになる。

この脳のマッピング機能であるペリパーソナル・スペース。
これもある意味仮想世界ですよね。
現実にはない触覚的空間的感覚を、他の感覚情報とミックスさせながら過去の体験とかを元に構築したバーチャルな感覚。


空気の澄みわたった朝、気持ちよく深呼吸をし、まるで皮膚感覚が周囲にまで大きく拡がるような気がし。
フト、以前、もっともっと拡がったような感覚があったことを思い出した瞬間。
その思い出した瞬間、その感覚が蘇り、その感覚になっていたりし。
これも、現実にはないけれど、記憶にある感覚を重ねて付加した仮想的感覚、ということになるのかも。

現実って、何なんでしょ。
というか、この「現実って、何なんでしょ」と考えさせられる、良い時代になったんじゃないかと思ってみたり。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ウチで人気のちびファンヒーター

前にブログにも書いた治療室に置いてある「便利なお手軽セラミックヒーター」ですが。
意外にも患者さんにかなり人気。

デザインのシンプルさ以上に、「温風が気持ちよい」というのが理由みたい。
既に三人の患者さんが「私も買っちゃった」と教えてくれました。

こいつ、カワイイんですよねぇ。


YAMAZEN セラミックヒーター [1200W/600W 2段階切替] DF-J12(W) ナチュラルホワイト

| | コメント (0) | トラックバック (0)

インド映画「The Japanese Wife」、すんごい良かったぁ

昨日書いた「松嶋x町山の未公開映画を観るTV」の「Life 2.0」前編を見た後、インド映画「The Japanese Wife」を観たのですが、仮想現実というか人間のマインドというか、「現実ってなんだろう?」的つながりもあり。
なんか、映画、すんごく良かったです。

もちろん映画には仮想現実の話はカケラも出て来ません。
でも、文通での恋愛、結婚、という、各自のマインド内で構築された相手像というのも、なんだかバーチャルなものに思え。
もちろん「Life 2.0」前編を観た直後ということもあるのですが。
マインドの仮想現実もけっこう素敵、と思ったりし。
セカンドライフ等のネットを通した恋愛があまり素敵に思えないのは、単にぼくが年寄りだからなのかな。

まあ、ぼくらが現実だと思い込んでいる物事も、ぼくたちのマインドが勝手に解釈している仮想現実をまとったものではあるので・・・・・・。
ヨクワカリマセン。


「The Japanese Wife」はインドでも今年公開された映画で日本では未公開、DVDは下記から買えます。


・THE JAPANESE WIFE:エム・アイ・ファッション
http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/mi-fashion.jp/g/Hindi580/index.shtml


1012051


Snehmoyとミヤギは、文通相手であり、一度も会う事もなく結婚の誓いを交わしている。
文通を始めて15年が経ち、一度も会わなくても、お互いの結婚の絆は強い。
Snehmoyと一緒に暮らす、8才の息子Poltuを持つ未亡人、SandhyaはSnehmoyのこの奇妙関係を不思議に思っているが、数学教師のSnehmoyは男の子Poltuに、彼の父親代わりとなる約束をし、またその事に喜びを見つけだす。
Sandhyaともまた不思議な関係となる。
しかし、Snehmoyは未だ見ぬ日本の妻に忠実なままだった。
彼はミヤギが癌になった事を知り、学校の長い休暇をとり、治療法を見つけるために最善を尽くすのだが、悪戦苦闘の末にマラリアにかかってしまう・・・



なんだかとっても静かで美しい映画。
けっこう淡々とした物語なのに惹きつけられてしまうのは、役者さんたちの演技力と監督さんの力量なのでしょうね。

ところで、主演の日本人女優・高久ちぐささんですが。
この映画の撮影日記をブログで公開してます。

・インド映画撮影日記:高久ちぐさオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/takaku-chigusa/entry-10057456114.html

映画を観る前に読むと、映画のあの静かな美しさが半減するのではないかと心配したりもしますが。
撮影日記ブログは超面白いです。

日本人女性の名前「ミヤギ」の由来は「お土産」の「ミヤゲ」であり。
日本人スタッフの猛抗議にもかかわらず、監督がそれで押し通したというのは。
きっと「お土産」を、贈り物の意味がある「プラサード」と訳して教えた人がいたのでは、なんて思ってしまいます。
だって「プラサード」って美しい言葉ですもん。(ミヤゲとは微妙に意味が違うけど)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/04

「Life 2.0」松嶋x町山の未公開映画を観るTV・前編

期待していなかったけれど、けっこう興味深い映画でした。

既婚者同士がセカンドライフで出会い不倫関係、結局現実世界でも同居。
婚約者を持つ男性がセカンドライフ中毒になり、自分の意志ではセカンドライフを止められず、自らアカウント停止になるよう数時間ぶっ続けで他のアバターを武器で攻撃したり自爆テロを行ったりするものの、24時間アカウント停止処分のみ。
セカンドライフ内で洋服やインテリアのショップを経営し数十万ドルの収益を上げていた女性が、すべての作品を無断コピーされて売上激減、該当者を裁判で訴える。

というのが前編の内容。

既婚者同士の不倫は、現実世界でも間々あることだろうし・・・。
仮想世界で恋愛するというのは、ひと昔前なら文通を通して恋愛しちゃうというのにも似ているけれど。
それでもやっぱり、仮想世界で恋愛をしている人の映像を見るのは、不思議な気分。

セカンドライフ内自己アバターに、寝る間も惜しんで中毒のようにハマっちゃうのは、物語としては興味深い話。
現実世界との折り合いがつけば、あそこまでハマれるのはある意味「才能」なんじゃないかとさえ思えるけど。
実際は現実世界とも肉体とも折り合いが付いていないわけで、病的ってことになっちゃうんでしょうね。

セカンドライフ内ショップで数十万ドルの売上を上げていた女性は、ものすごく才能とセンスのある人なんだなあと思う。
現実世界では無理でも、仮想世界だからこそ活かせる才能があるというのは、見ていて楽しいしうれしい。
裁判の行方が気になるし、是非とも前のようにクリエイティブに活動してほしいと思ったです。


さて、セカンドライフにインして、骸骨アバターで遊ぼうかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/03

横向きでの背腰部マッサージ:3D解剖図

横向きで背腰部を按摩している時、皮膚や筋肉などのコリの感触を確かめていますが、同時に、触れている部分の背骨の可動性、動きも診ています。
ゆるんでいる部分の背骨は、お腹側が伸びるようにたわみます。
硬くなっている部分は、まるで一本の棒のようにたわみません。

背中を按摩するだけで、背中が硬くなっているのか、またはお腹側が緊張して縮み、可動性がなくなっているのか、ある程度確認出来ます。
背腰部をひととおり按摩したら、相手の脇の下に手を差し入れ、もう一方の手を背腰部に当て。
脇の下に差し入れたを引きながら、背腰部に当てた手を押します。
こうして、背腰部に手を当てた部の柔軟度とともに、反対側の腹部の硬軟(伸び)を確認します。
特に、脇の下に手を差し入れ、はじめに軽く引いただけで、胸部の硬軟(伸び)はハッキリと確認できます。

この後、背腰部に当てていた手を、母指に変えてピンポイントで確認していくのですが、とってもお気に入りの手技のひとつです。


1012031


あまりよく撮れていませんが、実際はこんな感じ。

せっかくスケルトンアバターを手に入れたので、この手技の時の骨の状態を確認したくて、ポーズを作成。
(セカンドライフでアバターにポーズや動きをつけるソフトに関しては「人体3Dソフトとしてのセカンドライフ」)に書いてます)

それがこれ。↓


1012032


普段はイメージすることもない、ベッドの下から見たスケルトン画像を含めて、いろいろな角度から撮影しておいたのですが・・・。
上の画像を見ていたら、俄然、この時の内臓も入れてみたくなりました。

そこで、「MedLips」で同じような視点の内臓をふたつ撮影。
骨盤、腰椎付近は、直角に近い角度で横になっていますが、胸部になるとかなり仰向けに近い状態になります。
そのふたつの画像を切り貼りし、繋ぎ部分を適当に修正。

出来た画像が下。↓


1012033

面白い。^^

便宜的に左肺臓はカット。
右から目につくのが、ピンクっぽい丸い心臓、その下の茶色っぽい大きいやつが右肺臓。
大腸の右横が肝臓で、その下にある大きいのが胃。
ちょっと下の赤っぽい脾臓と左右にある腎臓。

これを先ほどのスケルトンに乗せ、さらに透明度を上げた背骨だけ画像を乗せたのが下図。


1012034


楽しい。^^

(過去に書いた人体3D関連記事は「鍼灸マッサージ師、手技療法家のための人体3Dソフト」にまとめてあります)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/02

体が自由に動く人体3D骨格アバター:セカンドライフ

数日前に3D仮想世界ゲーム「セカンドライフ」のマーケットプレイスで見つけた、精巧な骨格アバターですが。
とりあえず買ってみることに。

・Sculpted Skeleton Avatar
https://marketplace.secondlife.com/p/Sculpted-Skeleton-Avatar/383232

セカンドライフに登録していれば、以下のセカンドライフ座標に設置してあるサンプルを見ることができます。

http://slurl.com/secondlife/Avalon%20Island/88/85/37


セカンドライフのマーケットプレイスで検索したところでは、これが一番リアルに近い作りになっています。
どうやら、ゲームに出てくるキャラクター用に作ってあるらしいのですが。

セカンドライフ内で使用する通貨L$(リンデンドル)の販売レートを、パッと目に付いた所で調べてみたら、今はおよそ1,000円=2,400L$。
「Sculpted Skeleton Avatar」は2,500L$ですから、1,000円程度でこれだけ参考になる人体3D骨格アバターが入手できるのですから、有り難いです。^^


さっそく着てみました。
ところで、あらかじめ自分のアバターのスキンやシャイプ、髪等、すべてのコピーバックアップを取っていないと、このスケルトンを着用したあと、元の姿に戻るのにひと苦労するかも知れません。
昔、そんなことを知らずにフリーの「顏なし」アバターを着用した後、元の姿に戻れなくて右往左往したことがあります。

着用すると、こんな感じ。


1012021


自由にポーズや動きをつけられるので、さっそくウチの治療室で按摩をする時の定番、横向きのポーズを作ってみました。
クッションや枕も作るとよいのですが、とりあえず治療ベッドの上で横向きに寝た骨の状態。


1012022


頭や首、背中はもちろん、ポーズとともに、肩甲骨や上腕骨もちゃんと動いてくれますから、直立した人体3D骨格ソフトと比べてより実際に近い感じになってくれます。


1012023


大臀筋に覆われた骨盤の窪み加減や、大腿骨の位置関係を見たかったのですが、大腿骨頭の角度がこんな感じなのかどうかちょっと参考書で確認しないといけないかも知れません。
ともあれ、このスケルトンアバターを眺めながら、イメージや想像力でチェックしたり修正したりしつつ、現実に近い形で骨格が見ることができるのはうれしい限り。


(過去に書いた人体3D関連記事は「鍼灸マッサージ師、手技療法家のための人体3Dソフト」にまとめてあります)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/12/01

フリーで秀逸な人体3D骨格ソフト:BoneLab

何か新しい人体3Dソフトでもないかと検索していたら、フリーでかなり優れもののソフトを見つけました。
英語だけど。


・BoneLab DEMO


日本製の人体解剖3Dソフト「MedLips」の販売は今年12月24日で終了とのこと。

・人体3Dソフト、Med・Lips+ウェブサービス(メドリップス)販売終了のお知らせ
http://www.medlips.jp/2010/11/

ソフトを購入すれば表示させた3D骨格画像等は自由に使用、転載可能だったので重宝しており、筋肉系がプラスされるアップデートを期待していたのですが、販売とともにウェブサービスも終了とのこと。
全面撤退なんですね。
残念。

今回見つけた、フリーの人体3D骨格ソフトですが、表示させた画像の使用に著作権制限があるのかどうか、使用許諾条件を読んでみたものの英語なのでよくわかりませんでした。
日本語でも使用許諾条件とかの文章は難しかったりするし・・・。
そのうちメールで確認してみるかも。

表示画像使用の可否はまだわかりませんが、それにしてもクオリティはものすごく良いです。
鍼灸マッサージ専門学校や医療系の学生さんにも手技療法家にも、とても参考になるソフトだと思います。

なので、ダウンロード&インストール方法をメモしておくことに。


BoneLabのダウンロード

まずは下記URLにアクセスします。

・Free Demo BoneLab
http://www.nextd.com/human-anatomy-software/3d-skeleton-software-bone-lab/



上図の「Download」をクリックするとダウンロードする場所の確認画面が出ます。
デフォルトでは「マイドキュメント」になっていると思いますが、問題がなければ「保存」ボタンを押してダウンロードしましょう。

「bonelab1405.exe」という17.5MBほどのファイルがダウンロードできると思います。


BoneLabのインストール

先ほどダウンロードした「マイドキュメント」にある「bonelab1405.exe」をダブルクリックして実行します。



この画面で「実行」ボタンを押すとインストールの開始です。
以下のような表示が続きます。





「Next」ボタンをクリック。



使用許諾条件に応じるかどうかの画面が出ますので、ちゃんと読んだ上で(よくわからなければそのまま)「I accept ~」の左にチェックを入れて「Next」ボタンを押しましょう。



上図で、インストールする場所を変更できます。
普通は「C:\Program Files~」になっているはずですから、別の場所にインストールしたい時は場所を指定し、特に問題なければそのまま「Next」ボタンをクリック。



これで、本来のインストール作業開始になります。



インストールが完了しました。
お疲れ様。m( _ _ )m


このまま「BoneLab」を開始する場合は「Launch the program」にチェックを入れたまま。
英語の「Readme」ファイルを読みたくない場合は「Show the readme file」のチェックを外して。
そして「Finish」。


BoneLabの起動


上でインストール後にBoneLabを開始しなかった場合は、デスクトップにショートカットアイコンが出来ていますから、それをダブルクリックして起動。
または、「スタート」メニュー→「Next Dimention Imaging」→「BoneLab」からでも起動できます。



いきなりスケルトンが登場し、言語選択画面が出ます。
残念ながら日本語の選択肢はないので、Englishを。
(ドイツ語とかフランス語、イタリア語などが好きな人はそちらをどぞ)


最初は上半身のスケルトンが出ますが、「Views」→「Road Region」で全身骨格画面を出し、全身骨格をドラッグして選択後「Load」ボタンを押すと、全身骨格が現れます。




BoneLabの基本的操作

BoneLabの操作は、気軽に思いつくままに直感的にイジっていればわかると思いますが、一応いくつかメモしておきます。

・マウスホイール:拡大縮小
・左クリック+ドラッグ:回転
・「Crtl」+「↑,↓,→,←」:画面の水平移動

この他に、画面上スケルトンの各部分をクリックすると、その部に色が付き骨の名前が出ます。



また、上記方法で骨の名前を確認して、右側にある「Tree」タブを出し、その骨の名前のチェックを外すと、画面上の該当の骨が半透明になります。



これだけでも、かなり遊べると思います。

(過去に書いた人体3D関連記事は「鍼灸マッサージ師、手技療法家のための人体3Dソフト」にまとめてあります)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »