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2010/01/22

Nokia、仮想世界で就職説明会

フィンランドの携帯電話メーカーのNokiaが、昨年12月に仮想世界「セカンドライフ」で実施した就職説明会の様子をYouTubeに公開しているとのことです。

・Nokia、セカンドライフで就職説明会を開催:THE SECOND TIMES
http://www.secondtimes.net/news/world/20100122_nokia.html


下が公開されているYouTube動画。

インフルエンザや経費削減の必要性からも、世界的に企業が仮想空間を活用する動きが徐々に広まっているらしいです。

「Nokia」は既に自社SIMを所有しており、就職説明会は「Nokia」SIMのイベントホールで約2時間行われたとのこと。
41名が参加し、パネルディスカッションや質疑応答が行われ、動画配信サイトを通してライブ中継されたそうです。
なお、セカンドライフ内での就職説明会は今後も行われるとのこと。

公開されている動画を見ると、参加者の中には動物アバターの人もいてけっこうラフな感じでいいです。
質疑応答しているスタッフには禿頭の人もいて、和みます。
実物に似せたアバター造りをしているんでしょうか。

当然、ボイスチャットを使用していますが、口が声に合わせて動いています。
デフォルトでは動かないのですが、ちゃんと声と口が同期するように設定しているんですね、やっぱり。
これを設定するだけでも、リアル感が増しますね。

また、声に合わせてジェスチャーする設定もあるのですが、こちらは使用してなかったです。
やっぱりジェスチャーは、オペラ歌手みたいで大袈裟ですもんね。

ヴォイスチャットでの口の同期設定などは、以前調べて以下のブログに載せてます。

・ボイスチャットの各種設定:DHARMAYA 達磨屋
http://dharmaya.slmame.com/e806932.html

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2010/01/16

新春のスズメ君たち

1月2日の朝、スロージョギング中に撮った写真。


1001161


けっこうお気に入りの一枚です。^^

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2010/01/11

「セカンドライフ」の可動環境

先日の「バーチャル会議、ミーティングの可能性(2)」に友達のみかんさんからコメントがあったので、後で見やすいようにここでレスします。(亀レスになりましたが(^^ゞ)

>えーっと、セカンドライフって意外とグラフィック能力が低いマシンでも動きますよね。
>
>わたしの使っている、DELL Optiplex GX260-2400SDT という古いマシンは、ペンティアム
>2.4GHzで、チップセットはオンボードの、Intel 845G で、グラフィックメモリは、メイン
>メモリから8MBぐらい借用するタイプです。

>これでは絶対動かないだろうと思って、セカンドライフ動かしてみたら、普通に動きました。

グラフィックよりCPUの処理能力が影響大なのしょうか。
CPUが2.4GHzなのは余裕ですが、オンボードのグラフィックで普通に動いたとはすごいですね。

ウチのCPU:Pentium4・1.6GHz、メモリ:1.28GB、グラフィック:RADEON7000(64MB)だと青色吐息で、実用にはちょっと無理っぽいです。

>2年前の話なので、今のセカンドライフのクライアントソフトが動作するかどうかは分かりませんが。

2年前からアップデートされたのはWindLight(だったかな?)とかいう描画とボイスチャット機能だと思いますが、若干の影響はあるものの、基本的には大丈夫ではないかと思います。

>去年流行った、ATOMのネットブックで動くかどうかはちょっと分かりません。
>安いので、学生さんがネットブックを持っている可能性は高いですね。

ネットブックはけっこう流行っているみたいですね。
セカンドライフが動くのか、今度調べてみます。

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2010/01/10

はり治療直後に女性死亡

昨日の朝日夕刊に「はり治療直後54歳女性死亡」という記事が掲載されていました。

それによると、肩こりの治療に訪れた女性が、はり治療を受けた直後に体調が悪化し死亡したとのこと。

治療直後に気分が悪くなり、院内のトイレで倒れ、市内の病院に搬送。
翌日午前に死亡。

記事にはそれくらいの情報しか掲載されていませんでしたが、今朝検索してみたところ司法解剖の結果が掲載されているニュースもありました。


・asahi.com(朝日新聞社):はりが肺傷つける?治療直後に女性死亡 大阪 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0109/OSK201001090066.html

司法解剖の結果、死因は低酸素脳症。
肺が傷つき、酸素を取り込めない状態になる気胸も確認された。
府警は治療の際、はりが深く刺さって肺を傷つけたのではないかとみて、だれが治療を施したかなど当時の状況を調べる。
同院は取材に対し、「応対できる人がいないので何も話せない」としている。


・はり治療後に死亡、業過致死容疑で針きゅう院捜索…大阪・池田署 ニュース 関西発 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100109-OYO1T00609.htm?from=main3

司法解剖の結果、死因は脳に酸素が十分に供給されないことによる低酸素脳症で、同署は、はりが肺の周辺を傷つけた結果、呼吸不全に陥った可能性があるとみている。


・NIKKEI NET(日経ネット):社会ニュース:はり治療後に女性死亡 大阪の鍼灸院、ミス原因か
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100109AT5C0803C08012010.html

捜査関係者によると、女性は肩こりのため、同院に定期的に通っており、普段からはり治療を受けていた。
昨年12月15日、はり治療を受けて同院を退出した直後、「気分が悪いのでトイレを借りたい」と引き返してきたという。
その後、トイレ内で倒れているのが見つかり、救急車で近くの病院に運ばれたが、16日早朝に死亡した。


”肩こりの治療”だけでは施術内容はわかりませんが、胸郭背部から刺鍼する際、深刺しすると鍼が肺まで達してしまうので、深刺しする際には注意が必要です。
ですが、普通、胸郭背部からそれほど深刺しすることはないと思います。

「刺鍼による気胸」というのはめったにないならがらも耳にしたことはありますが、「治療直後に死亡」というのははじめて聞きました。
こうしてニュースになるというのも、非常に珍しい事件なのでしょうね。


ぼくは鍼治療は行っていませんが、やはり人の体をあずかる職業。
あらためて万全の注意を払う必要性を感じました。

以前、お年寄りをうつ伏せで指圧した後、翌日肋間神経痛様の痛みが生じたことがありました。
幸いそういったことを報告していくれる関係が出来ていたので、対処することが出来たのですが。
これまで約20年の治療経験で、何らかの過誤を起こしながら報告してもらえなかった例が無いとはいえません。

人の体は頑固なまでに頑なな場合もありますが、基本的に非常にデリケートな存在であり。
お年寄りの体は特にそうですが、細心の注意を忘れないようにしたいです。

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2010/01/07

バーチャル会議、ミーティングの可能性(2)

業者にセッティングを依頼する

前回はバーチャル会議をセカンドライフ上で行う場合のコストを調べてみました。

一番気軽なのは、該当業者さんに一任するのが便利なのだと思います。
どの程度のコストが発生するのかはわかりませんが、ぼくが思いつくのはポジカルさん。

2007年あたりに、セカンドライフへの企業参入ラッシュが起きましたが、結局話題性先行で実りのある企業参入はほとんどなかったです。
2008年でほとんどの企業は撤退しちゃいましたし。

そんな中、セカンドライフを使用した企業の採用支援を現在まで堅実に行ってきたのがポジカルさんです。

セカンドライフ上でのバーチャル会議を検討している企業やグループで、セッティングしてくれる会社を検討している場合は、ポジカルに問い合わせてみるとよいと思います。

・新卒採用支援 教育研修支援 ベンチャー企業に強い採用コンサルティング株式会社ポジカル[posical] 各種仮想空間・バーチャルワールド内で新しい採用活動を
http://www.posical.com/

ところで、セカンドライフ参入支援会社にセッティングを依頼するとしても、結局は担当者がセカンドライフをある程度使いこなす必要があると思います。
おそらくポジカルさんでは、そういったところまで指導してくれるのではないかと想像していますが、どうせだったら企業自ら自力で担当者をセカンドライフに放り込んで、会議やミーティングまでセッティングするのがシンプルでいいんじゃないかなぁ、などと思ってしまうのです。

とはいえ、この不景気なご時世に、コストをかけてまで実験的にそういった試みをするのも難しいかな、なんてことも思ってみたり。
実際、セカンドライフで会議やミーティングをおこなってみたものの、イメージしていたものとは全く異なり撤退、ということもあり得ますよね。


セカンドライフを使用するデメリット

最近のパソコンであればほぼ大丈夫だとは思うのですが、それでもやはりセカンドライフが要求するマシンスペックは高いです。
今ではほぼすべての家庭がネット接続可能になったと言ってもよい状況でしょうが、ネット接続可能なユーザー全員がセカンドライフの要求するマシンスペックをクリアー出来る訳ではないです。
おそらく、ほんの数割程度ではないかと・・・

以下にセカンドライフの動作環境を挙げておきますが、「必須動作環境」とは「これくらいでやっとセカンドライフが見れるかも」程度。
「推奨動作環境」は「これでそこそこ動くでしょ」程度だと思ってよいかと。^^;


■必須動作環境
・ネット接続:ケーブルまたはADSL
・OS:Windows XPまたはWindows Vista
・CPU:800 MHz Pentium IIIまたはAthlon以上
・メモリ:512 MB以上
・画面解像度:1024x768
・グラフィックカード
 --XP
 -NVIDIA GeForce 6600 以上
  またはATI Radeon 8500、9250以上
 --Vista(最新ドライバ必須)
 -NVIDIA GeForce 6600 以上
  またはATI Radeon 9500以上
 またはIntel 945チップセット

■推奨動作環境
・ネット接続:ケーブルまたはADSL
・OS:Windows XPまたはWindows Vista
・CPU:1.5 GHz (XP)、2-GHz (Vista) 32-bit (x86)以上
・メモリ:1GB以上
・画面解像度:1024x768以上
・グラフィックカード
 --XP
 -NVIDIAグラフィックカード
  6000シリーズ:6600, 6700, 6800
  7000シリーズ:7600, 7800, 7900
  8000シリーズ:8500, 8600, 8800
  GeForce Goシリーズ:7600, 7800, 7900
 -ATIグラフィックカード
  X800, X900, X1600, X1700, X1800, X1900
  x2600, x2900
  x3650, x3850
 --Vista(最新ドライバ必須)
 -NVIDIAグラフィックカード
  7000シリーズ:7600, 7800, 7900
  8000シリーズ:8500, 8600, 8800
  GeForce Goシリーズ:7600, 7800, 7900
 -ATIグラフィックカード
  X1600, X1700, X1800, X1900
  x2600, x2900
  x3650, x3850


例えば会社説明会や一般向けのセミナーをセカンドライフ上で実施しようと思った時、対象である学生さんや一般の方がかなりの割合でセカンドライフにアクセス出来ないPC環境だったりすることもあり得ます。
これはかなり痛い状況ですよね。

そもそも知人に質問されて考えはじめたバーチャル会議、バーチャル・ミーティングですが、ぼく自身もけっこう興味のある分野だったしりて。
いろいろ考えちゃいますねぇ。

という訳で、セカンドライフに限らずに、ネット会議やネット・ミーティングの方法を調べてみたくなりました。


スカイプを使用した会議、ミーティング、セミナー

スカイプのバージョンが3.0になってから(現在はバージョン4.1)同時会話人数が25人になったとか。
これくらいの人数が同時接続出来れば、ちょっとした会議やミーティングには充分ですね。

とはいえ、ライブ映像をともなうビデオ会話は1対1にしか対応していないようです。

・Skypeを最大限に活用 - 無料および格安料金でのインターネット通話
http://www.skype.com/intl/ja/welcomeback/

先日はじめてスカイプをやってみたのですが、電話とはまた違ったテイストで面白かったです。
これで同時会話25人が無料で出来るのはすごいですね。

ちなみに、ヘッドセットは知人にAmazon経由で用意してもらったのですが、780円という値段も超お手軽。

ELECOM マルチメディアヘッドセット MS-HS58V \780 Amazon


そういえば知人は、「出来れば描画した図を修正したりする様子をライブ動画で見せたい」とも言っていました。
ライブ映像配信がなくちゃいけませんね。


スカイプ+スティッカム

そこで、ザッとライブ動画配信サービスを検索し「スティッカム」というライブ動画サービスを見つけ、さっそく登録してみました。

・Stickam JAPAN! - 無料のライブカメラコミュニティ スティッカム
http://www.stickam.jp/

ライブ映像の公開は「友達のみ」という設定も可能なので、毎回の会議やミーティングに参加する人のみを友達登録し、会議やミーティング後に削除するようにすれば、毎回限定した人のみにライブ映像を公開出来そうです。

下は130万画素、接続:USB2.0のWebカメラでスティッカム配信した絵です。
(いつもスズメさん映像を映しているカメラ)
映像のサイズはデフォルトのサイズ。


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こちらは同じWebカメラでA4サイズの参考書を写したところ。
映像のサイズは「拡大」を選択して大きくしたもの。


1001072


スカイプ用とかで販売されている廉価版のWebカメラは、映像はボケ気味で動きもかなり遅くて使用に耐えませんでした。
ちなみに画素数は30万画素、接続:USB1.1。

接続はUSB2.0が必須で、画素数は最低130万画素が欲しいところですね。
これくらいあれば、ホワイトボードを使用した映像も配信出来そうです。

今は200万画素、300万画素のWebカメラも売っていますから、そうれくらいのものを用意すれば完璧でしょうね。

スカイプで複数人が同時会話しながら、プレゼンターがリアルタイム動画で説明、進行する会議が出来そうです。
また、参加者それぞれがWebカメラを準備してスティッカム登録しておけば、参加者全員のスティッカム映像をリアルタイムで見ながら会話出来かも知れませんね。
試していないのでわかりませんが。


でもね・・・
やはりお互いの映像(アバター:化身ではありますが)を共有する、3Dバーチャル空間でのコミュニケーションがほしくなります。

セカンドライフ内ではリアルタイムの動画を別途配信することは出来ませんが。
ある程度セカンドライフに慣れて、セカンドライフへの画像アップロードが出来るようになれば、Webカメラでキャプチャした手書きの絵や解説図などをその場でアップロードし、お互いにプレゼン出来たりもするのですが。

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2010/01/04

バーチャル会議、ミーティングの可能性(1)

ひとつ前の投稿で「仮想世界で採用説明会が続々と」という記事をアップしましたが。
最近、知人から「セカンドライフで説明会やちょっとしたセミナーは出来ないか」という質問を受けました。

実は、セカンドライフ上での会議やミーティングは面白い動きだとは思っていたものの、どの程度のコミュニケーションが可能な会議やミーティングが出来るのか、具体的に考えたことはありませんでした。

セカンドライフ上での会議やミーティングで可能なこと、また、メリット、デメリットって、どんなものなんでしょ。
思いつくままに、いろいろメモして考えてみましょう。


・セカンドライフでの費用

通常、セカンドライフで遊ぶだけならば無料アカウント登録で費用なしで遊ぶことが出来ます。
また、プライベートアイランド(SIM)を購入したり、レンタルで土地を借りる場合も無料アカウントで可能です。

ですが、メインランドと呼ばれるセカンドライフ内に膨大に存在する公共SIM(という表現でよいのだろうか?)の土地を購入する場合には、有料のプレミアム・アカウント登録をする必要があります。


プレミアム・アカウント:プラン別費用

・月払いプラン:9.95$(93円として約925円)
・3ヶ月払いプラン:22.5$(約2,100円)
・年払いプラン:72$(約6,700円)


上記はプラン毎の費用。
プレミアム・アカウントの場合、毎週300L$(リンデンドル)のお小遣いが支給されるのですが、それを差し引いた各支払いプランの月額費用は以下のようになります。


プレミアム・アカウント:月額費用

・月払いプラン:1,426L$(約500円)
・3ヶ月払いプラン:780L$(約275円)
・年払いプラン:284L$(約100円)


年払いにすると格安になりますね。


通常1SIMの規模は65,536㎡で購入&月額維持費用は以下のようになります。


購入費・月額維持費:

・プライベートアイランド
同時収容人数:100人
購入費:1,000$(93円として93,000円)
月額維持費:295$(約27,000円)

・プライベートアイランド(ホームステッド)
同時収容人数:20人
購入費:375$(93円として約35,000円)
月額維持費:125$(約12,000円)

・メインランド
同時収容人数:100人(?)
購入費:今日の最低価格で124,500L$=約44,000円)
月額維持費:195$(約18,000円)


ところで、バーチャル会議用に1SIM所有するというのは、金銭的にも現実的ではないですね。

多少規模が小さいですが、1/16SIMの4,096㎡くらいあれば充分かも知れません。
これで月額維持費が25$(約2,300円)。
(購入費は約3,000円弱)

おそらく、4,096㎡くらいの土地にビルを建てて、20~30人程度の会議やミーティングは充分可能だと思います。


ちなみに、ぼくがセカンドライフ内に持っている「DHARMAYA 達磨屋」の敷地は2,048㎡で月額維持費が15$(約1,400円)。
下図のオレンジ線で囲んだのが「DHARMAYA 達磨屋」2,048㎡の敷地です。
この2倍(または3~4倍)の土地があれば会議&ミーティング用地としては充分ではないでしょうか。


1001041

ところで、2年ほどセカンドライフを続けていますが、現在までプレミアム・アカウント費用に土地維持費を含めて、一度も現金を使ったことがないです。
すべて「DHARMAYA 達磨屋」商品の売り上げやセカンドライフ内株取引で賄ってきており。
というか、昨年当初まではたまに小遣い程度に現金化出来ていましたが、今は維持費で精一杯です。(^^;
現実世界同様、セカンドライフもまた不景気なのでした。


費用等を調べていたら、けっこう時間を使ってしまいました。
次回はどんなことが可能なのか、システム面について調べてメモしておくつもりです。

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