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2008/02/15

チベット体操8日目、7回ずつ

本日再開8日目からは、7回ずつにしてみました。
回数は、最初にやりはじめた時もそうですが、自分の体の感じで決めていきます。
何事も、マニュアルに従うよりは、自分の体に尋ねながら行うのが好きなのです。

チベット体操をはじめると、体がクリアーになって、自分を包む空気が凝縮し濃厚になる感覚を覚えるのですが。
それに伴い、生活自体も濃厚になるように感じます。
そして具体的には、治療室の仕事量が増えます。
それも、単に患者さんの流れが多くなるというのではなくて、ぼくの質と技術に見合った、ぼくをこのタイミングで必要としているという、そんな患者さんが来るようになります。
とにかく全般的に濃厚になる訳で。
とっても有り難くて、感謝です。


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伸び・ストレッチ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
blogをまとめて読ませていただきました。
近年「○○体操」というのを沢山見てますが、ヨガも同じく殆どの基本の形が股関節に問題をかかえる私にムリムリムリ・・!なんですが、
チベット体操は片足で立つとか胡坐でとかじゃないんで真似できそうです。
今までどうせ・・・の食わず嫌いだったんですが少し試してみようかという気になりました。
片側に重心かけたり、股関節が大きく開かないのに胡坐で背筋伸ばすでなんて、逆に痛めちゃいそうなのは怖くて出来ないです。
私は先天股脱でギプス治療を受けてた世代です。変形してます。手術で良くなった人は見たことありません。
以前整形外科で一日だけ歩き方を指導された動きで背中が猛烈に痛くなり、鍼灸に週二回づつ治療して一ヶ月かかって治したというイタイ経験があって、
凄く慎重になりました。その時の鍼の先生に
「もうできあがってしまった大人の体に無理な事させるね」と言われました。
私の体は悪いところをカバーするように、健康な人とは違う筋肉のつき方をしてて、
健康人は発達してない筋肉が発達してて、発達してる筋肉は発達してないから歩き方が普通じゃないのは当たり前だと。
「人の体はマニュアル通りに出来てないんだよ。あなたにとって凄く不自然な無茶な事したわけ。」って納得しました。
その後も肩関節の問題で別の整形外科で誤診されたこともあって、東洋医学の方でお世話になることが殆どです。
もちろん現代医学に助けられてる人は沢山いるので否定はしませんが、私とは相性悪いです。
でも「○○体操」の類は東洋のもホントに怖くてできなかったのです。
年齢的にも関節に柔軟性が無くなってきてるので何もしないわけにも・・・と思っていたので少しやってみます。
長くなりました。ありがとうございました。


投稿: 玉兎(ぎょくと) | 2008/02/24 13:05

こんにちは~、玉兎さん。

"ぎょくと"と読むのですね。^^

股関節はそういう状態だったんですか。
チベット体操でも、出来る範囲で無理せずに試してみて下さいね。

そもそも、文字通りの"治療"とか"治す"なんて、ぼくも考えたことないです。
みんなそれぞれ得手不得手があり、それぞれに癖があって。
みんなどこかに制限を持っています。

今の自分に、果たしてどれくらいのことが出来るのか。
今の自分が出来ることはどういったことなのか。
今、自分に可能なことを、無理なく丁寧に、まずは確かめてみること。
それは体の動きだけではなくて、生活や仕事、全般に渡っていえることなのですが。

でも多くの人は、何かしらの今の自分ではない"普通"や"理想"の自分を目指してしまいます。
今の自分をじっくりと味わうことなく、今の自分を充分知ることなく、そこから先へ進めるはずはないのですが。
だってねえ、今の自分を充分に知らない人が、もし間違って先に進んだとしても、進んだ自分を理解出来ない訳ですから。(^^;

例えばチベット体操でも、体操の儀式の最中は、その儀式の最中の感覚を十全に味わうことが必須だと思われます。
筋肉や皮膚がどのように伸び、どのように縮んでいるのか、ぎこちなかったりスムーズだったり、呼吸はどのあたりまで入ってどのように抜けていくのか、気分や体全体を包む空気感はどうか……。
別にこれらを綿密にチェックする必要はまったくないのですが、その瞬間その瞬間に感じ取れるもの、意識の視野に入ってくる感覚、意識が向かう感覚、を十全に味わうこと。
痛みが出たり無理を感じる動きがあれば、少し戻して無理がないように微調整したり。

そんな、無理のない"感覚のチェック"のような感じで行っていれば、体を壊したりすることもないですし、感覚は徐々に深く鋭敏に広がっていきます。
感覚を育てる、みたいな感じ。
で、それは。
実は、地味ではあるけれどもすご~い能力開発です。

多くの人が形や結果を求めてしまいますが、実は本当に求めているのは、それらの形や結果から生まれるであろう充実感や満足感だったりするのですが、いかんせん、それらを感じる感覚自体が育っていなければ得られないものだったりします。
形や結果にこだわらなければ、誰でも、今ここからはじめられますよね。
加齢や老化(自分のことか? ^^;)、または先天的後天的な身体的運動制限があったとしても、感覚を開発育成していくことはほとんどの人に可能です。
そして、感覚を育てていくことで、逆に身体的運動制限が緩和したり広がったりすることは多々あります。^^

なんか難しい話をしちゃったみたいですが(^^ゞ、いろいろ試してみて下さいね。(^^)/

投稿: puru | 2008/02/24 15:47

puruさん、沢山書いてくださってありがとうございます。
>今の自分をじっくりと味わうことなく、今の自分を充分知ることなく、そこから先へ進めるはずはないのですが

ホントですね。
与えられた体に感謝して、自分が感じられる全てに意識を向けてみると案外色々な世界が見えたり聞こえたり・・・。
puruさんの、病気をなさって、体が優雅に繊細になられたお友達の話はなるほどです。病気を忌み嫌う悪しきものじゃなくて新しい感覚を開くものなんですね。
強くて、なんでも早くできることが良い事だと教育されましたが、「美しさ」は習わなかったのが残念。

チベット体操の真似事をして感じたのは、やっぱり体、特に首の周りの筋肉が硬くなってるということです。
少しずつ柔らかくなっていくのを楽しみながら続けます。あと、親譲りで三半規管が弱いので、回る時にはゆ~っくりしてます。
それでも子どもの時には酔い止めも効かない程車酔いが酷かったのですが、大人になって酔い止めが効くようになりました。この今程度は維持したいです。

>実は本当に求めているのは、それらの形や結果から生まれるであろう充実感や満足感だったりするのですが、

美容整形を見るとよく分かりますね。
ちょっと例えが良くないかしら?
私で言えば、頑丈になることそのものじゃなくて、それを目指して感覚を開いていれば、吸う空気や、
目に映る光や食べ物の味やなんかも今までとは変わってくる楽しさってことになるんでしょうね。
ちょっと楽しみです。若い頃とはまた違う世界を感じてみたいです。

本当に良いHPに出会えました。
玉兎は月の兎さんのことです。月や星も大好きな私です。これからも宜しくお願いします。

投稿: 玉兎 | 2008/02/25 19:06

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