チベット体操(ツァ・ルン)第6の秘儀
2003年12月「スパスパ人間学」で放映されたチベット体操(ツァ・ルン)・第6の秘儀。
ですが、この番組はかなり駆け足的紹介で今ひとつでした。
この第6の秘儀。
回数は一回でいいのか、はたまた「若さの泉・5つのチベット体操」のように最終的には21回やる方が良いのか。
それ以前に、テレビの中で駆け足で紹介されていた「ツァ・ルン」の5つの儀式は、形は「若さの泉・5つのチベット体操」と酷似しているものの、呼吸や回数はどのようなものなのか。
実際に日々の儀式として取り入れるのには、具体性に欠ける感じでした。
2004年前半には、テレビにも出演していたソナム・ドルジェ師による、日本での「ツァ・ルン」講習会が催されたようで、その内容が是非とも知りたいところなのです。
主催者に問い合わせたところでは、ソナム・ドルジェ師の再来日は未定とのこと。
もし、日本での講習会に出席された方がいれば、是非ともお話を伺いたいです。
テレビ放映を見ただけでは厳密なやり方は定かではありませんが。
ウチでは、第6の秘儀を「若さの泉・5つのチベット体操」の最後に一回だけやるようにしています。
締めくくりとして、なかなかいい感じです。
以下は、テレビ放映をもとにウチでやっている方法を書き出したものです。
1.姿勢

左ひざを折り曲げて体重を乗せ、右足は立てひざにして座る。
図では右足カカトが床に着いていますが、実際にはカカトは少し浮かせます。
腰も図よりは深く降ろし、充分に安定させます。
この後、両腕を円を描くように下から外上方へと上げる動作がありますから、両膝は出来るだけ外に開いたポジションを取った方が良いです。
2.息を吐く(口から)


両手を水平にして、胸の前で合わせる。
息を吐きながら、両手を外上方に上げ、胸の前で合わせます。
3.4回に分けて息を吸う(鼻から)


4回に分けて息を吸いながら、それに合わせ両手を胸の方に引く。
4.息を吐く(口から)


息を吐きながら、両手を下に降ろす。
まず合わせた両手の指先を下に向け、そのまま息を吐きながら下に降ろしていきます。


息は吐いたまま、両手を外に開く。
(息は吐いたまま)両腕が下がり切ったら、両手指先を外に向かって反らし、左右水平になるまで上げます。
水平に上げる時は、大地のエネルギーを全身に吸収するようにイメージします。
4.呼吸を止める

両手で壁を押すように思いっきり力を入れ、呼吸を止める。
目をしっかりと見開き、顎も引きます。
5.深呼吸


我慢出来なくなったところでゆっくりと深呼吸をしながら両手を体の前におろす。
我慢出来なくなったら、両手の指先を鳥のくちばしのような形にして下に向け、ゆっくり深呼吸しながら体の前に降ろしていきます。
両手が下に降りきったところで、両手は握り拳にします。
以上が、テレビで紹介されていた「ツァ・ルン」第6の儀式です。
特に若返り、下半身の強化に効果があるとか。
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