« 頭の中、中心付近の力を抜く:Body Browserで確認 | トップページ | 触れた手応えは、そのまま受け手の感触になる »

2010/12/22

「Body Browser」で解剖の勉強をし直す

せっかく「Body Browser」という素敵なツールがあることですし、解剖について再度勉強し直してみようかな、なんて思ってます。

鍼灸学校を卒業して既に20数年。
学生の頃は、せっせと解剖図を模写したりしたものですが、その対象は主に骨格・筋肉系であり。
実は、内臓や脈管、脳神経系と骨格や筋肉との位置関係をちゃんと把握していなかった、と今回「Body Browser」で遊んでいてわかったのでした。

初歩的な大ボケ勘違いがひとつ判明。


http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0.27,m:0,sk:1,c:1,o:1,ci:1,n:1&sel=&lab=&nav=20.42,101.56,69.65


いつから勘違いしはじめたのかはわかりませんが、肝臓は胃の後ろにあると思っていました。
前なんですね。(^^ゞ

参考書を見ると、以下のように書いています。

肝臓はの上面はヘルメットのように丸く、横隔膜の下面に接している。
呼吸にさいして横隔膜の円蓋が上下するにつれて、肝臓も上下運動をすることになる。
医師は患者に腹式呼吸をさせながら、右の肋骨弓の下縁に指を入れて、肝臓の右葉の前縁を触診する。

上図の肝臓の位置を見ても、触診するのは難しくなさそう。

ところで現在は女性モデルのみの「Body Browser」ですが、近々男性モデルが登場するとのこと。
女性の肋骨弓の角度は狭いですが、男性の肋骨弓はもっとふわっと大きくなります。
骨盤の形も異なりますから、早く男性モデルも見てみたいですね。

下は内臓を背面から見たところ。


http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0.12,m:0,sk:0,c:0,o:1,ci:0,n:0&sel=&lab=&nav=10.95,108.19,35.25
1012221


ちょっと角度を変えると、また立体的に見えていいですね。


http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#ui=0,0&opa=s:0.12,m:0,sk:0,c:0,o:1,ci:0,n:0&sel=&lab=&nav=11.3,107.8,35.25
1012222

|

« 頭の中、中心付近の力を抜く:Body Browserで確認 | トップページ | 触れた手応えは、そのまま受け手の感触になる »

解剖&Body Browser」カテゴリの記事

コメント

初めまして。写真の複写、転載のお願いです。
「Body Browser」の解剖の図、いちばん上の絵を私のブログhttp://iitaikoto2012.blog.fc2.com/
で使わせていただきたいのです。
私のブログでは絵の出典、URLを表記しています。
お返事をお待ちしています。

投稿: サダサチコ | 2012/11/29 11:35

こんにちは、サダさん。

身体の内臓部位を示したり明確にする目的であれば、自由に使ってやって下さい。

投稿: puru | 2012/11/29 11:55

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「Body Browser」で解剖の勉強をし直す:

« 頭の中、中心付近の力を抜く:Body Browserで確認 | トップページ | 触れた手応えは、そのまま受け手の感触になる »