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2009/06/25

スロージョギング・その6

昨日はスロージョギングをはじめて6日目だった訳ですが、馴染みの患者さんから唐突に「足細くしたいー。細くするにはどうしたらいいんでしょうね?」というメールが着信。
ぼく、ダイエットとか脚痩せとかにほとんど興味がないので、そういった知識ほとんどゼロです。

が。
タイミングがタイミングだったので、スロージョギングを勧めてみました。

スロージョギングでのダイエット効果は実証済みのようですが、足痩せへの効果は未確認。
ですが、感覚的にスロージョギングでのリラックスした足踏みは足の凝りを解消する効果が期待出来ると思われ、なおかつ足踏みの弾みが静脈やリンパ液の貫流を促進するように感じられるのです。
ちなみに、馴染みの患者さんは足のむくみもけっこうあります。

ところで、「ためしてガッテン・脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」を見る少し前に、縄跳び名人の小学生がすごいスピードで縄跳びをする映像をテレビで見ており。
早跳びなので、当然ジャンプの高さはすごく低く、ジョギングと同じくらいの振動です。
そして、その時の女の子の表情がアップでなおかつスロー映像で流れました。
ジャンプの振動によってタプン、タプンと波打つ顔の皮膚。
重力で下に下がった顔の皮膚が、飛び上がった時には逆に上に持ち上がり、まるで無重力状態のようでした。
それがジャンプの度に繰り返され……。
さぞかし皮下脂肪や静脈血、リンパ液が刺激されているんだろうな、と思いつつ見ていたのですが。

スロージョギングをしていると、よくその映像を思い出します。
たぶん、おそらく、きっと。
スロージョギングでの上下動、振動は、全身の皮下脂肪を刺激し、静脈血やリンパ液の貫流も促進しているに違いない、と思うのです。
特に、楽しくリラックスして行われれば行われるほど、その効果は高いと思われ……。

という訳で、ウォーキングやジョギングでの足痩せ効果やむくみへの効果を検索してみました。
そういった効果を解説しているサイトは山ほどあるんですね。(^^; 知らなかった
それらの中でわかりやすく読みやすかったページをひとつ。

・ウォーキング&ジョギングの痩せ効果(3ヶ月目経過報告):【下半身痩せ ダイエット】
http://www.1happybody.com/archives/1214704.html

ウォーキングからジョギングに移行した2ヶ月半くらいから痩せ効果が加速したとあります。
また、「早い段階で、脚がむくみにくくなります」とありますから、ウオーキング開始後の早い段階でむくみにくくなったようですね。
ふむ。
これは朗報です。(^^)

ただ、今回ネット検索した限りでは、足痩せやむくみ解消の医学的データは見つけることが出来ませんでした。
どなたかご存じでしたら、是非教えて下さい。m( _ _ )m

※スロージョギングに関する記事は以下のブログにまとめてあります。
のたりスロージョギング

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2009/06/24

スロージョギングめも2

歩くことと走ることの境目が、これほどまでに近かったとは。
スロージョギングのおかげですね。

ありがとうございます。>田中宏暁教授

スロージョギングを知らなければ、この出不精&怠け者オヂさんが「走る」なんてことは、想像すらしなかったはずです。

という訳で、スロージョギングをちょこちょこやりはじめて6日目。
体は完全に慣れたみたい。
徒歩に切り替えなくても、20~30分はスロージョギングでイケルようになりました。
というか、もっともっとイケそうです。
なんか画期的ですね、スロージョギング。

時々人目のないところでは、両手をダラリと降ろしてだらだらリラックスしながらスロージョギングしていましたが。
今日は、人目も気にせず始終両手ブラリでだらだら走っていました。
体の中の動きたい「衝動」というか「エネルギー」に意識を向けると、クネクネしたくなります。
なので、だらだら走りつつ、上半身をクネクネして走っていたりし。
なんだかとっても怪しいオヂさん。(^^;

歳取ると、人目もあまり気にならなくなるし。
ま、いいか。

※スロージョギングに関する記事は以下のブログにまとめてあります。
のたりスロージョギング

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スロージョギング・その5

「ためしてガッテン・脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」では、スロージョギングで脳の体積が増加するという解説もありました。

米国イリノイ大学で行われた研究で、ジョギング等の有酸素運動を続けたグループに前頭葉と側頭葉の一部、とくに記憶と意欲にかかわる部位の体積が増加したことが確認されたとか。
ここで行われたのは半年間の60代~70代の被験者による、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動グループと、ストレッチ等の非有酸素運動グループとの比較でした。

・Aerobic Exercise Training Increases Brain Volume in Aging Humans -- Colcombe et al. 61 (11) 1166 -- Journals of Gerontology Series A Biological Sciences and Medical Sciences
http://biomed.gerontologyjournals.org/cgi/content/full/61/11/1166#F01

上記ページがその研究のソースになると思いますが、英語なのでちゃんとは理解出来ません。(^^ゞ
ともあれ、実験結果のMRI画像が下。



画像の青い領域(水色と青の部分がありますが、両方でしょうか)が非有酸素運動グループと比較して有酸素運動グループの灰白質体積が増加した部分。
黄色の領域(と書いていますが、オレンジ?)が有酸素運動グループで白質の体積が増加した部分のようです。
ためしてガッテン番組内では前頭前野(判断力、決断力)と46野(物忘れに関するワーキングメモリ)と解説していました。

番組とは違いますが、ウォーキングの継続による脳の機能向上の研究もありました。

・夕刊フジBLOG:記憶力もアップ「脳活性ウオーキング」
http://www.yukan-fuji.com/archives/2008/02/post_12681.html

諏訪東京理科大学の研究で、中高齢者に半年間ウオーキングをしてもらい、その前後に脳の前頭葉の機能テストを実施した結果、ウオーキングをしていた人たちは、していない人と比べて大幅にテストの成績が向上したとのこと。

イリノイ大学でのそれも諏訪東京理科大学の研究も、ともに有酸素運動に関するものです。
スロージョギングはストレッチなどの非有酸素運動よりは有酸素運動に近いとは思いますが、このあたりはどうなんでしょうね。

※スロージョギングに関する記事は以下のブログにまとめてあります。
のたりスロージョギング

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2009/06/23

スロージョギングめも

昨日は雨の中、お出掛け途中に傘を差しながらちょこちょこスロージョギング。
が、まだ体が慣れないらしく、何度も徒歩に変更。
51歳、特に運動らしい運動をしてこなかった体は、かなりなまってるのかも。

で、本日。
いいお天気ですね。(^^)
買い物がてら、遠回りしてのスロージョギングです。
1、2度徒歩に切り替えたものの、あとはず~っとスロージョギングで行けました。
楽しいですねぇ。

人目があるところは、普通に小脇で肘を曲げた、いわゆるジョギング風姿勢。
人目がないところでは、両手をダラリと降ろしたノーガード姿勢。
両手をダラリと降ろすと、上半身、特に胸やお腹が弾むのが感じられます。
全身が緩んでいくようで、かなり楽しいです。

なんとなく、カトちゃんケンちゃんの「ヒゲダンス」的。
思わず、「ヒゲダンス」のリズムを口ずさんでいたりして。(^^;

慣れてくると、ついつい余計なチャレンジをしたくなるのですが。
今後も何か楽しいアイデアを試してみましょう。

※スロージョギングに関する記事は以下のブログにまとめてあります。
のたりスロージョギング

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スロージョギング・その4

NHK「ためしてガッテン・脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」で紹介されたスロージョギングの背景のひとつには、福岡大学が提唱するニコニコペース運動があるある訳ですが、その福岡大学スポーツ科学部運動生理学研究室は、「ニコニコペース効果とその効用を世間一般に知らしめ、ランニングなどのエアロビクス運動ブームの理論的背景となった」功績で、第5回ランナーズ賞(1992年)を受賞しています。
ランナーズ賞受賞が1992年で、現在もニコニコペース運動の研究が続いているのですから、息の長い研究ですね。
今後も新しい成果が発表されることを期待しましょう。

さて、ランナーズ賞を受賞した福岡大学スポーツ科学部運動生理学研究室の田中宏暁教授ですが、自ら46歳よりマラソンランナーとして活躍しており、「賢く走るフルマラソン」という書籍も出しています。

賢く走るフルマラソン ~マラソンは「知恵」のスポーツ

NHK「ためしてガッテン・脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」では、スロージョギングを続けることで遅筋が発達し筋肉内の毛細血管が増加、血糖や中性脂肪が効果的に消費されると言っていましたが、その根拠ともなるLSD(ロング・スロー・ディスタンス)というトレーニング法があるようです。
以下はHP「北信州豆だぬき(http://homepage2.nifty.com/mamedanuki/00index/)」内の「トレーニング12講座」からのLSD解説の引用です。

・トレーニング12講座
http://homepage2.nifty.com/mamedanuki/1-rakusoukai/run01.htm

ゆっくりと長く走り続けるLSD(ロング・スロー・ディスタンス)というトレーニング法があります。
特に決まりはありませんが、ハーハーと息が切れない有酸素運動のレベルで、一般に90分以上走り続けるトレーニングを、LSDと呼ぶことが多いようです。
LSDを行うと、それまで使われていなかった毛細血管に、血液が流れるようになります。
人間の身体には、隅々まで毛細血管が張り巡らされていますが、使われないまま休眠状態にある毛細血管がたくさんあります。
LSDを行うとそこに少しずつ血液が流れるようになるのです。
ランナーが走るときには、肺で血液中に酸素を取り込み、その酸素を筋肉に送って、エネルギー源を燃焼させます。
つまり速く走るためには、たくさんの酸素を筋肉に送り込める能力が必要なのです。
インターバルトレーニングのようなスピード練習を行うと、心臓や肺の機能が高まります。
しかし、使える毛細血管が少なければ、いくら心臓や肺の機能が高まっても、筋肉に届けられる酸素の量はあまり増えません。
苦しんだ割に記録は伸びない、という結果に終わってしまうわけです。
その点、LSDを行うと、それだけでも筋肉に送られる酸素の量が増えます。
つまりゆっくり走るトレーニングで、速く走れるようになるのです。

なるほど、ですね。

とわいへ、ぼく的スロージョギングの魅力は、なんといっても「ひょこひょこ弾んで楽しい小走り」というところです。

※スロージョギングに関する記事は以下のブログにまとめてあります。
のたりスロージョギング

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スロージョギング・その3

スロージョギング・その3

福岡大学、田中宏暁教授が提唱するスロージョギングですが、そのスロージョギングにはふたつの背景があるようです。

■ニコニコペース運動
これは福岡大学が提唱する運動。

息がさほど弾まず、心臓の動悸(どうき)も激しくならずに数時間楽に続けられる比較的軽い全身運動。
笑顔を浮かべ、おしゃべりしながらでもできることから名付けられた。
体力を表す最大酸素摂取量の50-60%ほどのエネルギーを消費する程度とされ、具体的にどのぐらい運動するかは人それぞれ。
福岡大学の運動生理学研究室が約30年前に提唱した。
音楽に合わせて高さ15センチほどの踏み台を昇り降りするステップ運動が代表的で、全国の高齢者施設や健康づくりサークルなどで実践されている。

・メタボ改善もニコニコペース 福大グループ 脂肪燃焼効果を実証 医療・健康 西日本新聞
http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/news/kyushu/post_30.shtml

お年寄りが足腰を鍛える「介護予防」のイメージが強かったニコニコペース運動だが、脂肪が気になる働き盛りも挑戦する価値がありそうだ。

上記にあるように、当初はお年寄りの介護予防としてはじまったらしいニコニコペース運動ですが、その研究過程で年令を問わずメタボリック症候群等の改善にも効果があるとわかったようです。

福大スポーツ科学部運動生理学研究室が、ニコニコペース運動の効果を実証するため市民ボランティアを募集して行った第一期(2007年度)の研究。
(第2期2008年度研究は現在進行中:2009年2月現在)

1.食事管理
 (食事の内容を炭水化物60%、脂質25%、タンパク質15%にするなどの食事管理をする群)
2.ニコニコペース運動
 (週に3回ニコニコペース運動をする群)
3.食事管理+ニコニコペース運動
 (食事管理と運動を併用する群)

上記3つのグループをそれぞれの内容で3ヶ月間実施。

その結果、ニコニコペース運動だけをした(2)のグループは、(1)(3)と同様に内臓脂肪など全身の脂肪を減らすことができた一方で、脂肪以外の体重や筋肉は、3群の中で唯一、維持することができた。

ダイエットなど食事制限は容易に体脂肪を減らすことはできても、大切な筋力まで奪ってしまうのです。
筋力は体力そのものですから、結果的にエネルギーの消費量が減り、再び体重が増加するリバウンドと呼ばれる現象を引き起こしてしまうことがあります

食事管理では全身の脂肪を減らすことが出来るが、それとともに筋力や体力が減少すると、エネルギー消費量が減少しリバウンドを招きやすいとのこと。
ニコニコペース運動では食事管理をすることなく、かつ筋力体力も落とさずリバウンドの危険もなく脂肪減少が出来る、ということのようです。

また、メタボリック症候群などでは脂肪が重要な要素になりますが、通常注目される内臓脂肪だけでなく全身を動かす筋肉「骨格筋」細胞内の脂肪も重要だとのこと。
第一期研究により、骨格筋細胞内脂肪が多い人ほど血糖値を下げるインスリンの働きが弱い傾向にあることが分かったそうです。
インスリンの働きが悪ければ糖尿病だけでなく、合併症として心筋梗塞(こうそく)や高血圧などの危険も高まるとのこと。

生活習慣病は内臓脂肪の過剰が引き起こすというのが通説ですが、骨格筋の脂肪も原因として作用し、発症予防には運動が効果があるのです


ニコニコペース運動のWebサイトもあり、図が豊富でわかりやすい解説がありますから、スロージョギングを行う際は是非参考にしたらよいと思います。
基本的な注意事項や禁忌症状、心拍数チェック、腰や膝が痛い人の代替運動、医学的効果、靴の選び方など掲載しています。

・ニコニコペースの運動 ~高齢者にも安心してできる運動 ~
http://www.fsw.or.jp/choju/health/nikoniko/index.htm

※スロージョギングに関する記事は以下のブログにまとめてあります。
のたりスロージョギング

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2009/06/21

スロージョギング・その2

スロージョギングの走り方ですが。
「ためしてガッテン・脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」の番組内での説明では。

・背筋を伸ばし
・アゴを軽く上げる(自然に背筋が伸びる)
・やや前傾姿勢で
・足は地面を押すだけ、蹴らない
・笑顔でおしゃべりしながら
・つらくなったら歩き、楽になったらまた走る

というものでしたが。
「背筋を伸ばす」というのは特に意識しないでいいのではないかと思います。
日本人は勤勉なので、「背筋を伸ばそう」と意識すると背中を緊張させてしまう傾向があるし……。
なので、背筋を伸ばすというよりも、時々頭のてっぺんを意識するといいかもです。
頭のてっぺんで、走りながら上下する体の振動を感じるようにする方が、楽に無理なく二次的に背筋が伸びる感じがします。

ぼくがスロージョギングに惹かれるのは、兎にも角にもリラックスしながら楽しく出来ること。
歩くよりは確実にリズミカル&ぬる~くリラックスして体が弾み続け、そのぬるい弾み具合が気分を楽に拡げてくれる感じがします。

リラックスして弾み続けることで、身体の無駄な緊張も自然にゆるみだし、容易にランナーズ・ハイや変性意識に入っていけそうに思います。

・Pandra.TV「ためしてガッテン:脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」
http://tvdouga.seesaa.net/article/121298033.html

実際の番組に登場する経験者さんたちを見ても、「楽しい」というのが一番のコツのような気がします。

※スロージョギングに関する記事は以下のブログにまとめてあります。
のたりスロージョギング

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スロージョギング

NHK「ためしてガッテン」で、先日「脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」というのをやっていました。

ゆっくりとしたジョギングを続けることで、血糖値低下、中性脂肪低下、コレストロール低下、ダイエット、血糖値低下、血圧低下等の効果があるとか。
また、脳内の前帯状皮質(判断力、決断力)と46野(ワーキングメモリ、物忘れに関する)の体積増加、発達まで促されちゃうとかです。


普通のジョギング等では瞬発的運動を司る赤い筋肉・速筋を使用している訳ですが、時速5.0km以上のスピードで走ると疲労物質の乳酸値が急激に増加するというデータが出ていました。
それ以前のスピードでは、ゆっくりとした動きを司る白い筋肉・遅筋が使用され、乳酸値は安静時と同じ2.0以下にとどまり、疲労しないのだとか。
というか、スロージョギングを継続することで、遅筋が発達し、更に筋肉内の毛細血管が増加するのが確認されているそうです。
これにより血糖や中性脂肪が効果的に消費されるようになるのだとか。

面白そうです、スロージョギング。
兎にも角にも、脱力しながら出来そうなのが魅力的。


実は、今までウォーキングやジョギングにはあまり興味がなく。
シャカシャカと素早くウォーキングしていると、深層筋とともに表層筋を多く使用する感じがし、周りの空気や風景を味わう余裕がなさそうで……。
ジョギングに至っては、そもそもぼくのアイデアの中にはない運動だったりし。(^^ゞ
風景を楽しみながら、ブラブラ散歩するのが一番よい方法だと思っていました。

でも、このスロージョギングには惹かれました。
という訳で、今日でスロージョギング三日目。
特に「お散歩」という形をとらなくてもよいですし、「買い物にスロージョギングしながらお出掛け」みたく、外出したら手軽に試せます。

初日。
軽くスロージョギングで走りはじめ。
ジョギングというよりも「だらだら小走り」みたいな感じ。
歩幅は徒歩の1/2くらい。
スピードは徒歩と同じか、それよりちょっと遅いくらい。

少し走ると、膝から下の下肢が重ダルくなります。
なので、そうなったら徒歩に戻し。
楽になったら、またダラダラ小走り。
それを3回くらい繰り返し、気がついたら4回目はず~っとダラダラ小走りを続けていました。
かなり長くても走り続けられる感じでしたが、その時はスーパーまで回り道をしての買い物だったので、スーパー到着とともに終了。

その日、気のせいか気分が拡がっている感じがしてました。
というか、次の日にまたダラダラ小走りをするのがすごく楽しみ。

で、次の日。
太股の前側が筋肉痛。(^^;
三日目の今日も太股筋肉痛は残っていますが、ダラダラ小走りをするのが楽しみになっています。
散歩よりも上下の振動が大きいですから、感じ取れる身体各部の感覚も散歩とはまた違った感覚が味わえ。
当分続けてみたいと思ってます。

いつまであるかはわかりませんが、ネット上でこの番組の動画が見れるサイトがあります。

・Pandra.TV「ためしてガッテン:脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」
http://tvdouga.seesaa.net/article/121298033.html

上記ページで下にスクロールしていくとあります。

※スロージョギングに関する記事は以下のブログにまとめてあります。
のたりスロージョギング

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2009/06/15

「脳の中の身体地図」

昨日、だるまさんが来てくれていろいろ話したのですが。
偶然にも最近同じ本を読んでいたことが判明。
って、ぼくはまだ半分も読んでいないのですが。(^^ゞ

それが「脳の中の身体地図」。

脳の中の身体地図
0906151__2

まだ読んでいる途中ですが、前半を読んだだけでも、脳科学等の最新研究情報の応用度や可能性の高さには驚きます。
その昔、操体法やボディーワーク、セラピーに出会った時以来、久しぶりにわくわくしています。

まだ読書途中でなおかつじっくりと咀嚼したく、内容に関してはまだ書けませんが、一般の人はもちろん手技療法家には超お勧め本です。

近日中には感想が書けるかも。

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2009/06/12

身欠きニシンの美味しい食べ方

我が家的身欠きニシン地上最高の美味しい食べ方は、漬け物の「ニシン漬け」に決定していたのですが。
ニシン漬けだいっ!(^O^)(過去の日記)
今年からちょっと変わってきました。

現在の我が家的身欠きニシン地上最高の美味しい食べ方は。
「超お手軽ちょっとオーブントースターであぶり焼き」。

え~、メチャクチャ簡単な料理、というか食べ方。
オーブントースターに、身欠きニシンが乗る程度のアルミホイルを敷いて、その上に身欠きニシンを置いて2~3分焼くだけ。
グツグツと焼けてきたら完成。

焼きたてをホクホクいいながら食べるのがメチャ旨でベストです。
というか、あったかいうちに食べないといけません。
冷めると硬くなっちゃうので。(^^;

という訳で、最近は身欠きニシンを「超お手軽ちょっとオーブントースターであぶり焼き」で毎日食べているのですが、「ニシン漬け」を食べはじめた時にも感じたように、なんか体力が充実してる感じがするのです。

ちなみに、身欠きニシンには人体に必須なミネラル元素「亜鉛」が含まれ、免疫機構の補助、創傷治癒、精子形成、味覚感知等の機能に関与するとか。
動物実験レベルでは、亜鉛欠乏により、活動性の低下、記憶や注意力の低下が見られるそうです。(Wikipedia)

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2009/06/11

東村山でミズ!(^O^)

青森や秋田では有名な山菜「ミズ」ですが。
なんと、東村山のスーパーで売っていました。

近所のスーパには、地元農家さんの販売コーナーがあるのですが、なんと、本日そこでミズを発見!
ここに住んで十数年、ミズが売っているのを見たのははじめてかも。
さっそく2束購入し、ついでに油揚げも購入。


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帰宅後、ミズの葉っぱや根っこ部分をすじとともに取り、軽く水にさらし。
あとで油揚げやお肉少々と一緒に炒め、最後に醤油(またはダシ醤油)で味付けして完了予定。

今晩の晩酌が楽しみなのだ。(^^)

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意識、思考、リアルな体性感覚

最近時々読みに行くブログ。

・地球人スピリット・ジャーナル2.0
http://terran108.cocolog-nifty.com/blog/

サニヤシンの先輩Bhaveshさんのブログ。
サクッとした語り口が好きです。

6月2日のエントリー「意識とはなにか<1>」は、茂木健一郎著「意識とは何か」の書評ですが、Bhaveshさんもピントが合わないらしく、それでもそのピントの合わなさ加減を楽しんでいるみたい。(^^)

ここのところ、クオリアや意識等に関心があり茂木健一郎さんのホームページを漁ったりしているのですが、そこで語られている内容に今ひとつピントが合わず四苦八苦しています。
自分の興味ある部分と重なるようで重ならないようで……。
それでもさすが学者さん、ホームページには論文や出版済み書籍の要約などが掲載されていて有り難い限りです。感謝

「クオリア」に関しては、「クオリア・マニフェスト」から各種文書、書籍(「脳とクオリア」)の要約等が読めます。

・クオリア・マニフェスト
http://www.qualia-manifesto.com/index.j.html


また、同一サーバの「心脳問題 Request For Comments Archive」には、クオリアや心脳問題に関する複数名による論文20本が掲載されていて、こちらも参考になります。

・心脳問題 Request For Comments Archive
http://www.qualia-manifesto.com/rfc/rfc-list.html

真っ先に読んだのはソニーコンピュータサイエンス研究所、羽尻公一郎氏の「RFC-5 人工無脳が禅を語る日」
なんだか、パソコン通信時代を懐かしく思い出していました。

「RFC-14 クオリアの定義」は、5名によるクオリアの定義が簡素な文章で並べられていて読みやすいです。
まだ全部に目を通していないので、今後少しずつ読んでみるつもり。


ここまでいろいろとクオリアに関するものを読んできたのですが、クオリアという言葉は定義も用いられ方も定かではなく、按摩師的ボディーワーカー的にはまったく役に立たない単語だということがわかってきました。
「感触」というニュアンスに可能性を感じたのですが……。orz


そこで、ぼく自身、どんな現象を「クオリア」という言葉を使うことでハッキリさせられるのではないかと期待したのか(結局、クオリアは使えないとわかりましたが)、それを考えてみました。
あまり突き詰めて考えたことがなかったので、まずは単純なことから。

意識、思考、リアルな体性感覚

例えば歩いている時。


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これが、出勤時だとして。


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頭の中では「今日は、アレとコレを片付けなくっちゃ」と考えはじめ、「あ。そういえば、昨日見たお笑い番組の……」などと思考世界ドップリな時。
歩きながら感じているリアルな瞬間、瞬間の体性感覚、臨場感には無意識になっています。
リアルタイムでの時間感覚からも遊離していますから、時空を越えたバーチャルな思考世界の住人です。
もちろんバーチャルな思考世界でもクオリアは生じており、ものの感触や感覚、感情も「体験」しているということになります。

こんな時、前野氏の受動意識仮説は俄然説得力を持ちます。
トップダウン的な意識は存在せず、「想起」・「知」・「情」・「意」を司る無意識での自動分散的再帰的処理が進む中、特徴的なシナプス発火がボトムアップ的に拾い上げられ、思考という形で認識されているプロセス。
日常生活のほとんどはこのバーチャルな思考世界に没入しており、対人コミュニケーションもこのプロセスの延長線上で「反応」している訳ですから、前野氏が「意識を持つと錯覚している自由意志を持たない自動機械」と語るのも、感覚的にわかる気がします。


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では、瞬間瞬間の体性感覚をリアルタイムで臨場感を持って味わいながら歩いている時はどうでしょうか。
体を包む風景や空気を全身で味わいつつ、頬をよぎる風、全身を包む衣服が肌をこする感覚、一歩一歩ごとに伝わる振動や足の裏の感触……。
このような体性感覚を味わっている時、先のバーチャルな思考プロセスは働いていない気がするのです。
もちろん、無意識化では膨大な記憶や自動分散的再帰的処理が行われているはずですが。
自己と世界が交流しているリアルな体性感覚をともなった、またはそれらを意識する「意識」が存在するように思います。

この思考中心状態と体性感覚中心状態では、身体の在り方がものすごく異なると感じているのですが、書きたかったことを見失いました。(^^ゞ
ていうか、画像加工が楽しくって。うはは


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2009/06/09

津軽弁映画

全編津軽弁、字幕無しの松山ケンイチさん主演映画「ウルトラミラクルラブストーリー」が6月6日から公開しているとか。
昨日の朝日夕刊ではじめて知りました。

・オール青森ロケ 飛び交う津軽弁 ~字幕はありません~
という見出し。(^^;


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ちなみに松山ケンイチさん、青森県むつ市出身なのだとか。
「下北弁で育った」とありましたが、下北弁ってどんな訛かたなんだっけ?
八戸方面の南部弁ならわかるけど、下北弁の記憶ってないです。

また、夕刊記事には下北弁なので、「同じ県内でも”全然違う”津軽弁に苦労した」とありますが。
予告編を見たかぎりでは、松山ケンイチさん、津軽弁下手。
ていうか、ほとんど標準語圏の人が津軽弁っぽいしゃべりをしている感じだったですよ。
これだったら字幕はいらないかも。

・YouTube:【予告編】ウルトラミラクルラブストーリー
http://www.youtube.com/watch?v=BOanECZM3ho


ところで。
前回、6月5日放送の「タモリ倶楽部」は「今夜語ろう!!原田芳雄カシオペア乗車全記録」というタイトルでした。
原田芳雄さんが札幌~上野間・寝台特急カシオペアに乗車した時の体験を、その乗車券入手時の話からご満悦に語るという、なんとも一般受けしそうにないテーマ。(^^;


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まあ、「タモリ倶楽部」自体が一般受けしそうにない番組であり、鉄道マニアな回も時々ある訳で。
鉄道マニアなんかではぜんぜんないぼくだったりしますが、鉄道マニアなタモリさんや原田芳雄さんたちがご機嫌にテツを語っている姿は、すごく素敵だなと思って見ていたりする訳で。

で、念願の寝台特急カシオペアに乗車出来た原田芳雄さん、実はカシオペアの乗車券はいかな映画スター原田芳雄さんであっても入手が困難なシロモノらしく。
とある、青森ロケ含みの映画出演オファーが来た際に、カシオペアの乗車券がゲット出来れば出演するという、条件付き承諾を提示したとか。
まあ、そんなこんなでなんとか乗車券が入手出来たそうなのですが。

そのオファーがあった映画が「ウルトラミラクルラブストーリー」だったのでした。
なるほど。

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2009/06/05

操体掲示板、閉鎖

「操体掲示板」が一週間後閉鎖することに決まったようです。
ここ数年は書き込みも激減しほぼ休止状態だったように思いますから、当初の役割は既に終えていたのかも知れませんね。

思えば2001年、ネット上を見回しても操体法に関する掲示板が見当たらず、立ち上げメンバーのひとりとして運営に関わったのでした。
それがもう8年も経つのですね。
今ではホームページやブログは誰でも気軽にはじめられますから、皆さん各々の場で活躍しているのだと思います。

お疲れ様でした。>掲示板&管理者の皆さま

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2009/06/04

スパム投稿とのイタチごっこ

97年頃にはじめてホームページを開設して以来、フリーレンタル掲示板やSwiki、Pukiwikiの簡易掲示板機能など、いろいろな掲示板を使って来ましたが。
先々月、はじめて自前の掲示板を設置しました。

数年前から借りているレンタルサーバに設置したCGI掲示板なのですが、けっこうコンスタントにスパム投稿が入ります。
感触としては、ツールを使っての大量投稿というよりも、なんとなく手作業でサパムってる感じ。
かなりしょうもない文章が多いです。(^^;

フリー配布されているYY-BOARDという掲示板を使用しており。
その設定ファイルに禁止ワードを登録してスパム予防をしていますが、禁止ワード登録前と比べるとさすがに徐々に減って来ています。
とはいえ、まだまだ禁止ワードをすり抜けての投稿がある訳で。
けっこうイタチごっこ。

その禁止ワード一覧を見せたい気もするのですが、あまりにしょうも無い単語たちなので、わざわざ見せるのも恥ずかしいです。(^^;
例えば。
この単語ひとつとってもいろいろなバリエーションがある訳であり。
「テムポ」とか「てぃむぽ」「チ○ポ」とか……。
これに半角スペースを入れたりとか、敵もさるもの、ほんとにあの手この手を駆使して来ます。

最近では。
如何にそれらしょうもない単語たちのバリエーションをあらかじめ予測し、事前に禁止ワード登録して対策出来るか、というゲーム感覚になって来ていたりし。
「おぉ、その手があったか!」と、意外なバリエーションに悔しがり。
「今度こそは!」と張り切って予測したりする今日この頃です。

ちなみに、ごく普通の当たり前な宣伝スパム投稿はツマラナイです。
しょうもない単語たちの羅列の方が、呆れつつ楽しいです。(けど、スパムはやめてね)


■追記
これと同じ文章を掲示板にも投稿したのですが。
見事に『例えば。』の下の行の単語が禁止ワードに引っ掛かって投稿出来ませんでした。
禁止ワードがシッカリと機能しているのがわかったのはうれしいのですが。
自分の投稿が弾かれたというのは、間抜けにも予想していなかったので、何だかトホホな気分でした。

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2009/06/02

受動意識仮説を読んで

人の感覚や認知、意識に関心があったので、「人とロボットの秘密」に掲載されている前野氏の「受動意識仮説」や「クオリア」という言葉に引っ掛かり。
ここ数日、前野氏の論文を読んでいました。

・ITmedia Search 人とロボットの秘密
http://search.itmedia.co.jp/?whence=0&max=10&result=normal&sort=date%3Alate&idxname=news&query=%90l%82%C6%83%8D%83%7B%83b%83g%82%CC%94%E9%96%A7

前野氏「受動意識仮説」の記事は上記検索からでも飛べますが、以下が最初の記事になります。
・第4章-1 「意識は機械で再現できる」 前野教授の「受動意識仮説」 (1/3)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/27/news022.html

上記「人とロボットの秘密」では、受動意識仮説のアウトラインが描かれているので、最初の入り口としてはわかりやすいと思います。
もう少し突っ込んで理解したいと思えば、前野隆司氏の著書「脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説」や「脳の中の「私」はなぜ見つからないのか? ~ロボティクス研究者が見た脳と心の思想史」にあたればよいと思うのですが、ネット上には前野隆司氏の論文が公開されているので、まずはそちらから読んでみるのが早道かも知れません。

■ヒトとロボットの心の研究
http://www.maeno.mech.keio.ac.jp/Maeno/consciousness/

上記ページから以下の論文(pdfファイル)に飛べます。

・ロボットの心の作り方―受動意識仮説に基づく基本概念の提案
http://www.maeno.mech.keio.ac.jp/Maeno/consciousness/rsj2005kokoro.pdf

・意識の起源と進化―意識はエピソード記憶のために生じたのか
http://www.maeno.mech.keio.ac.jp/Maeno/200602gendaishisou.pdf

・自由意志は存在しないか
http://www.maeno.mech.keio.ac.jp/Maeno/200610gendaishisou.pdf

以上のものを読んでみた感想ですが、ある程度実現性があるであろう(?)具体的システムモデルを提示しているという点では興味深いと思いました。

「想起」・「知」・「情」・「意」は「無意識」に従属する機能であると考え多様な処理を自律分散的かつ再帰的(自己参照的)に行うシステムであり、これら「無意識」へのトップダウン指令は存在しないとします。
そして「意識」とは無意識システムの膨大な自律分散的処理の一部を、あたかも自分が行っているようにことであるかのように錯覚しながら、単純化し追体験している受動的なシステムに過ぎないとしています。

また、クオリアに関しては以下のように述べています。
「触感覚と自己意識のメタファを導入しよう.
指先で物体に触れたときに,質感は大脳内の感覚野や連合野で知覚され,指先では単に分散配置された触覚受容器が発火しているに過ぎないにもかかわらず,「意識」下では「つるつる」「ざらざら」をあたかも指先で知覚しているように実感する.
これは,大脳内に,『感覚野で知覚した触感のクオリアは,指先で感じるものとする』という定義が書かれているために指先に触感があるかのように錯覚している結果と推測できる.
指先で生き生きと触感を感じているのに,そこには受容器しか存在しないことを信じられない人もいるかもしれないが,指先に感覚野は宿りようがないため,むしろそう考える以外に解はありえないといえる.
一方,生き生きした自己意識の知覚メカニズムも触感の例と同じ構造であり,大脳内に,『大脳内の「無意識」システムで表象した自己意識のクオリアは,「意識」システムで感じるものとする』という定義が書かれているために,意識下に自己意識の質感があるかのように錯覚しているに過ぎないと考えることができる」

以上のように前野氏は、自己意識やクオリアも「意識」システムに定義されただけの錯覚、幻想だと言っています。
ちなみに、その「意識」システムへの定義ですが、それに関しては「どのように定義されたなら一人称的なクオリアを感じる意識体験になるのか,というアルゴリズム上の疑問は残されている」と書いていますから、自己意識やクオリアを獲得したロボット実現の可能性は現時点ではかなり薄いのかな、と思いました。

前野氏の「人は意識を持つと錯覚している自由意志を持たない自動機械だ」という主張はロボット研究上の仮想モデルとしては新しいのかも知れませんが、東西の宗教や神秘思想でもよく見かかるそれほど目新しい主張ではないように思います。
特に前野氏が時々用いる「自動機械」という単語は、受動的な「人間機械」にショックを与えて自己想起を促した20世紀最大の神秘思想家G・I・グルジェフを連想させます。

あ。
口直しに。
グルジェフに多大な影響を受けたP・D・ウスペンスキーの著作「人間に可能な進化の心理学」を読み返したくなりました。
どこかにしまってあるはずなのですが……。

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